防災・環境テクノロジー

折り畳めて簡単に作れるインスタントハウスの情報まとめ【被災地で役立つ】

2023年6月16日

引用元:ライフル公式サイト

テレビ東京の人気番組「カンブリア宮殿」で取り上げられた「インスタントハウス」についての情報です。

インスタントハウスとは「材料を折り畳める(施工前)」「簡単に作ることができる」「断熱材を利用しているので居住性に優れる」簡易住宅になります。

災害用の住宅として開発されたインスタントハウスは、実際にトルコ・シリア大地震でも現地に送られて役立っています。

この住宅を扱うのが「ライフル」という住宅会社になります。

「カンブリア宮殿」では、一般的な住宅を借りる際に不利になりがちな「住宅弱者」をサポートする企業として取り上げられており、その流れでインスタントハウスの情報もピックアップされたという形になります。

被災地で活躍する簡易住居ということで興味をもちまして、今回はその製品の詳細と会社の事業内容を紹介していきたいなと思います。

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インスタントハウスの特徴

名古屋工業大学の教授で、建築デザインが専門の北川啓介氏が考案したそうです。

東日本大震災で長期間避難所生活を余儀なくされた被災者の「早く住まいが欲しい」という声を受け、「簡単に建てられる住宅」を目指して開発したのが「インスタントハウス」ということ。

特徴は、

・高さ4.3m、広さはおよそ20平方メートル

・重さは480kg

・大人5人が集まってくつろげる広さ

・雨や風を凌げる

・断熱材を使うため、冬は暖かく、夏は涼しく過ごせる

となります。

作り方は、

袋状のテントシートを地面に設置する⇒空気を送り込む⇒でシートが膨らむ(約5分)⇒内側から断熱材を吹き付けて固める⇒完成(4時間程度)

と非常に簡単。

畳むとコンパクト&軽量になるため、持ち運びが簡単というメリットもあります。

テントほどではないですが、仮設住宅に比べると格段に設置の労力やコストが軽減できるのが大きいですよね。

さらに

「建築基準法上」では「工作物」にあたります。つまり、一時的に設置するテントや倉庫と同じ扱いになるため、空いている土地があれば簡単に建てることができつ

ということで「テント以上、仮設住宅未満」のコストで作れるという素晴らしさが魅力だなと思います。

インスタントハウスを扱う会社がライフル

名古屋大学の教授が開発したインスタントハウスを扱うのが「ライフル」です。

ライフルはリクルートの住宅部門企業の社員だった井上さんが、1997年に設立した会社です。

インターネット黎明期にいち早く「住宅情報を一覧できるサービス」を立ち上げ、苦労の後に7年で軌道に乗せた歴史があるということ。

そんな「ライフル」が特に力を入れているのが「住宅弱者をサポートする事業」

家を借りるのが難しい(審査で落とされる)障害者の方をサポートする事業を紹介していました。

他にも様々な事情で住居を借りるのが困難な状態にある人向けに複数の事業サービスを立ち上げており、住宅業界を通じた「世直し」を志す社長の思いが形になっています。

メイン事業である「住宅・不動産ポータルサービス」とともに、社会的弱者をサポートする事業を数多く運営するライフルは、若手を中心に新たなサービスを展開しており、今後も伸びていく会社だなと感じました。

そんなライフルが扱う「社会事業」の一つが「災害地への住宅支援」になります。

その具体的なアイテムが「インスタントハウス」です。

インスタントハウスの特徴は先ほど挙げた通りで、簡単に組み立てられてどこにでも設置できるメリットをもっています。

開発者である北川啓介氏との関係は詳しくは述べられていなかったのですが、おそらく教授が考案したインスタントハウスのアイデアをライフルが製品化の段階で「協力・協業」した形での両者のコラボだと思われます。

ライフルのホームページでも販売されており、以下が簡単な概要になります。

・着工から完工までわずか数時間

・一年中快適に利用できる

・どこでも設置できる

・サイズと価格

「Sサイズ(5㎡):1,100,000円」

「Mサイズ(15㎡):1,870,000円」

「Lサイズ(20㎡):2,585,000円」

・オプション

「木扉」

「家具パッケ―ジ」

「カラーバリエーション」

「形状バリ―ション」

インスタントハウスの商品概要(ライフル公式サイトより)

注意点としては「折り畳み」はできるけど「一度施工したものは折り畳めない」ということ。

また「火気厳禁」だったり、耐用年数も「現状算定できていない」ということもあり、あくまで「災害用の緊急住宅」としての使用に限られるのかなという気もします。

ただ今後は利用者や利用機会が増えて、実際の居心地や作りの限界などのデータが出てくるでしょうし、それに応じて製品のバージョンアップが成されていくのではと思います。

一般の人が利用するのは、そうした時でも遅くないのかもしれませんね。

余裕があれば避難用にインスタントハウスを

今のところは価格的にも性能的にも、国や自治体、団体や企業の利用がメインだという印象を受けました。

とはいえ、軽量でどこでも設置出来て、簡単に組み立てられる作りは、従来の仮設住宅と比較しても各段に便利になっていますし、テントよりも住居性に優れているという面でも画期的な製品であることは間違いないです。

一般ユーザー視点としても、もう少し価格が下がって利用法も簡素になれば、防災用として購入したいなと思わされますよね。

そうなれば、テントの一段上のレクリエーション用ハウスとしても利用価値があると思いますし、夏の避暑地でのセカンドハウス的な使い方も可能なんじゃないかなと。

防災でもアウトドアでも大きく役に立つ魅力をもつインスタントハウスということで、今後の改良&バージョンアップに期待したいです^^

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