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地震や停電時に役立つキャンピングカー情報・車中泊で注意すべき点

投稿日:2019年9月18日 更新日:

地震や台風によって、家が倒壊したり電気が停まってしまったときに、「車中泊」せざるを得ないことがあります。

車中泊の便利さは、雨水が防げることはもちろん、荷物を多く収納できて、スペースを開ければ寝ることができる点です。

さらにソーラーパネルやバッテリーを積んでいれば、電気を供給することも可能。

私自身も阪神淡路大震災で自宅が全壊した時に、しばらくは近所の立体駐車場で車中泊をしており、想像していたよりは楽に過ごすことができました。

⇒【災害体験】20年前の阪神淡路大震災で体験したこと、感じた事

今回はそんな災害時の車中泊について詳しく述べていこうと思います。

キャンピングカーで快適な避難生活が!

熊本地震のときにキャンピングカーを無性に貸し出す企業が出て話題になりました。

震災で注目のキャンピングカーはプライバシーの確保も可能

普通の車よりも大きいので広々と使えるため、狭い場所で長時間過ごすことで足に血栓ができて心臓に巡ってしまう「エコノミー症候群」の危険もなく、のびのびと過ごすことができます。

生活するために設定された車なので、プライバシーの確保もきちんとできているところも大きなポイントですね。

ほかにも「給排水設備や冷暖房、照明など、独立した生活環境を備えていること、万一の際は、家族全員で即時に移動が可能」(上記サイトの記事より) とのことで、まさに災害用にぴったりの車といえます。

そんな災害時でお役たち感満載のキャンピングカーは小型化が進んでいて、最近では軽自動車型のタイプも販売されているとか。

昨日放送されていたテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」でも、福岡県で開かれたキャンピングカーフェスタでも、軽自動車タイプのキャンピングカーの出店が目立っていて、来場者からも「コンパクトさがいい」と評判のようです。

自分の軽自動車をキャンピングカー用にモデルチェンジをしてくれる会社もあるということで、地震や台風が増える中、今後ますますこういった流れが加速することは確実でしょう。

改装だと100万円、購入する場合は290万円と、どちらもそれほど想像するよりは高くないといったところが、軽自動車タイプの良いところかもしれませんね。

では以下にキャンピングカーならびに車中泊に利用可能な車種の例をまとめておきます。

【キャンピングカー】

RVトラスト「TR500C-LH」、アネックス「リバティー52DB」、バーストナー「グランドパノラマ」

 

【軽キャンピングカー】

アトレー「旅楽」、J-cabin「ミニW」、スピナ「キャルルック」、LA-KUUN[「ラクーン」、インディアナRV「インディ727」

 

【軽自動車】

スズキ「ハスラー」、ダイハツ「ウェイク」、ホンダ「N-VAN」

 

【普通車】

トヨタ「タンク」「ルーミー」

 

【ミニバン】

トヨタ「ノア」「ヴォクシー」、日産「セレナ」、ホンダ「ステップワゴン」「フリード+」、トヨタ「シエンタ」

購入や改装以外にも、キャンピングカーをレンタルするという手段もあります。

被災時の状況で可能であれば、利用を検討するのも良いのではないでしょうか。

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車中泊で注意すべきこと

生活するには申し分のないキャンピングカーですが、皆が皆、持てるわけではありません。

改装するにしても、新しいものを買うにしても100万円単位はかかるので、防災用として買うならば、それなりに痛い出費になってしまいます。

すでに車を持っている人は、今あるもので対応するしかありませんね。

そこで災害時に車中泊をする際に注意すべき点を以下にまとめてみました。

寝る時に熟睡できるよう、シートを平らにする

座った姿勢で寝たり、傾斜があったりすると、人間は意外に熟睡できないものです。

車の中のフラット化としては、シートを倒すこと、その際に椅子の接続部分などで出てくる凸凹の部分をタオルなどを詰めたり、敷きつめるなどの工夫で可能な限り「平ら」にすることができます。

ただ停車している場所が傾斜地にあれば、車内をいくら工夫してもフラットにはなかなかできないので、そういうときは地面がフラットな場所に移動するか、ジャッキを使って車を持ち上げてフラットにするなどの方法もあります。

