野外作業の友、ショベルの紹介です。
ショベルといえば、土を掘ったり持ち運んだり、地面に散乱した遮蔽物を除けたりするのに大いに役立つ万能ツール。
普段の生活でも庭仕事で使うこともありますし、工事現場でも作業用に必須の生活・仕事アイテムとして広く支持されています。
今回はそんなショベルの利便性がさらに増したバージョンをレビューしていきたいと思います。
目次
折り畳み式ショベルの紹介
キャンプ用に購入したショベルです。
サイズは両手でもって少し余るくらいの大きさ。
重量は少し「ズシリ」と感じます。
ショベルといえば長さがあって、肩にかついで「えんやこら~」と現場を練り歩く工事現場のおじさんをイメージしますが(それはツルハシか笑)、このショベルはもっとスマートでクレバー。
なぜかというと・・・
折り畳み式だからです!
ご覧の通り、椅子のようにコンパクトに収納されています。
これをどのように使うのかというと、
持ち上げて
伸ばして
伸ばし切るべし!
でもこれで終わりではないのですよ。
私も始めて使ったときは一瞬「ん?」と思いましたが、それはショベルの先の部分が「ぐらぐら」しているということ。
持ち手の棒状の部分はしっかり長いままで固定されているのですが、接合部分が「ゆるゆる」なので、このままだとまるで作業に使うショベルの用を成しません。
ではどうするのかというと、
接合部分のねじを
回します
これで完成。
ねじを締めることでショベルの先端と柄の部分がしっかり固定されました。
これで遠慮なく土や石を運べますよ!
折り畳みショベルの用途は?
幅広いです。
アウトドアやキャンプだと土を掘るのはもちろん、重いものを運んだり、テントを張るときのサポート用に使ったり、ゴミなど手に触れたくないものを移動させたりするときに使えます。
防災用では倒壊した家屋に埋まった人の救出や、同じく倒壊した建造物から荷物を取り出すときの「遮蔽物の除去(ガラス片や瓦、破壊された家具など)」に役立ちます。
本格的な作業用ならば頑丈な一本タイプのショベルがベストなのですが、移動したり、災害直後の避難で荷物を極力抑えたいときには、収納出来て比較的に軽量な折り畳み式のショベルがベターですね。
まとめ
アウトドアや防災に役立つ折り畳み用のショベルを紹介しました。
今回紹介したショベルは実際に何度かキャンプで使ったことがあるのですが、本当に色んなシチュエーションで活躍しました。
土堀り、飯盒のかまど作り、テントの設営などで掘ったり運んだり、叩いたりすることができるので、これ一歩なれば、たいていの野外活動の作業に対応できるのではと実感しています。
何度か前述したように防災用にもお役たち感がかなりあるので、ぜひ各家庭のアウトドア・防災ツールに加えておくことをお奨めしたいですね。
いざ有事の時にはリュックに入れたショベルを「ささっ」と取り出し、カチャカチャと一瞬で格好よく組み立てて、クールに人命救助や倒壊物の除去に役立たせましょう!