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地震でガラス片をまき散らさないための割れない鏡・飛散防止フィルムを紹介

2022年6月20日

地震の揺れで鏡が割れると危険です。

鏡台や鏡をはめ込んだタンスが倒れると、鏡も倒れた時の衝撃で割れてしまいます。

ガラスと同じように破片があたりに飛び散り、足や手を切ったりしてケガをしてしまいます。

大きな災害時は病院も機能していないことが考えられるので、たとえ小さな切り傷でも安心してはいけません。

ましてや鏡やガラスの破片は自分で思った以上に深い傷を負ってしまうので、普段から「割れない」ように用意しておく必要があります。

そのための用意は2つあります。

今回はそのどちらも紹介していきます。

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地震でガラス片をまき散らさないための防災アイテム

割れない鏡(フィルムミラー)

鏡というと、落としたり、衝撃が加わると「バリ―ン!」と割れるのが普通です。

鏡の仕組みは「ガラスの板」と「銀のうすい膜」で出来ているので、ガラスの素材部分が割れてケガのもとになるわけです。

しかしこの鏡はガラスの代わりに透明度の高い極薄ポリエステルフィルムを使用しているので「割れる」心配はありません

軽量で持ち運びも便利なので、高齢者や女性、子供でも安全安心に移動させることができるのもメリットの一つですね。

鏡としての役割もなかなかのものです。

フィルムの裏側にアルミを蒸着させることで光を反射させて、ガラスの鏡と同じ効果を生みだします。

フィルムをアルミフレームに中空張りにしてパネルのように仕上げており、通常の鏡と変わらない映り映えを味わえます。

体育館やスポーツジムなど、動きの激しい場所でも利用されていて、効果は実証済みだとか。

リフェックス製は日本製になるので品質面でも安心ですね。

デメリットがあるとすれば、多くのレビュアーが指摘しているように「フィルムなので鏡よりは歪みが生じやすい」「傷つきやすい」というところ。

サイズが大きくなればなるほど、デメリットは出てきやすくなります。

ガラスではなくフィルムなので軽量な分、表面の摩擦や衝撃で傷がついてしまうリスクはあるでしょう(割れないにしても)

あくまで「倒れやすい」「揺れの衝撃を受けやすい」場所に限定して設置するのがベストかもしれません。

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もし鏡をそのまま使い続けたいというのであれば、次に紹介する飛散防止フィルムが無難だと思います。

飛散防止フィルム

ガラスに貼って衝撃による飛散を防ぐためのフィルムです。

その名の通り、窓ガラスへの仕様が基本になっていますが、鏡でも可能です。

鏡も素材がガラスになっていますので(銀の薄い膜と)、窓ガラスと同じ要領で応用できます。

このフィルムを使うメリット「透明度を保持しながら、飛散を防止する」というところです。

薄いフィルムなので鏡に貼っても違和感がありませんし、姿見としての役割も果たすことができます。

万が一、落下したり衝撃を受けても、フィルムの内側で割れるだけで、その破片が周りに飛び散ることがありません。

鏡やガラスのケガで怖いのは、破片で切り傷や刺し傷を負ってしまうことですので、少なくとも飛散が防止できるという意味では、防災的には完璧だと思います。

デメリット「きちんと貼り付けないと、たわみや歪みができてしまい、鏡の効果が半減する」というところです。

ガラスに貼る際も同じですが、実はこのフィルムは貼り付けるときが結構一苦労です。

表面のゴミや汚れをとって、その上に歪みが無いようにピンと張りつめて貼っていかなければいけないので、サイズによっては一人では面倒なこともあります。

鏡の場合が面倒なのは、貼り付けた後にフィルムが歪んでいると、「姿見」の役割を大きく失ってしまう事でしょう。

なので、貼り付ける際の前準備や、貼る際の慎重さはけっこう求められます。

上手く貼れるという前提でなら、ガラスの飛散を防止できるフィルムは鏡の「姿見」としての役割、破片の飛散防止としての「防災」の役割の両方を兼ね備えており、かなりお役立感は高いと思います。

我が家の玄関の鏡も「割れない鏡」or「飛散防止フイルム」導入を検討中

我が家も玄関のすぐ脇に鏡付きの靴箱があります。

靴箱と天井との間につっかえ棒を挟んでいるので、倒れることはないと思いますが、揺れで鏡だけがはめ込みから飛び出してしまうリスクもあります。

この鏡が割れて破片が床に飛び散った場合、玄関わきにあることを考えると、脱出する時に明らかにケガのリスクが生じます。

ツイッターで紹介したときは、応急処置として新聞紙を貼っていますが、もし衝撃で割れてしまうと鋭利なガラス片が新聞紙を破って外に出てきてしまう危険もありますからね。

なので、今回取り上げたアイテムのどちらかを実施しようと検討中です。

実施した際は「追記」という形で紹介するとしましょう。

まとめ

鏡は窓ガラスに比べ、家の中で占める数や面積の割合は少ないです。

ただ設置してある場所が水場だったり、玄関脇だったりすることが多いので、災害後の生活や脱出時の行動で不便を生じたり、ケガのリスクを負うことになりかねません。

冒頭で述べた通り、災害後は病院機能が停止しているか、機能していてもケガ人や病気の患者さんが殺到することが予想されます。

大きな災害後であれば、薬や医療器具の不足もあり得ます。

なので「できるだけケガや病気をしないこと」が災害時の鉄則になります。

その意味で余計なケガをしないことも「防災」の一つといえますね。

鏡やガラス片によるケガは今回紹介したような方法で事前に予防できます。

何もない今の内からこそ、来るべき地震や災害への備えを家庭内で行って頂ければと思います。

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