台風や地震で電気が止まってしまったら・・・
照明器具はもちろん、調理に必要な電子レンジや水道の水、エアコン、スマホやパソコンの電源などなど、生活面で様々な不便が生じます。
特に大切な食材を収納する冷蔵庫。
電気が通らなくなると、中の飲み物や食べ物が腐ってしまいます。
災害で街の機能が停止してしまうと、食材や飲み物の調達が難しくなります。
なので、冷蔵庫の中のものをできるだけ保って使うことが、災害後の生活を生き延びるために必要です。
今回はそんなときのための防災術を紹介したいと思います。
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保冷剤を上手く使って食材を守ろう!
この情報は昨晩(2019年10月10日)のNHKニュースウォッチ9で紹介されていた防災術です。
一般の方のアイデアとして取り上げられていたと思うのですが、見た瞬間に「これは使える!」と膝をパタッと叩きました。
方法は簡単です。
冷凍庫に保管している保冷剤を冷蔵庫に移し替えるだけ。
これだけで電気が止まったときの冷蔵庫の中身の食材を、しばらくは守ることができます。
以下に災害発生時からの流れを説明しながら、保冷材の使い方をまとめてみましょう。
①災害が発生する
↓
②電気が止まる
↓
③冷凍庫に入れてある保冷剤を取り出す
↓
④冷蔵庫に移し替える
↓
⑤一度入れたら、できるだけ開けないようにする(冷気を逃がさないため)
これだけです。
簡単ですね^^
ちなみに保冷剤というのを知らない人のために、我が家の保冷剤を写真で紹介しておきます。
左の小さなものが一般的な保冷剤です。
ネット通販やデパートで日持ちが必要な食品を買った時についてくるタイプですね。
スーパーだとドライアイスになっていることが多いので、できれば保冷剤を頂きたいもの。
袋状なので溶けても冷凍庫に入れておけば、何度でも再利用できますから。
右の大きなタイプは釣りに使うために買ったものです。
最近は全然行けていませんが、釣れた魚をクーラーボックスに入れて持って帰るときによく使っていました。
特に防災を考えていたわけではありませんが、気が付けば、我が家ではこの2種類を複数個、保管していました。
冷凍庫の中の保冷剤
もし台風や地震で電気が通らなくなったときは、これらの保冷剤を一挙に上の段の冷蔵庫に移し替えるという流れ。
写真では2個しか持っていませんが、有事には冷凍庫にある保冷剤をすべて移し替えます。
ここで分かるのは、移し替える保冷剤はできるだけ多い方が良いということ。
数が少ないと、冷蔵庫にある食材を保冷することが厳しくなりますからね。
普段から店でもらう保冷剤は、できるだけ捨てずに保管しておいたほうが良いです。
もしくは大きいサイズを用意しておけば、数は少なくても大丈夫でしょう。
アウトドアメーカーのものであれば、長時間タイプがあるので、安心して保冷を任せることができます。
冷蔵庫に保冷剤を入れてしまうと入りきらないときや、冷蔵庫そのものがない場合は、クーラーボックスに食材を入れておくのも一つのアイデアです。
中にはアイスクリームまで保冷することのできるタイプもあるので、すごく便利です。
その際はクーラーボックスに保冷剤を入れるのを忘れないようにしておきましょう。
大き目の保冷剤だと冷蔵庫に入りきらない場合があるので、事前に大きさを測るようにしてください。
まとめ
冷蔵庫の中の食材を守るために便利な保冷剤の使い方でした。
この方法は初めて知ったものなので、見た瞬間に「うぉー!使える!」とかなり喜んだものです(笑)
もともと冷凍庫に山ほど保冷剤を溜めておいたので(捨てるのが面倒だったので気が付けば)、ナイスタイミングで新たな防災術を得ることができました。
保冷剤も長時間タイプなど様々なものが出ているので、用途に応じて入手していきたいですね。
この方法は台風や地震だけでなく、雷や停電など何らかの事故で電気が止まった時も使えるので非常に便利です。
今後も長く使える防災術として、ぜひ色々な人に伝えていきたいと思います。
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