災害時は水道管が寸断されたりと、水不足になりやすくなります。
限られた水なので、どうしても飲用が先になりますが、避難生活が長引いてくると「汚れた服」を洗濯したくなるもの。
私が阪神淡路大震災で被災したのは真冬でしたので、幸い衣服はほとんどそのままで過ごすことができました。
水が不足しやすい災害時で困るのが洗濯物。自分が被災した時は、冬場だったのでそこまで気になりませんでしたが、これが汗が出やすい春や夏場だと大変じゃないかと思います。中でも一番肌に密着しやすい下着の処理は問題。これを解決するには・・#防災 #洗濯
— 街の防災研究家 (@bousaitarou) March 27, 2021
春や夏の時期に被災してしまうと、暑さやら湿気やら汗やらで、服や下着の汚れが大変なことになるのは想像がつきますよね。
でも大丈夫です。
これを解決するのが「使い捨て下着」なんですよ。
紙製なので使い捨てが可能。
洗濯する必要もなし!
ということで、そんな使い捨て下着を3点、以下に紹介していきましょう!
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使い捨て下着おすすめ
男性用パンツ(不織布・綿)
不織布タイプのパンツです。
不織布はマスクでも使われている素材なので、伸縮性があるのが特徴。
30枚入りで2,000円程度で、かなりお得ですね。
色合いも黒なので目立たないのもポイント。
ただ「透けてしまう」ので、そこは注意が必要。
パンツ一枚ではうろうろしないことをおすすめしますよ(笑)
耐久性は高くないので、激しく動くと破れる危険アリです。
綿タイプはボクサーパンツになっています。
不織布に比べて質感が良く、通常のパンツとそれほど変わりません。
使い捨て目的のため耐久性には優れませんが、履き心地はペーパーパンツよりも良いです。
動いても破れる心配がないのが助かりますね。
女性用の下着(ブラ・パンツ)
下着メーカーのワコールが販売する不織布のハーフトップとショーツです。
ノーブランドの同系商品に比べると、ゴワゴワ感がなく、肌触りも着心地もとても良いと評判です。
「エステで支給される下着のもう一段上のタイプ」という評価もあり、購入して損はないアイテムかと思います。
百円ショップやユニクロの下着はOK?
「百円ショップで売っている下着はどう?」
「ユニクロの下着でもいいんじゃないか?」
という意見もあると思います。
百均のものは確かにありだと思います。
ダイソーだと綿(コットン)のしっかりした下着が100円で売られていたりしますので、下手に通販で不織布を買うよりはお得です。
ただパンツは売られていても、ブラジャーやハーフトップがあるかどうかは分かりません。
下着そのものも、店舗によって販売されているかどうかが変わってきます。
もし探すのであれば、大きめの百均ショップに寄られると良いですね。
ダイソーだとネットストアもオープンしていますので、時間が無かったり、近くに店舗がない人は便利だと思います。
一方のユニクロの下着はパンツでも一つ500円から、ブラになると2000円以上が最低ラインになるので、10枚ほど買うとなると価格がグンと上がります。
しかもちゃんとした素材でできているので、一回だけ使って捨てるにはもったいない気もします。
エコ的にも気になりますしね。
ただもしお金的に問題なく、あくまで緊急用だからエコには目をつむるよというのであれば、UNIQLOの下着でも全然良いと思います。
品質的にも耐久力も問題ないですし、履き心地も圧倒的に良いですから、その選択肢もありですね。
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まとめ
使い捨てで洗濯不要、コスパが良いものとなると、通販の不織布タイプか綿タイプ、もしくは百均ショップのものがおすすめです。
お金的に問題がないのであれば、ユニクロのものでも構わないと思います。
近くに店舗がない、買いに行く時間がない、面倒だというのであれば、通販でメーカーのちゃんとした下着を数多く揃えるのもあり。
下着を清潔にすることは健康にも関わってきますので、ぜひともベストな選択をしてください。
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