災害時の健康と衛生をキープするためのグッズ&情報まとめの紹介です。
災害時は病院やインフラ機能が不全になり、物資の流通も滞りがちになります。
健康を保つためのケアグッズや医薬品も手に入りにくくなるため、普段から揃えておくことが求められます。
今回はこれまで当ブログで紹介してきた対策・情報記事をまとめて取り上げることにしました。
健康・衛生まとめ
ボディケア
水を使わずに体をキレイにできるアイテムです。
その中の一つ「ボディソープ」は災害時やスポーツ、介護などで使われています。
価格は1200円ほどで、コスパも良いですね。
体拭きタオルは「大判のウェットタオル」という感じです。
こちらも災害時やスポーツ、介護の現場で使われています。
サッと拭くだけで済むので楽で良いですね。
使い方としては「ボディシャンプーで体を洗った後で、仕上げに体拭きタオルでふき取る」流れがベストではないでしょうか。
-
-
災害時でお風呂が使えないときに便利「からだふきタオル」レビュー
続きを見る
スキンケア
災害時はこまめな肌ケアが難しい環境にあります。
とくに女性は肌荒れや保湿が気になりますよね。
そんなときに、一つで多くの用途が可能になるアイテムが役立ちます。
「IHADA(薬用とろけるバーム)」は資生堂のコスメアイテムで、高精製ワセリンをベースとしたバーム仕立てのため、保湿力はバツグンです。
肌に負担をかけない薬用成分が含まれているので安心できます。
ヘアケア
髪の毛は放置しておくと「ごわごわ」「脂っぽい」状態になりがちです。
野外の環境だとほこりやゴミ、雑菌が髪の毛に付着して不潔です。
災害時でも、普段と同じように髪の毛や地肌をしっかりケアしたいものですよね。
ドライシャンプーは水を使わずにスプレー噴射するだけで、髪の毛のべとつきを抑えてくれます。
香りのあるタイプは匂い消しにもなるので女性にはおすすめです。
ウェット手袋は手袋にシャンプー成分を含んでいて、髪の毛を手袋のままでごしごし洗うだけでサッパリしますよ。
-
-
災害時に水を使わずに髪の毛を洗える「ウェット手袋」レビュー!
続きを見る
マウスケア
水を使わずに口の中をすっきりさせてくれるアイテムです。
歯が磨けるウェットティッシュで歯の表面をキレイにしましょう。
-
-
災害時の口腔衛生ケアにおすすめ「歯磨きティッシュ」購入レビュー!
続きを見る
歯の間に挟まった細かい食べかすは、デンタルフロスを使ってこまめにケアすることが大事です(歯周病や口臭を防ぐ)
上記のものを準備できない時は液体歯磨きをぜひ。
-
-
災害時のオーラルケアにおすすめの液体歯磨きレビュー
続きを見る
ブラッシングの仕上げにもおすすめですよ。
トイレグッズ
水が使えない時のトイレは大変です。
とくに都市部のトイレはほぼ水洗式です。
無理やり流そうとすると、地震の揺れで排水管が傷ついていた場合は「漏れる」こともあり得ます。
つまり、水が止まった災害時は「水洗トイレは使うべからず」ということですね。
そんなときに便利なのが「携帯式トイレ」です。
水を使わずに汚物を処理できるので、非常時にすごく役立ちます。
避難所のトイレが満員のときや、不潔だと感じる時に使ってください。
-
-
非常用トイレおすすめ3選とトイレの作り方
続きを見る
フットケア
足や腰の疲れや違和感をケアするグッズ&方法です。
日常生活で溜まりがちな足の疲れはピークを過ぎると痛みに変わりがちです。
災害時でそれが発生してしまうと、避難や退避生活に影響を及ぼしてしまうことになります。
そうしたことを防ぐため、足の疲れを防ぐ「靴下」や、足の匂いや湿り気を防ぐ「ベビーパウダー」、足にかかる負担を緩和してくれる「インソール」の使用をおすすめします。
-
-
自衛隊用の靴下「ガッツマン」で足の疲れが激減した体験談
続きを見る
-
-
ジョンソン・ベビーパウダーで足の裏を清潔に保つ方法
続きを見る
-
-
毎日の腰痛と災害時の踏み抜きを防いでくれるインソール2種類を紹介
続きを見る
医薬品
健康を維持してくれる薬や応急キットになります。
普段使っていて、慣れているものが一番良いです。
とくに薬はかかりつけの病院でもらったものがベストです。
以下の記事でまとめていますので、ぜひご覧ください。
*薬には有効期限があるので、保管する前に必ず医師や看護師に確認しておきましょう。
-
-
災害時にもっていると役立つ医薬品&応急キットまとめ
続きを見る
レスキュー
救急キットを使って命を救う方法です。
AEDの使い方を紹介しています。
救急隊員が到着するまでの「命のつなぎ」として重要です。
-
-
いざというときに誰かを助けるための心肺蘇生法・AEDの使い方
続きを見る
エクササイズ
体力が必要になる災害時に向けて体を鍛えておくことをおすすめします。
災害時は普段よりも動き回ることが増えますし、何よりも避難する時に筋力や体力を使うことが多くなります。
いざという時に逃げ遅れたり、生活再建のために動き回る体力を確保するために、ぜひとも体操やトレーニングを日々欠かさないようにしましょう。
とくに高齢者は「足腰」「握力」といった脱出時に必要な筋力の衰えが目立るようになるので、以下のアイテムで普段から少しでも雨後しておくことをおすすめしますよ。
-
-
災害時こそ体力だ!いざというときのためのエクササイズまとめ
続きを見る
健康な方は以下の記事の体操で鍛えてくださいね(高齢者にもおすすめです)
また狭い空間で長時間座ったり、寝たりすることで起こりやすい「エコノミー症候群」を防ぐための体操も必須ですので、そちら用のケアアイテムと記事を以下に紹介しておきますね。
-
-
災害時に起こりやすいエコノミークラス症候群の対処法
続きを見る
まとめ
心身の健康維持は災害時にはとくに重要です。
冒頭でも述べたように「今日や明日を生き抜く力」「気力」に直結するからです。
そのために体を清潔に保つこと、ケガや外傷は軽いうちにケアしておくこと、体の不調を感じたら適切な薬を服用すること、が大切です。
今回の記事がそうした非常時のヘルスケアに役立つことを願っています。