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災害時に役立つ防災ラジオおすすめ5選

2022年2月7日

災害で停電状態になったときは、生活インフラのほとんどが使い物にならなくなります。

私も阪神淡路大震災で被災した時は、電気が1週間ほど不通の中で生活していました。

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今と違ってスマホもなかったですし、震災が起きるという想定が街づくりに入ってなかったので、電気の復旧にはけっこうな時間がかかったと思います。

そんな中で被災生活で使う照明や煮炊きの火力は、乾電池を使ったりカセットコンロでで乗り切っていましたし、情報は車のラジオから入手していました。

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このときに痛感したのが「電気」「情報」が絶対に必要だなということ。

電気がないと生活そのものが難しくなりますし、情報がないと生活の再建に必要な知識を得ることができません。

ちゃんとした情報ルートがあると現地の噂やデマに踊らされることもなくなりますし、何よりも他の安全な地域とつながっているという安心感を得られます。

そんな二つの「安心感」を災害時に同時に確保できるのが、今回取り上げる「防災ラジオ(テレビ)」というわけなんですね。

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防災ラジオ(テレビ)が災害時に役立つ理由

スマホがあれば必要な情報がとれるよ、と思われがちですが、スマホの基地局が停電だったり災害による物理的な破壊で機能しなくなると、通信不能になってしまいます。

さらにスマホそのものの電源がなくなってしまうと、基地局が機能していても使えなくなります。

そんなときに防災ラジオがあると、最低限の情報を得ることができます。

自力で電源を確保できる「充電式ラジオ」だとより便利。

ハンドルを回したり、ソーラー機能で電気が作れて、スマホや小型電化製品に充電できるのは、停電になるような災害時ではすごく助かりますよね。

そんな非常時に役立つ防災ラジオを紹介していきましょう。

防災ラジオ紹介【5選】

【1】スターリングクラブ(乾電池タイプ)

ライト、充電機能、ラジオの「災害時に必要な最低限の機能」が揃っています。

ラジオは「現在地で受信できるラジオ放送局を自動スキャンおよびメモリ登録するATS機能」というのが売りで、ライトはもちろん標準装備してあります。

乾電池が動力源ですが、手回し充電池よりも早い時間で充電できるので、結果的に「楽に」電力をチャージできますよ。

最近の乾電池は長期保存だったり、容量が増えていたりと、昔に比べて性能が大幅にアップしているので、乾電池のみの電源でも十分にチャージャーとしての働きをこなすことができるんですよね。

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そして何よりも「見た目がカッコいい」ということ。

ラジカセみたいな見た目ですし、サイズもスマホなみ。

ちょっとしたミニチュアラジオ的な感じで面白いですよね。

個人的には「面白い」と感じる防災ラジオですね!

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【2】ソニー(乾電池タイプ)

ソニーのハンディーポータブルラジオです。

乾電池式でAMもFMも聴くことができます。

ごくごくノーマルなラジオで、充電機能もライトもついていません。

その代わり価格も充電タイプよりも低く抑えてありますし(3000円台)、ラジオを聞くという機能だけに絞ってしまえばソニーブランドは安心材料になりますよね。

ちなみに私もこのラジオを持っていますよ~

防災用に購入したソニーのハンディーポータブルラジオレビュー

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【3】ソニー(ソーラー・手回しタイプ)

ソニーの充電式ラジオです。

コンパクトなボディに持ち運びしやすいフォルムが、いかにも「ウォークマン」を生み出した「ソニー」らしいスタイルですよね。

機能は「FM・AMラジオ」「ライト」「防水仕様」がベースにあって、充電方式は「手回し」「USBによるAC充電」「太陽光充電」の3種類に対応しています。

別売りで乾電池の使用も可能になっているので、あらゆる角度からの「充電」が可能というわけですね。

なんといってもライトがボディサイドのトップについているところが秀逸で、まるでプロジェクターのようにスーッと光が当てられる風景が単なる災害用ラジオの域を超えていると思います。

手回し充電の効果は1分間の回転「ラジオ視聴:50~75分」「ライト:15分」となっており、かなりの充電効果が期待できますね。

指標になる回転数は1秒間に2回転となっているので、ここは個人差があるとは思います。

最も良いなと思う機能は「太陽光発電」(ソーラーパネル機能)で、充電式ラジオで手回しが面倒な人はこれで決まりではないでしょうか?

【4】山善(テレビ付き・手回しタイプ)

機械工具を扱う老舗の国産メーカーです(1947年創業)

通販でよく山善の家電商品を見かけますが、防災アイテムでもこのメーカーの存在感はなかなかのものになっています。

価格帯も手ごろなものが多く、製品の機能や種類も必要なものはきちんと揃えられているという印象がありますね。

実際に私の家で使っているハンディ掃除機はけっこう長持ちして、使い勝手も良いので気に入ってますよ。

そんな山善の手回し充電ラジオはテレビもついているところで、他の2ブランドより一歩先に行っています。

フォルムはノーマルなラジオタイプですが、使える機能が「テレビ」「ラジオ」「LEDライト」「サイレン」の4種類になっていて、いざというときの選択肢の幅が広いのが魅力ですね。

テレビが映ると視覚で災害の状況が把握できるので、実際に被災した身からすると、そこは大きな長所になっていると感じますよ。

確保できる電源は「乾電池(別売り)」と「手回し充電」

手回しでは、10分の回転で「ラジオ:50分」「テレビ:5分」「ライト:80分」「サイレン:90分」となっています。

流石にテレビはかなりの電力を使うので、一生懸命に回しても得られる容量は少なめですね^^;

とはいえ、災害ラジオに必要とされる機能は一通りついていますし、10年放置しても使用可能な頑丈な充電バッテリーを備えていること、テレビ付きということで、最も機能面が優れたタイプといえますね。

【5】パナソニック(手回しタイプ)

電化製品の有名ブランドによる災害用ラジオです。

シンプルかつコンパクトなフォルムは、いかにも家庭用電化製品を世に送り出してきたブランド仕様という感じです。

機能は「ラジオ」「ライト」「サイレン」

電源は「乾電池」「手回し充電」の2種類

手回しで確保できる電力は、1分間の回転で「ラジオ:14分」「ライト:3時間」「サイレン:20分」となっています。

家電製品に余計な機能が必要ないように、誰でも難なく使えるように徹底的に「無駄」を省いたスタイルが万人向きですね。

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まとめ

以上、乾電池式と充電式の2種類、5つの防災ラジオを紹介させてもらいました。

個人的にはラジオをそこまで機能は求めないよ、何かの時にちゃんとラジオを聞ければ十分だ、という人なら、乾電池式で十分だと思います。

逆にスマホを多用する人は、ゼロから電気を作れる充電式ラジオがおすすめでしょうね。

ソーラー発電やテレビ付きの物もあって、使い勝手の良さはなかなかのものです。

それぞれの好みで検討してみてくださいね!

【追記】

ちなみに山善は新商品も発売されているようです。

テレビ対応の手回しラジオですが、画面がかなりワイドになって見やすさが倍増していますね。興味がある方はこちらも要チェックですね!

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