いざというときの備えのために

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災害時にもっていると役立つ医薬品&応急キット

2022年3月31日

災害が起きてしまうと、建物の倒壊、水害・火災による重軽傷者で病院は一杯になる可能性があります。

電気インフラが通じなくなることで停電が起き、病院の機能そのものがパンクする危険もあります。

病院が空いていたとしても、その場所にいくための道路が使えなかったり、交通機関が麻痺していることも考えられるでしょう。

このように災害時は普段と違って、ケガや病気で病院を利用できない可能性が高くなります。

そうしたときのために、できるだけセルフケアで傷や病気を回復させるための応急処置や薬を常備しておく必要があります。

今回はそんな「いざというときのための医薬品&応急キット」を紹介したいと思います。

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災害時に役立つ応急の医薬品やキットおすすめ

消毒液

外傷時の強い味方です。

被災時の衝撃や脱出時、避難するときのケガの治療に、こうした消毒液が欠かせません。

サッとかけるだけで消毒できる消毒液は、緊急の殺菌にすごく役立ちます。

擦り傷や切り傷は軽傷ですが、放置しておくと、そこから雑菌が侵入して大きな病気に発展するリスクがあります。

しばらくは病院は通えないという想定のもと、その場ですぐに殺菌消毒しておくことをおすすめします。

他にも

・汚れた手足の消毒

・食器や衛生用具などについた除菌

にも転用できるので、消毒用アルコールや洗剤がないときの「臨時」としても良いと思います。

消毒液がない場合は、イソジンのような「うがい液」を使うのも良いかも知れません。

うがいも出来て、口内の殺菌もできるので、個人的には備蓄しておきたい医薬品アイテムの一つになっています。

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マッキン
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イソジン
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バンドエイド・包帯

傷口をサッと保護してくれる便利な応急グッズです。

ちょっとした切り傷や擦り傷を保護するのに役立ちます。

水仕事を行うときは、防水用のバンドエイドを使えば、傷口への侵入を防いでくれます。

ちょっとした道具を作る時や、家具の補修テープ代わりにも使えるので、なかなかに使い勝手が良いです。

バンドエイドに比べれば即応性に劣りますが、包帯も伝統的な傷口の保護ツールとして有用です。

骨折した時などは、患部の固定にも使えるので便利です。

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ナビス
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総合感冒薬

いわゆる「風邪薬」です。

のどや鼻の不調を感じたり、発熱を感じた時に初期の段階で飲むと、症状の緩和が期待できます。

災害後は過ごす場所によって空調の不備や温度設定の違い、慣れない環境や人間関係からくるストレスなど、体の抵抗力を奪われる機会が増えてきます。

こうなると抵抗力が低くなってくるので、風邪やのど・鼻の不調を起こしやすい状況になると考えられます。

そのときのための臨時の医薬品として「風邪薬」を常備しておくことをおすすめしたいです。

一番良いのは病院でもらっているもので、次が普段使っている市販の風邪薬です。

体に合うものを置いておくこと、使用期限もチェックしておきましょう。

・コンタック

・エスタック

・葛根湯

解熱鎮痛薬(熱さまし・痛み止め)

発熱や頭痛、歯痛など体の痛さを抑えてくれる薬です。

災害時のケガで傷口が痛んだり、ストレスで頭痛を引き起こしたりしたときに飲むと、不快な痛みを緩和してくれます。

こちらも風邪薬と同様に「かかりつけの病院でもらったもの」が一番良いです。

市販薬の場合は、普段、飲み慣れているものを用意しておきましょう。

それ以外のものを揃える場合は、以下の痛み止めの市販薬を参考にしてください(厚生労働省のホームページで紹介された市販薬の一部を挙げています)

・タイレノールA

・ラックル

・バファリン

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ライオン
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胃腸薬

下痢や便秘の緩和を目指す医薬品です。

災害時の慣れない環境から来るストレスを始め、配給でもらった食材、停電のために加熱できない食材の摂取など、胃腸に不安を引き起こす要因は多いです。

胃腸の状態が悪化すると、栄養も摂取できなくなりますし、体力を奪われていきます。

何よりも「頑張ろう」という前向きな気力が萎えてしまうのがつらいです。

災害時は「生き抜く力」が求められますので、その原動力になる胃腸の存在は非常に大きいです。

こちらも病院でもらっいている薬があれば、そちらを優先してください。

市販薬の場合もこれまでと同じく、普段飲み慣れているものが良いです。

それ以外のものであれば、自然の成分がメインの体に優しいタイプがおすすめです。

・ビオフェルミン

・キャベジン

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・大正漢方胃腸薬

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ウィスキーのミニボトル

最後に高いアルコールをもつウィスキーの紹介です。

アルコール殺菌の役割を果たすので、ちょっとした切り傷や擦り傷の浄化にも役立ちます。

雪山や寒い場所で体温を高める「気つけ」としても使えますし(アルコールで体がポカポカする)、焚火など火を起こすときの着火剤としての役割も期待できます。

眠れないときの睡眠導入剤としても良いです。

お酒を飲める人はストレス解消にもなりますし、飲めない人は温かい紅茶にほんの数滴ウィスキーを垂らすことで「香りつけ」「体が温まる」効果もあります。

普通のボトルではなく、ミニボトルである理由は「持ち運びのしやすさ」「収納性」がポイント。

消毒液だけでない、緊急時の万能液として、備蓄の参考にしてみてください。

*ウィスキーはアルコール入りなので成人の方のみでお願いします

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ミニチュアウイスキー
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まとめ

災害時の心身の不調は「生き抜く力」「気力」を奪っていきます。

日常とは違う非常時では、何よりも体と気持ちが健康であることが大事。

普段から自分や家族の健康状態をチェックして、いざというときにどんな薬や救急キットが必要なのかを検討しておくことが「生き抜く」ために必要だと思います。

今回取り上げた医薬品以外でも、持病をもっていたり、ペットの体調に不安がある場合は、そちらの準備もされておくことも強くおすすめします。

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