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停電

【停電対策まとめ】電気が止まった時の対処法を紹介

2022年3月13日

地震や台風、豪雨などの自然災害で一番こうむりやすいインフラ被害が「停電」です。

停電すると困るのは「生活インフラ」が止まってしまうこと。

具体的には、照明、冷蔵庫、お風呂、レンジ、トイレ、通信(電話やネット)などなど・・・

今回は過去に取り上げた停電対策記事をシチュエーション別にまとめて、追記情報を付記してまとめることにしました。

よければ参考にしてくださいね。

停電直後に必要な臨時アイテムはこれだ!

停電すると、全ての照明が消えてしまいます。

こうした時に危ないのが、慌てて動いて怪我をしてしまうこと。

とくに夜間に停電してしまい、それに気づいて起きた時に急に起きて動こうとすると、頭がぼうっとしているのでスムーズに動けません。

その停電が地震によるものだった場合は、床にガラス片や障害物が散らばっているかもしれません。

すると慌てて動いて足元を怪我をしてしまうリスクが増えますよね?

そうした「不意の停電」に備えるためにも、普段から以下のようなものを携帯していると便利です。

・携帯ライト(マグライト、LEDライトなど)

小型のライトをキーホルダーなどにつけて財布やズボンにつけていると、外先で停電しても明かりが得られます。

さらに夜寝る時に枕元にライトを置いておくと、夜中の停電で慌てずに行動できますよね。

枕元に置いておくべきLEDペンライトの購入レビュー

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可能であれば、ヘッドライトを常備しておくこと。

両手が空くので、暗闇を移動するときに手で周りを確認できますし、真っ暗のなかでトイレを使う時も安心して用を足すことができますよ。

災害・アウトドア用のヘッドライトおすすめ【3選】

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ほかにも「ケミカルライト」「蓄光シール(テープ)」も手軽で便利です。

ケミカルライトは折るだけで光るので簡単ですし、水に入れたコップに入れると照明になります。

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蓄光シール(テープ)は蓄光剤を塗っているので、明るい場所に置いて置くと数時間以上も明るさをキープしてくれますよ。

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さらに自宅であれば「スリッパ」を用意していくと良いですね。

自宅だと靴を脱いでいるでしょうから、停電で移動するときにスリッパを履くと足を傷つけずに済みます。

就寝時にも枕元に置いていくだけで安心ですよ。

すぐに逃げ出せる!防災用スリッパおすすめ3選

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私は折り畳み式の靴を置いて寝ているので、なにかあってもそのままそれを履いて室外に移動することを想定してますね。

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ほかにも不意の停電で役立つアイテムをいくつか紹介していますので、以下の記事を参考にしてください。

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生活に不可欠な「電源」を確保しよう

大きな災害だと復旧までに最低でも3日は見た方が良いと思われます。

発電機が設置されてある避難所やマンションであれば、最低限の電気は確保することができるでしょうが、それでも生活に必要なこまごまとした電源の確保は厳しくなるかもしれません。

そんなときに電源を自前で作れるツールがあると、すごく便利。

ポータブル電源がそれを可能にしてくれます。

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ノーマルタイプのポータブル電源は事前に電気を備蓄しておかないといけませんが、最近のものはたいていソーラーパネルがついているので、ゼロの状態から電気を確保することができます。

さらに便利なのが発電機です。

こちらもゼロの状態から電気を作ることが可能。

ただし動力源に石油が必要なので、屋内の使用は厳禁ですよ。

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そして最強なのが電気自動車(EV)

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バッテリーに貯めた電気で走行する車ですが、備蓄する電気の量が大きいので、かなりの電源が確保できるのがメリットです。

EV車の良いところは、電源の確保のほか、移動範囲や運べる荷物の量が大きくなるということ。

被災地の外に避難することも可能ですし、外部で必要な物資を運ぶのにも役立ちますよ。

もっとも手軽に電気を確保できるものがこちらです。

それが「乾電池」

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生活に必要な小物類の電源のほとんどは乾電池で賄えるのではないでしょうか?

