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災害時に役立つ衣料品・装備品まとめ

2022年11月10日

災害時に用意しておくと便利な「衣料品・装備」アイテムです。

衝撃や危険物から体を守ってくれる装備品、雨露をしのいでくれるグッズ、作業時に役立つアイテムなど、防災やアウトドアに使えるものをまとめています。

いざというときに体や生活を守ってくれるツールとして参考にしてください。

手足の安全を確保してくれるアイテム

手袋

手袋は切ったり擦ったりする衝撃に強いものを身につけるべきです。

耐切創グローブと呼ばれるものが、それに対応しますね。

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軍足

軍足は網目状の繊維が素足を落下物や靴に入り込んだ木片、ガラス片から守ってくれます。

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指ごとに分かれているので、健康にも良いですね。

繊維も粗目なので「蒸れにくい」かと思います。

蒸れは足の疲れや怪我につながりやすいので、ベビーパウダーを振りかけておくと良いと思います。

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靴・インソール

続けて「靴」です。

通常の靴だと、災害後の倒壊物の釘などの障害物を踏み抜いてしまう危険があります。

靴の生地が柔らかいと、道路に散乱しているコンクリート片や木造の柱の破片で穴が開いてしまうリスクもあります。

そんなときは防災用や作業用のシューズが足をしっかり守ってくれます。

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通常の靴でも踏み抜き防止用のインソールを敷いておくと、同じ効果を得られますよ。

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スリッパ

次は室内用のスリッパです。

無防備な家の中で災害に遭遇した時が一番、足をケガしやすいです。

とくに就寝時の震災は寝起きの状態で対応しなければいけないため、気が動転していたり、まだ眠気があったりで、素足のままで室内を歩いてしまう危険もありえます。

震災後の室内は食器棚や家具の倒壊で、様々なものが床に散らばっている可能性があるので、安全のためにスリッパを枕元に置いておくことをおすすめします。

通常のスリッパでも良いのですが、防災用の強靭なタイプだと、より安全の確保が容易になりますよ。

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ウォーターシューズ

最後に水場の活動や水害時で役に立つ「ウォーターシューズ」を紹介します。

防水機能がついたシューズを履いておくと、水で靴が重くなることがなく、身軽に移動できます。

また水害時では汚れた水に素肌をさらすことで「衛生面」でリスクが出てきますので、可能であれば釣り用のウェーダ―を用意しておくと便利かもしれませんね。

水場の移動に役立つウォーターシューズと災害時の注意点を紹介

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頭部を守ってくれる防備アイテム

ヘルメット

そのための第一の必須アイテムは「ヘルメット」

作業時でも災害時でも、まずはこのツールを持ち出して被ることが必須です。

災害時はとくに何が落ちてくるか分からないので、必ず被るようにしましょう。

通常のヘルメットでもかまいませんし、

キャップタイプでもOKです。

段ボールタイプは見た目はカッコ悪いですが、伸縮性や弾力性に優れているので、防災用はもちろん、枕代わりにもなりますよ。

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防災頭巾

お子さんの場合は、ヘルメットのサイズや強度が合わないことがあります。

その場合は無理をせず、防災頭巾で代用しましょう。

火災や衝撃にも強いので、柔らかい児童の頭部をしっかり守ってくれるはずですよ。

防災頭巾の意味とおすすめメーカーの商品3選を紹介

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体を守ってくれる衣料品

アウトドア系の衣服

災害時やアウトドアで身につけておくと、外気や障害物から身を守ってくれる衣服になります。

防災でも兼用できる「アウトドア」系のものを揃ておくとまず大丈夫です。

上着は夏場でも長袖がおすすめです。

インナーも動きやすく、強度のあるタイプがおすすめ。

ズボンもアウトドアやワークタイプが安全ですね。

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ライフジャケット

水場の活動や水害時に用意しておくと安全なのが、ライフジャケットになります(国土交通省の認定品をおすすめします)

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防火エプロン・カバー

調理の際の着火を防ぐための防火エプロン・アームカバーがこちら。

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自宅やキャンプで火を扱う際に、誤って衣服に着火してしまうのを防いでくれます。

火災を起こしやすい、高齢者の一人暮らしに揃えておくと安心ですよ。

身につける装備品アイテム

リュック・ポーチ

身につける装備品で便利なのが「リュック・ポーチ」です。

被災時の避難や移動で、できるだけ多くのものを持ち運びたいと思うものです。

車が使えない被災時は頼りになるのが徒歩になるので、持ち運ぶための装備が必要になりますね。

そんなときはアウトドアのリュックが役に立ちます。

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リュックサックは両手が空くので非常に便利ですよね。

同じく「両手が空く」ウェストポーチも小物や貴重品を入れられるので、こちらもあると助かりますね。

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リュックで運びきれない荷物を運ぶためのワゴンがあると、車がないときの移動だったり、車までの距離を少しでも楽に歩くことができますよ。

リュックで荷物をできるだけ軽く担ぐためのポイントもまとめています。

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ヘッドライト

そしてもう一つの「あったら便利な装備品」は「ヘッドライト」です。

リュックもそうですが、ヘッドライトも「両手が空く」ところがポイントです。

頭に装着したまま両手が空くので、停電時でもトイレしやすいですし、停電になった屋内を移動するときも手が使えるので安心です。

もともと日の光の入らない炭鉱などの作業用に開発されたようなので、電気が通じない災害時の室内での仕様はもってこいですよね。

個人的にはフランスのぺツルのメーカーのものが「照射度が高い」のでおすすめですよ。

災害・アウトドア用のヘッドライトおすすめ【3選】

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生活や作業に役立つ装備アイテム

雨風や外気から体を守ってくれるテント

野外で宿泊する時の必需品です。

破損した自宅内や野外での寝泊まりに役立ちます。

雨風を凌げるだけでなく、不特定多数が集まる避難所での生活で「プライバシー」が保たれます。

テント内で寝袋や簡易ベッドがあれば、快適に夜を過ごすことができますよ。

女性でも設営しやすいワンタッチタイプの「ポップアップテント」がおすすめです。

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作業や救助活動に役立つシャベル

災害時やキャンプのあらゆる作業に役立つのが「シャベル」です。

穴を掘ったり、雪を除けたり、瓦礫を運んだり、ゴミを運んだり、物資を乗せて移動したり、身を守る護身具だったりと、野外のありとあらゆるシーンで使えます。

車中で閉じ込められた時でも、窓ガラスを割って脱出するときにも使えますよ。

折り畳み式のシャベルだとリュックに入れて携帯できるので、外出時の万が一の災害に対応できるのもおすすめポイントです。

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まとめ

災害時やアウトドアでは普段の生活と違って、身の危険につながるものが多くあります。

病院やそれに準じる施設が近くになかったり、機能していない環境では、少しのケガが命とりになります。

そのために少しでも身の安全を守るためのアイテムを普段から揃えておき、いざという時のために備えておくことが大事です。

ご自身や大切な周りの人を守るためにも、ぜひ色々な状況を想定して「装備品」の備蓄を検討してみてくださいね。

今回の情報が皆さんのお役に立てれば幸いです。


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