防災用の備蓄下着として購入した100円ショップのパンツ(トランクス)と、普段使っているユニクロのパンツの性能の違いを比較してみました。
以前に紹介した「水が不足する災害時でも、洗わずに使い捨てできる下着」の続編になります。
被災時やアウトドアに便利な洗濯不要の使い捨て下着を紹介【3選】
続きを見る
100均のパンツを実際に履いてみた感想と、ユニクロパンツとの違いを詳しく紹介していきましょう。
*本サイトの記事内に広告が含まれる場合があります
100均ショップのパンツとユニクロのパンツ比較レビュー
100円ショップのパンツ
こちらが100円ショップで購入したパンツです。
一見すると、普通のトランクスに見えますが・・・
生地は想像以上に「ペラペラ」です。
素材が100%ポリエステルなので、衣服としての「優しい触れ感」をまったく感じません。
履いていても、ちょっと無理な姿勢をすると「破れそうな」感覚に襲われます。
ポリエステル生地は「伸び」がほとんどないので、それが「動きづらさ」を感じる所以でしょう。
さらに通気性があまりないのも、夏の暑くて蒸れる時期の使用に難があるかもしれません(汗で股間部が不衛生になりやすい)
とはいえ普通に履いていれば問題はないかと。
むしろ「破れやすさ」でいうなら「紙パンツ」のほうがリスク」は高いです。
こちらはあくまで化学繊維。
まがりなりにも一定の強度はありますからね。
ユニクロのパンツ
続いてユニクロのパンツです。
一枚590円です。
100円パンツの約6倍の価格ですから、そのクオリティも6倍です。
本体は「綿」ということで、通気性も動きやすさもポリエステルとは格段にレベルが上ですね。
肌への優しさもありますし、安心して下半身を任せられる「日常感」を感じ取ることができます。
ただあくまで「普段使い」用の下着なので、災害時に使い捨てにするにはもったいとは思うのも事実。
最終的な結論は・・・
比較の結果
・使い捨てにするなら圧倒的に100均のパンツ
・肌触り・伸縮性・通気性を求めるなら圧倒的にユニクロのパンツ
⇒どちらも用意しておくべし
ということになります。
用意する比率としては
100均パンツ:5
自宅のパンツ:3
ユニクロのパンツ:2
がベター。
使い捨てできる紙パンツよりも性能は上で、見た目もそれなりにパンツっぽいのがおすすめポイントです。
自宅パンツは「慣れた下着」ということで「心の安定感」につながるというメリットあり。
ユニクロのパンツは「機能性でナンバー1」の品質を持っていますので、いざという時の頼れる相棒になりますね。
まとめ
100円ショップのパンツは、紙パンツに比べれば「履きやすい」という利点があります。
普通のパンツに比べると多くの点で劣位が目立ちますが、基本的なパンツとしての性能は普通にこなしてくれるので、気になるのはあくまで「履き心地」。
私個人は長く履いていると気にならないように、他の人もいざ被災という場面に成ったら、それなりに慣れていくと思いますよ。
あとは「使い捨てにできる」「洗濯に余計な水を使わなくて済む」のは防災用として大きなメリット。
トランクスタイプは女性でも履けますし、避難所など不特定多数の人と過ごす場合は、男性ものの下着を身につけることで「性犯罪」を予防する働きがあると思います。
その意味で100円ショップのパンツ(トランクス)はおすすめ。
手軽に安く大量に買えるので、男女ともぜひ多めに揃えておくようにしましょう。