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栄養バランスに優れて保存しやすいシリアルのパッキング方法

2020年3月27日

非常食といえば長期保存に向く缶詰やレトルト食品が思い浮かびます。

年単位で保存できる食品は確かに備蓄には便利。

でも多くの保存食はカロリー重視で、ビタミンやミネラルなどの栄養に偏りが出てしまう面も否めません。

そんなときに意外に役立つのがシリアル。

朝食用に作られた食品なので、朝の活動に最適の栄養分が豊富に詰まっています。

重さもなくて乾燥食材なので、消費期限内ならば腐る心配もありません。

しかも普通の保存食に比べて値段が安くて量もあるのが良いところ。

保存期間は長くて半年と少なめですが、消費期限が近付けば食べてしまって、次の新しいシリアルを買って保存できる手軽さもポイントです。

今回はそんなシリアルの紹介と、保存用に小分けする方法を紹介します。

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非常食向きなシリアルの紹介

非常食に良いシリアルはコーンフレークではなく、フルーツや穀物が入ったグラノーラ系や、食物繊維が豊富なオールブラン系がおすすめです。

今回は近所のスーパーで売っていたカルビーの新製品を購入しました。

さらにそれを保存するためのジップロックも百円ショップで購入。

シリアルの中でプロテインを打ち出したものは初めて見ました。

タンパク質は体を作る大事な栄養分。

これをシリアルで取れるということは、非常時の行動力に弾みをつけてくれそうな予感がしますね(動き回ることが多いので意外に疲れます)

主要原料は「大豆たんぱく、オーツ麦、ライ麦、ココナッツ、豆乳、アーモンドパウダー、小麦ふすま、玄米粉・米粉、コーンフラワー」になっています。

栄養成分もタンパク質と始めとして、脂質、糖質、食物繊維、ミネラル、ビタミンが満遍なく入っているのも嬉しや。

朝食シリアルの良いところは、栄養分もさることながら、食べやすいように甘く仕上げてくれているところです。

香りもキャラメル風で美味しそう。

食べてみると、バリボリと程よく固くて食感が最高で、これだけでストレスが解消できます。

味わいは豆やかぼちゃの種などの植物風味が強めですが、シリアル全体をオイルで仕上げているので、美味しさを生み出す一つ「油」の風味で満足な気分になれます。

これを移動時や小腹が空いたときにバリボリ食べることで、非常時の栄養補給とストレス解消につなげるわけですね。

でもこんな大袋のままだと携帯しずらいので、ジップロックに入れて小分けするという塩梅です。

4人分の家族を想定して小分けしていきましょう。

4人分の小分けが完成です。

このままでも良いのですが、Mサイズを買ったので少し隙間が空いているのが気になります。

こういう時は少し折りたたんでコンパクトにすることも可能。

これでシリアル防災食の準備完了です。

あとはリュックに入れて、移動しながらボリボリ食べていきましょう!

まとめ

意外に非常食向きのシリアルと、そのパッキング方法を紹介しました。

シリアルは決して長期保存食ではないので、あくまでサブ食材として使うのがベスト。

色々な種類があるので、できるだけバランスよく栄養分が入っているものを選ぶとよいと思います。

今回はたまたまスーパーで見つけた新製品を手にして試してみましたが、プロテイン入りなのでエネルギーチャージにもすごく良いなと感じましたね。

パッキング法はジップロックを使ったもので、チャック式なので開閉がすごく便利。

湿気が気になる場合は、中に乾燥剤を入れておくか、冷蔵庫に保存しておけば長めに持つでしょう。

価格も高いものではないですし、数か月~半年後に賞味(消費)期限がきたら食べて、また新しいものを補充する感じのローリングストック方式でいきましょう。

ぜひともご家庭の防災グッズや非常食のレギュラーメンバーにお加えください。

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