災害時には、様々な用途でテープの存在が必要になってきますよね?
ダンボールで箱を作るときや、ポリ袋をしばったりするとき、割れた窓の補修に使用するときなどなど。
テープといえば「ガムテープ」が頭に浮かびます。
ただこれは一つ問題があって、接着力が強すぎるので、剥がすときに「ノリの跡」が残ってしまうことです。
かといって、表面が紙でできたタイプのガムテープだと、接着力がいまいちで、すぐにはがれてしまうという結果になりがち・・
そんなときに大活躍するのが「養生テープ」なんですよ。
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養生テープについて
引っ越しの際に業者さんが、エレベーター内や廊下に貼っている「緑色」「白色」のテープのことです。
正確には「荷物で傷がつかないように、防護シートを敷いたりしたときに、それを接着するテープ」のことですね。
でもって、この養生テープがすごく便利なんですよ。
以下にその特徴をまとめてみますね。
・ポリエチレンでできている
・手でちぎれるように繊維を編んでいる
・粘着面の跡が剥がしても残らない
・マジックペンで文字を書いても残る
特に「手でちぎれること」「跡が残らない」というのは、最大の魅力ですよね。
我が家では普段の作業用テープとしても養生テープを愛用していますよ。
防災に使うための養生テープ
防災用としては、地震や暴風雨などで窓ガラスが割れてしまった場合に、ひびのはいった部分にテープで補修するために使うことや、破損した家具などの補修用などを想定しています。
実際に去年の関西を襲った台風の際には、窓ガラスの飛散対策に気泡緩衝材を養生テープで張り付けました。
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我が家はマンションの高層階にあるので、普段でも風が強めに当たるため、このときもマンション全体が少し揺れたような感じもあって、窓ガラスも暴風雨が当たって衝撃がかなりありました。
なので窓ガラスの飛散対策用にテープを×の形に貼ったうえで、その上に気泡緩衝材を張り付けて二重に防災対策を施していました。
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台風や暴風雨で窓ガラスを守るための気泡緩衝材レビュー(プチプチシート)
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幸い、窓が割れたり、ひびが入ることもなく、なんとか事なきを得ましたが、今後は気候の変動で暴風雨が通常レベルになるという情報もあり、こうした防災対策がどの地域でも必須になってくると思います。
養生テープ「実践編」
話が長くなりましたが、これから「養生テープ」を実際に使うとどうなるのか?をご覧にいれます。
防災対策用にガラスにテープを張った後、それを剥がすときにガムテープだと、確実に跡が残ってしまいます。
実際に我が家でも用意していた養生テープの数が足らなくなって、残りの窓にはガムテープで補修していました。
しかし台風が去ってからテープをはがした時に、思い切り接着面のノリの跡がガラスに残ってしまい、キレイに剥がすのにえらく難儀した覚えがあります。
ガラスに残ったテープ跡
しかし養生テープを張り付けた窓は、剥がすときもスムーズで、後もまったく何も残らないのです。
養生テープ
建築現場や引っ越しでよく見るグリーンのタイプのほうが安かったのですが、窓ガラスに貼ることになるので、できれば目立たない白テープがよいかと思います。
普通のガムテープに比べて柔らかめで、表面に編み込みのような模様が細かく刻まれているのが見えます。
これが手で破りやすいように設定された「繊維の編み込み」なのでしょうね。
実際に簡単に指でちぎれます。
これを床に貼ってみて、
剥がしてみます。
非常に簡単にぺリリと剥がれていきます。
もちろん剥がした後も、接着面のノリの跡は全く残りません。
フローリングの木目の床なので、普通のガムテープでも跡は残らないよ!という声が上がることも想定し、窓ガラスに貼ってみました。
剥がしてみましょう。
綺麗にはがれて、跡も残りません。
先ほど見せた、普通のテープを張り付けた後に剥がした後のガラス面とは大違いですね。
通常のテープをはがした跡
養生テープをはがした跡
ガムテープに比べても、粘着力は劣らずに十分にあるので(強力なものに比べると、少し落ちますが)、もうこれからは養生テープ一択じゃないでしょうか?
まとめ
粘着力、剥がしやすさ、剥がした後の接着面の美しさ、どれをとっても防災用にうってつけの養生テープ。
今や普段の生活でも、ガムテープが必要なシーンでは、我が家では養生テープを使用しています。
ちぎりやすいというのもポイントで、普段のちょっとした小さいものの補修や、接着で使うときでも、テープを4分の一ほどの大きさに手でちぎって使っています。
なので、ガムテープよりは少しだけ価格はあがりますが、利便性を考えると、もう手放せない感じですね。
普段用にも、防災用にも、かなり幅広く使用できるテープですので、まとめ買いで揃えておくことを強力にお勧めします^^
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