先日、久しぶりに防災食料品の総点検を行いました。
耐久品の多くはまだまだ使用に耐えるものばかりでしたが、食品関係では、いくつか賞味期限が近かったり、切れていたものを見つけたので、それらをローリングストックすることにしたのです。
ローリング・ストックとは、
・普段から少し多めに食材、加工品を買っておき、使ったら使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量の食料を家に備蓄しておく方法
・食料等を一定量に保ちながら、消費と購入を繰り返すことで、備蓄品の鮮度を保ち、いざという時にも日常生活に近い食生活を送ることができる
というものです。
我が家では防災グッズの入れ替えの際には、昔からこの方法をとってきたので、今回もその恒例行事といった感じでした^^
で、そのターゲット(?!)となったのはこちらの品。
5年か6年前にホームセンターで購入したもので、実はあまり存在自体を覚えていなかったのですが(汗)、パット見て普通に賞味期限が切れていたために「これは駄目だな」と判断し、袋から取り出しました。
賞味期限が「2018年8月10日」となっているので、3か月ほどオーバーしていますね。
「ふっ、3か月か」
それを見てフフッと余裕の笑みを浮かべる自分がいました。
というのも、かつて消費期限が10年以上も過ぎたものを食べた経験が頭をよぎったからです。
⇒賞味期限が切れた非常用保存食を食べてみた!~マジックライス『五目御飯』
(あのときの10年の月日の流れに比べれば、3か月など可愛い赤子のようなものよ、ふふふふふ)
そんな不敵な笑みを浮かべながら、私は缶の蓋を開けて中身を食すことに決めました。
プチ禁断の扉というやつでしょうか?
賞味期限3か月間の味の経過は如何なるものに!
ではいきましょう!
*本サイトの記事内に広告が含まれる場合があります
災害備蓄用パンの実食レビュー
原材料です。
これを買って食べることで、福祉業界に貢献できれば幸いであります。
では開封の儀を!
おおおお!
パンがそのまま入ってますね!
2個入りです。
香りは少し酸味が強めっぽい気がします。
どちらかといえば、チョコレートで感じるサワーな風味というのでしょうか。
意外にふっくら&しっとり感があります。
手のひらサイズ。
ちぎってみました。
早速、味わってみますと、まず「ほんのり甘め」で「さっぱりした」味わいがきます。
次に「ココアバター」の風味が効いていて、これがなかなか美味しいんですよ。
さらにパンの生地がほんのりと「しっとり」しているから、飲みもので口と喉を潤さなくても、そのまま食べられる感じがあります。
とはいえ、多少のパサつきはありますから、できたらコーヒーとかがあればベターですかね。
全体的には、軽すぎず、でも重すぎず、ほどよい食感と食べごたえで、最後まで美味しく頂けましたし、お腹もけっこう膨らみました。
賞味期限が3か月過ぎたことによる「味の劣化」は特に何も感じなかったので、こちらも無事クリアできたということになりますかね^^
まとめ
備蓄用のパンは初めて食べましたが、意外に美味しくて甘みもあり、これはなかなかの優れものだなと感じました。
備蓄食といえば、たいていが「ご飯」系になりがちなので、こうした小麦系のバリエーションも加えておくと、災害時の避難での食生活にバリエーションを与えることができますしね。
紅茶やコーヒーと一緒に食べても美味しいので、朝食にはぴったりでしょう。
質感もきっちりあり、5年間の保存が可能なことと、軽量であること、お腹もしっかり膨れるので、野外での行動食としても向いています。
これはぜひ続けてストックを買い足しておこうと思います^^
賞味期限切れの保存食まとめ【実食レビュー紹介】
続きを見る