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【非常食リユース】備蓄食品のアレンジ料理を紹介

2022年1月17日

賞味期限が切れたり、迫ってきている備蓄食品(非常食)の使い道って、皆さんどうされていますか?

多くの人は「食べる」「廃棄する」方向で処分していると思いますし、私も過去に何度も備蓄用の食品を早めに食べたりして使い切るようにしてきました。

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そんな謎多き「賞味期限間近の備蓄食のその後」についての有力情報をテレビ番組で発見したんです。

それはNHKの朝の情報番組「あさイチ」で取り上げられていた「防災用備蓄食品のアレンジ料理」。

まさに我が家でも備蓄してあるアルファ米や非常食を再利用している情報が伝えられていて、これは役にたつな~と感心しましたよ。

今回はですね、その番組内容のポイントをかいつまみながら紹介していこうと思いますよ!

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備蓄用食品の再利用法

冒頭で紹介されたのが、こちらの料理です。

・トマトとウィンナーのポタージュ

・牛肉の大和煮とポテトのグラタン

どちらも実に美味しそうな見た目になっていて、しかもこれを帝国ホテルの元総料理長の方が作ったということで、その味も凄いものだと想像できます。

これらの料理のオリジナルはもちろん「備蓄用の缶詰・レトルト食品」

こういった防災用の備蓄食品は長期保存ができるとはいえ、消費期限が迫って来ると、その後の処理に誰もが困るものです。

それを上手く活用するにはどうすれば良いのか?

そのアイデアの一端が先ほどの料理になるわけですね。

次に紹介されたのが、ある不動産会社の社員用の備蓄倉庫。

ここでは社員1000人分・3日分の食料が備蓄されており、いきなりここで「なんと意識の高い会社なのか!」と別の意味で感心させられました(笑)

そこで備蓄されている食品の数々はこのブログでも紹介してきたお馴染みの物で、長期保存用のカゴメ野菜スープや野菜ジュース、尾西のアルファ米シリーズなやパンなどなど。

そんな備蓄食品を消費期限の一年前を目安に新品と交換しているということなんです。

ただ1000人分を3日分の備蓄量になるので、その数はかなり膨大です。

社員さんに配ったりして再利用しているそうですが、それでも数が多いので賄いきれないとのこと。

そこで「寄付」という形で、そういった食品の無駄を省いているというのです。

寄付先で取り上げられていたのは「JEFO Donation」という会社。

「賞味期限に近づく備蓄食品等を有効活用して、社会貢献と廃棄量の削減に取り組みます」

という社是をもった会社で、企業や自治体から寄付された備蓄品を掲載しています。

このサイトを通じて全国のフードバンクやこども食堂に渡しているということだそう。

なので一般の消費者が購入できるECサイトではなく、本当に困っている場所に寄付で集まった備蓄食品を提供するという形になるようですね。

他にも大学の学生食堂でも再利用してもらおうと、寄付で集まった備蓄食を提供することを始めたそうです。

備蓄食品の美味しいアレンジ料理

大学の食堂に提供された備蓄食品は「リメイク定食」として、きちんとメニューになっていました(400円だそう!)。

見た目も美味しそうで、調理を担当しているコックさんも「最近の備蓄食品は味付けがしっかりしているので、手間をかけずに調理できるので助かります」と褒めていましたね。

具体的なメニューしては、

・フリーズドライのシチュー

・即席パスタ

をお湯で戻し、ふたつをブレンドしてグラタン風に仕上げていましたね。

他にも備蓄用の乾燥ジャガイモを使ったコロッケ、アルファ米の五目ごはんを釜で炊いてキノコを入れた「混ぜご飯」など。

これをメニューにして出したところ、学生さんにも人気で、非常食とは思えない味わいと褒めていました。

この試みで「いいな」と思ったのは、単に備蓄食の有効利用だけでなく、それを使った料理を通じて防災にも意識が向くということ、食品の無駄な廃棄「フードロス」を防ぐことににもつながるということです。

まさに「備蓄食品」を通じた「食育」につながるなと思いましたね。

最後に帝国ホテルの元料理長による備蓄食品の家庭料理も紹介されていたので、以下にまとめておきますね。

【五目ごはんのオムライス】

(材料)

アルファ米の五目御飯、やきとりの缶詰

(作り方)

①お湯で戻したアルファ米五目御飯と、小さくカットしたやきとりをフライパンで炒めて、ケチャップと塩コショウで仕上げる

②スクランブルエッグを作り、五目御飯と焼き鳥の炒め物の上に乗せる

③完成

見るからに美味しそうで、さすがは元有名ホテルのシェフの腕前という感じでしたね。

こうした備蓄食品のアレンジ料理は、以下のサイトでもレシピが1月20日(木)から公開されるようなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

NPO法人「全国こども食堂支援センター むすびえ」公式ホームページ

まとめ

番組では他にも色々な備蓄食品のアレンジ方法が紹介されていました。

アルファ米シリーズに野菜ジュースやスープ、お茶を混ぜたり、サバの缶詰に切り干し大根や乾燥わかめを和えたものものなど、ちょっとしたアイデアで美味しいものができることが知れて「おおお!」となりましたよ。

アルファ米の五目御飯+野菜ジュース

アルファ米の白飯とフリーズドライのもずくスープ+お茶

さばの缶詰+切り干し大根+乾燥わかめ

簡単にできそうなものばかりなので、実際に自分でやってみようと思う気になりますよね。

防災食品のアレンジとしては、今まではパッククッキングをメインに考えていましたが、これからはこうしたアルファ米やパスタ系のアレンジものもどしどし加えていきたいと思いますね!

ぜひ皆さんも日々の防災対策に取り入れてくださいね!

*今回の放送内容は番組公式ホームページの「見逃し配信」でも見ることができます(要登録)⇒あさイチ「知ってます?いまどきリユース」

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