暑さ・寒さ対策を忘れない

夏場の暑さ対策、冬場の寒さ対策は必須です。

夏場のポイントは「暑さ」「虫」対策になりますね。

扇風機やミニ冷蔵庫は電源を車のシガーソケットからとったり、電池式やバッテリータイプのものなら、ソーラーパネルやポータブルバッテリーなどを車に置いていれば、足りない電源をとることもできます。

虫よけは、ネットタイプやスプレーなどで対応可能ですね。

蚊取り線香という手もありますが、車内が思い切り臭くなってしまうので、苦手な人は難しいでしょうか(私は嫌いではありません)

【夏場】

・扇風機

・熱さまシート

・虫よけグッズ

・ミニ冷蔵庫

冬場の車中泊はとにかく寒さ対策に尽きます。

露出した野外で一晩以上を過ごす場合は、想像以上の寒さが車全体を覆うことを覚悟しなければいけません。

地域にもよりますが、場所によっては明け方の気温が氷点下になることもあるので、防寒対策はしっかり摂っていく必要があります。

エンジンをかけたままで暖房をつけるのが一番手っ取り早いですが、降雪があるときにそのまま寝てしまうと、車のマフラーに雪が詰まった場合は一酸化中毒にかかってしまい、最悪の場合は死んでしまいます。

なので、暖房をつける場合は、必ず起きている状態で外を確認しながら、つけて⇒消すを繰り返して車内の温度をだましだまし一定に保つようにすることですかね。

あとはひたすらカイロや着る毛布などで保温していきましょう。

【冬場】

・ダウンジャケットやフリーズなどの暖房服

・手袋や足指つきのソックス

・ニット帽(大き目のサイズ)

・カイロ

・エマージェンシーシートもしくは着る毛布

非常用ブランケット購入レビュー&エマージェンシーシート5選

エコノミー症候群に注意する

狭い車内で過ごしていると、足の血管が詰まってしまい、それが心臓近くまで運ばれて最悪の場合、死に至ることがあります。

もともとは飛行機の長時間のフライトで起こる症状だったことから、つけられた症状ですが(狭いエコノミー席で座ることでかかる)、同じことが車の座席でも起こり得ます。

これを防ぐためには、座席を後ろに倒して平らな状態を作ること、それが無理なら、足元にタオルや固定できるものを置いて、できるだけ膝から下を真っすぐに伸ばせるような姿勢にすることです。

あとはできるだけ外に出て足を動かしたり、寝ながらでも足首や指を動かして血流が滞らないように運動することが大切ですね。

エコノミー症候群の対策法については過去記事で詳しく書いているので、そちらをご覧ください。

⇒災害時に起こる「エコノミークラス症候群」の予防法

また履くだけで足静脈の血流を促進する「医療用の弾性ストッキング」も市販されているので、それを着用して予防する方法もありですね。

エコノミー症候群は水分の不足も関係してくるので、できるだけ小まめに水分補給することも大切です。

その場合は尿意が出てくるため、狭い車中泊ではなかなか厳しいです。

ただそこで我慢してしまうと水を飲まなくなって逆効果なので、ここは携帯トイレでガツン!と出すものを出して、それからグビグビ遠慮なくいっちゃいましょう。

⇒【防災グッズ】災害時のトイレに必須 使いやすい「携帯トイレ」をまとめて紹介します

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まとめ

地震や台風で家に住めなくなったときのための緊急避難先「車中泊」。

避難所と違ってプライベートも確保できますし、周囲が安全であれば自宅を近くで見守ることもできるので、車中泊を選ぶ人も多いです。

通常の車の場合は車内スペースの狭さや、生活するために必要な機材の充実は望めないこともあり、そんなときのキャンピングカーという選択肢は十分にありかと思いますね。

軽自動車型のタイプも出ているということで、少人数の家族や一人暮らしの人は普通に便利かと思います。

家屋の倒壊、停電、浸水で住居に住めなくなった時に、一台あれば非常に心強し。

もちろん普通の車でも、準備次第でしっかり活用できるので、これから万が一の際のシェルターとして念頭に置いておきたいですね。

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