災害対策

停電時に冷蔵庫の食品や飲料を守るためのグッズ・方法まとめ

2024年6月10日

災害時に停電すると、冷蔵庫の電気は止まります。

そうなると中の食品が保存できなくなるので、たちまち腐敗のリスクを抱えることになります。

冬場であれば、生もの以外の食品は多少の保存は可能ですが、時間の経過とともに腐敗は進んでいきます。

冷凍庫の場合は、冷蔵庫よりも保存は長くできますが、それも時間の問題でしょう。

これが夏場になると事態はもっと深刻。

最近は夏場の気温の上昇が異常なので、そういった状況に拍車をかけることが予想できますよね?

そんな停電時の冷蔵庫の中身を守るためのグッズや方法を、これまで取り上げてきた当ブログの記事をもとに、それぞれ紹介していきましょう。

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その1:保冷剤

冷凍庫に収納している保冷剤を使う方法です。

アイスクリームや冷凍食品を買った時についてくる「ミニ保冷剤」が代表的ですね。

これらを普段から集めておき、いざ停電になったときに、それらの保冷剤を冷蔵庫に移動させて、食品や飲料を保冷する、という流れです。

とはいえ、買い物でもらってくる保冷剤の多くは小さいので、保冷できる時間も短くなります。

その場合は本格的なサイズの保冷剤を揃えておくことで、より長く保冷時間が保てます。

夏場なら数時間から一日、冬場なら2日ほどが限界かと思われますので、臨時の停電対策として活用することをおすすめしますよ。

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その2:冷凍食品

冷凍食品は冷凍庫に収納されています(当たり前ですが)

ということは、冷凍された状態で保存されているということ。

食品に含まれている冷気で「他の食品を保冷する」という流れにつながります。

保冷剤と違って保冷効果は少ないですが、そのぶん、解凍していく流れでその「冷凍食品を食べる」ことができるのも、おすすめできるポイント。

保冷効果があり、なおかつ「非常食」としての役割を果たせるなんて、素晴らしいじゃないですか。

保冷剤と同じ働きをしつつ、我々のお腹を満たしてくれる保冷食品として、かなりおすすめな方法だと思いますよ。

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その3:クーラ―ボックス

魚釣りやアウトドアで活躍する「保存ボックス」を使う方法です。

氷や保冷剤を中に入れることで、食品や飲料を保冷できるという流れ。

持ち運びが便利なボックスのサイズ感なので、非常時の保冷ボックスとしてもお役立感は満載ですよね。

ただサイズ的に冷蔵庫の中身をどこまで保冷できるかどうかは不明なため、中身が多い場合は、複数のクーラーボックスを用意しておくようにしましょう。

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その4:ポータブル冷蔵庫

停電で冷蔵庫が使えなくなった時に、ポータブルサイズの冷蔵庫を使う方法です。

「ポータブル(携帯用)」の名の通り、サイズ的には小さくなります。

そのため冷蔵庫の中身を全て移し変えられるだけの大きさはありません。

そこはクーラーボックスと同じで、複数を揃えれば、移し替えれる食品・飲料の数は増えるかと思いますね。

ただ災害で停電しているため、家のコンセントからの給電はできません。

なのでポータブル冷蔵庫に「電気を供給できるデバイス」が必要になります。

電気を貯められるポータブル電源がそれに当たります。

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ポータブル冷蔵庫は車載対応のモデルが多いため、車からの給電が最も便利。

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電気さえ確保できれば、持ち運び便利なポータブル冷蔵庫は、食品の移動や保存に非常に役立つと思いますよ。

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冷蔵庫に電気を供給する方法

「冷蔵庫に給電する」ためのアイテムになります。

代表的なものとして、ポータブル電源と電気自動車が上げられます。

以下にそれぞれを説明していきますね。

ポータブル電源

事前に電気を貯めておくスタイルなので、安全性が高いデバイスです。

ソーラーチャージャーがあれば、被災時でも現地で電気をチャージすることは可能です(時間はかかりますが)

似たような給電デバイスでは「発電機」もありますが、燃料を必要とすることや、そこから生まれる換気の問題があるので、安全性の面ではポータブル電源に一歩譲る形になると思います。

大きな冷蔵庫の電気をまかなえるのか?という疑問が生まれますが、大容量モデルであれば、後述する電気自動車にも劣らない給電力をもっているのも魅力です。

以下に有名ブランド「ジャクリ」のサイトに書かれた「電気容量」についての解説を引用させてもらいますね。

大容量のポータブル電源を使えば、家庭用の冷蔵庫も動かすことが可能です。

家庭用冷蔵庫の消費電力量は、サイズが大きくなってもそれほどアップしないことが特徴です。

(中略)

1日当たりの平均消費電力量は、間冷式が750~1,000Wh、直冷式が562Whです。

1000Wh以上の容量のポータブル電源であれば、多くの冷蔵庫をまる1日動かすことが可能です。

ポータブル電源だけで冷蔵庫を稼動させた場合、最大でどのくらい使えるのでしょうか?