照明に特化したアイテムとしては、水で光るLEDライトもおすすめです。

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水につけるだけで数日間点灯がキープされるので、災害時には便利です。

オン・オフのスイッチがないのですが、鍋などに入れておくとランタン代わりになりますよ。

最後が「ろうそく」です。

シンプルですよね。

でもこれが意外に役立つんです。

私も被災しているときに使っていました。

ライターやマッチがあれば使えますし、息を吹きかけるだけで消せますから。

ただし火災につながる危険があるので、水を張ったお皿などを土台にすると良いですね。

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「LPガス(プロパンガス)」も災害などの有事に役立ちます。

ガス管でつながっている都市ガスと違って「ボンベ」式なので「持ち運びができる」のが便利。

「インフラの影響を受けない」という点でも優れものです。

使える燃料も「調理」「風呂」「暖房器具」など、生活に必要な動力源として活躍します。

郊外や山間部の住宅でよく見かけますし、実際に私の両親の田舎の家も今もプロパンガスを使っています。

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電気を使わない調理グッズとしては、カセットコンロがおすすめ。

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調理のもとになる食材の多くは冷蔵庫で保冷しています。

停電が発生すると、中の食材が痛むことになりますよね。

とくに夏場は腐敗が進みやすいので注意が必要。

そのために保冷剤を使った保冷方法や、クーラーボックスの使用がおすすめです。

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ポータブル電源やソーラーチャージャー、車で電気を確保できるのであれば、ポータブル冷蔵庫の使用もおすすめですよ。

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通話・連絡に必要なツールはこれ

停電してしまうと、固定電話やインターネット環境も厳しくなります。

テレビも見れなくなりますし、スマホも基地局が被災していたり、無事だったとしてもスマホそのものの電源が目減りしていきます。

外部との連絡や情報の確保は生活以上に大切。

最低でもスマホとラジオの電源は確保しておきたいですよね?

電源そのものは先ほど紹介したポータブル電源や乾電池でも代用可能です。

そのうえでスマホであればポータブルバッテリーがあると安心。

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ラジオも乾電池やバッテリー接続でチャージできるものがあるので、それを使うことで必要な情報を確保できます。

ソーラーパネル式のバッテリーだと、さらに無限のエネルギーが得られますよね。

電源が確保できると、スマホの防災・災害情報アプリが生きてきます。

インストールしておくことで、災害に関する正確な情報の入手が可能になります。

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スマホのバッテリー充電にも使えるので便利。

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同じく「正確な情報源」の防災ラジオも必須です。

ライトや手回しの電源チャージャーがついているタイプは、いざというときの電源の確保に大きく役立ちます。

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停電時に体温調節を可能にする衣料品アイテム

停電時は気温の上がり下がりに気をつけなくてはいけません。

真冬の寒い時期や真夏の暑い時期に起きる停電は、高齢者やお子さん、健康に問題のある人にとっては「命に関わる問題」になってくるからです。

そんなときに寒さと暑さの「気温の変化を調節してくれるアイテム」は必須。

なかでも電気を一切使わずに、それを可能にするのが「着る毛布」「クールタオル」です。

どちらも衣料品になるので、身につけるだけで体温調整を可能にしてくれます。

「着る毛布」は文字通りに「毛布」を衣服のように着るデザインが施されており、冬場の寒い時期でもしっかりと体温を保護してくれます。

「クールタオル」は水に濡らして絞るだけで「ヒンヤリ」させてくれる素材を使っており、夏場の厚い時期に首にかけておくだけで「体温の上昇」を抑えてくれます。

どちらも電気を一切使わないので、使用コスパは非常に大。

停電時の体温調節アイテムとしては、ぜひ持っておきたいアイテムですね。

まとめ

以上が停電後の生活で必要になるだろう必須アイテム&情報まとめです。

電気は他の生活インフラの中でも比較的に早く復旧すると思われますので、とりあえずは今回紹介したもので対応は可能だと思います。

災害直後の大変な時期を乗り切るための緊急アイテムとして、ぜひ参考にしてもらえればと思いますよ。

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