ここではJackery(ジャクリ)の代表的なポータブル電源を例に挙げ、冷蔵庫を動かせる時間を以下に示しました。

機種名\冷蔵庫の消費電力量 800Wh/日 1kWh/日 1.5kWh/日
ポータブル電源1500Pro(1512Wh) 45.4時間 36.3時間 24.2時間
ポータブル電源2000Pro(2160Wh) 64.8時間 51.8時間 34.6時間

ポータブル電源を冷蔵庫の稼働だけに使った場合、24時間前後であれば1500Wh程度のポータブル電源でまかなえることがわかります。

省エネ対応の冷蔵庫なら、2日近く使えるでしょう。

また2160Whのポータブル電源を使えば、平均的な電力消費量の冷蔵庫に対して2日以上電力を供給することも可能です。

「ポータブル電源で冷蔵庫を動かしたい!稼働できる時間・注意点・おすすめポータブル電源も紹介」ジャクリ公式サイト

大容量サイズのポータブル電源を使えば、冷蔵庫レベルの電気量でも十分にまかなえるということ。

上記のジャクリ製品であれば、1500W~2000Wモデルが最適解ということになりますね(以下に紹介しています)

災害時の停電・電気代の節約に役立つポータブル電源・発電機・モバイルバッテリー【10選】

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電気自動車

電気自動車は通常の蓄電池に比べて圧倒的に大容量の電源をもつため、給電に関しては全く問題ありません。

給電の方法は、車内に装備された給電コンセントに電源コンセントを差し込みか、外部給電デバイスを使って、そこから電気を通電させるという流れになります。

こちらの詳細については「東京電力」のグループサイト「Tepco」に書かれていましたので、要点を以下に抜粋させてもらいますね。

・災害時には電気自動車のバッテリーを非常用電源として利用可能

・車内に電源コンセントがない場合、「外部給電器」が必要になる

・給電方法は次の2つ「車内の100V電源コンセントを使う」「車の急速充電口に特定機器をつなぐ」

・一般的に合計最大1500Wまで使用可能

100V電源コンセントは、全ての車種に装備されているわけではない

・100V電源コンセントを備えていないEVやPHEVの場合、車体の前部や側面の急速充電口に特定の機器をつなげて、給電を行う

・外部充電器は以下の3つがある

⇒三菱の「MiEV Power BOX」:1.5kW出力、15万円程度

⇒ホンダの「Power Exporter 9000」:9kW出力、120万円程度

⇒ニチコンの「パワー・ムーバー ライト」:3kW出力、小型・軽量化

・様々な車に対応し、なおかつ車のラゲッジルームに積んで移動できるという点で、使い勝手がいいのはニチコンが販売する『パワー・ムーバー』シリーズ

・パワー・ムーバー ライトは従来モデルに比べてかなり小型化・軽量化されているので、使いやすい

【災害対策に必見】EVバッテリーから給電する方法は?外部給電器の種類や使い方を解説!より

となっています。

1500Wの給電が可能という事なので、前述の大容量ポータブル電源に匹敵するパワーですね(そう思うとポータル電源はすごい)

自動車があれば移動や運搬にも便利ですので、その分のメリットは大きいです。

以下に外部給電器を2種類紹介しておきますので、電気自動車をお持ちの方はチェックしてみてくださいね。

防災に便利な電気・水素自動車について紹介

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災害時に役立つ低燃費車とガソリン缶詰の紹介

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まとめ

以上が、停電時に冷蔵庫の中身を守るためのグッズ・方法の紹介です。

災害時に冷蔵庫が使えなくなると、被災生活の食事に困ることになりますし、備蓄食品がない場合は命の危険すらあり得ます。

救援物資や周囲のサポートがあれば幸いですが、そうでない場合を考えると、備蓄の用意もしくは今回の方法を検討されることをおすすめしたいところ。

いざという時に困ることが無いように、ぜひとも早めの準備を心がけていきましょう!

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