防災と災害について考えるブログ

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【防災グッズ】火災時の緊急避難に!いざという時の災害用避難はしごを紹介!

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最近は台風や地震が頻発したこともあって、自然災害の防災情報を多く取り上げてきましたが、火事もそれらの天災に劣らず、恐ろしい災害といえます。

自分の家や近隣で火災が発生した時、2階以上の場所から避難しなければならなくなった場合は、マンションであればエレベーターは停止し、非常階段で退避することになるでしょう。

また戸建ての場合は、自宅の階段もしくは窓から屋根を伝って降りる、または消防隊からの助けを待つことになるのではないでしょうか?

そして助けが来る前に炎が自室に迫ってきたら・・・

そんなときに役立つであろう避難ツール。

今回はその一つ「避難はしご」を紹介したいと思います。

 

なぜ「避難はしご」が必要なのか?

 

from: Wirecutter

 

かつて2度ほど自宅マンションで火災に遭ったことがあります。

どちらも就寝中の夜半だったこともあり、住民全員で非常階段を使って避難するという事態に見舞われました。

www.bousai1000.com

幸い家族や近隣の方は無事で、2度目などは寒い真冬の火事だったので、消防隊の消火活動が終わるのを待たなければならず、やたらと寒かった覚えがあります。

この両方の火災の時に思ったのが「部屋に避難はしごがあったら便利かな」ということ。

実際には高層階に住んでいるので、もし持っていたとしても、私自身はともかく、最初の火災の時に同居していた祖母などは使用は難しかったでしょうし、無事に降りれるという保証はどこにもなかったでしょう。

ただ戸建ての家や、低層階に住む方であれば、生存の可能性を大きく高めるツールになるのではないかと思います。

もちろん避難が可能で、消防隊の救出が間に合えば使う必要は全くありませんが・・

ただどうしても自力で火災現場から脱出しないと「命の保証」がないという最悪の場合を想定し、脱出用ツール「避難はしご」を普段から準備しておく選択肢は十分ありだと思います。

そうしたことを前提にして、以下に紹介していきたいと思います。

 

「避難はしご」の紹介

 

from: Werner Ladder

 

まず初めに注意しておかなければいけないのは、避難はしごはどんな環境でも使えるというものではないということです。

むしろ戸建てでもマンションでも高層に住まわれる方は、今回紹介する「避難はしご」は使えません。

私が今回チェックした通販サイトの多くは「家庭用タイプ」を取り扱っており、調べた限り、最も長いサイズでも「4階用」までが限度でした。

それ以上の高さになると、専門店などに問い合わせて特注という形になる可能性が高いでしょう。

あとは使う方の体力や腕の力も必要になるので、誰にでも使えるというものでもないということ。

緊急時とはいえ、脱出の際には、自分の全体重を腕とはしごに預けて降りていかなければいけませんから、体の不自由な方や、高齢の方での使用は難しいと思われます。

そうした条件を踏まえ、低層階で自力ではしごを使える条件のもとで「これは使えそうだな」と感じたものを取り上げていこうと思います。

 

オリロー:2階建て用(国家検定合格品) 

 

国家検定合格品の避難はしごのため、品質には信頼が持てます。スチール製で丈夫ですが、他製品に比べて重さがあるのが難点かもしれません。ただその分、体重を預けても安心できる利点はありそうです。

 

【スペック】

 

・国家検定合格品

 

・ビル・マンションの消防の義務設置に対応

 

・4型、5型の2種類あり

 

・4型:有効長(はしごの最上段から最下段までの長さ):3,630mm/設置可能範囲:4,530mmまで/重さ:8.1Kg

 

・5型:有効長(はしごの最上段から最下段までの長さ):4,620mm/設置可能範囲:5,520mmまで/重さ:9.7Kg

 

・軽量で容易に窓枠、構造物に取り付け可能

 

・取り付け部分の形状により、自在フック(壁に掛けるタイプ)とナスカンフック(手すり、フェンスに掛けるタイプ)の2種類

 

 

次世代避難はしご:2階用

軽量でもつれにくさを重視した「使いやすい」避難はしごです。いざという時に重さがあって取り扱いがしにくい場合、スピード重視の災害現場では命取りになるかもしれません。そういった際にこのはしごであれば、即座に運べて設置できる安心感があります。海外メーカーで国家検定合格品ではないため、最悪の場合の予備として持っておくと良いのではないでしょうか。

 

【スペック】

 

・固定する窓の最小幅は0.41メートル、最大厚さは0.28メートル

 

・避難はしごの長さは3.9メートルあり、2階の(通常のビルの高さ)窓に設置して使用

 

・日本正規品のため取扱書も日本語仕様

 

・最大荷重:(約)454kg / 重量:(約)3.2kg / 材質:スチール(フック部分)・ナイロン(紐部分)・アルミ(ステップ部分)寸法 展開寸法:(約)396 x 27 x10 cm /収納箱寸法:(約)42 x 25 x 16cm

 

・一回きりの使用

 

・国内販売店による5年製品保証あり

 

次世代避難はしご:3階用

先ほどの2階用はしごと同じメーカーのものです。こちらも国家検定合格品の予備として備えておくと良いと思われます。

 

【スペック】

 

・固定する窓の最小幅は0.41メートル、最大厚さは0.28メートル

 

・避難はしごの長さは約7.6メートルあり、3階の(通常の高さ)窓に設置して使用

 

・最大荷重:(約)454kg / 重量:(約)5.5kg / 材質:スチール(フック部分)・ナイロン(紐部分)・アルミ(ステップ部分)寸法 展開寸法:(約)762 x 27 x10 cm /収納箱寸法:(約)43 x 34 

 

・一回使い切りの設計

 

・国内販売店による5年製品保証あり

 

 

以上が今回取り上げた「避難はしご」になります。

命を預ける避難用ツールである以上、何よりも丈夫で壊れないことが求められますが、その前提でいけば、個人的には国家検定合格品が一つあれば、それで十分という気もします。

ただ取り扱いやすさや、正規販売店での対応があるということで、次世代避難はしごも併せて取り上げてみました。

もちろん他にも信頼のできる「避難はしご」は国内のものも多くあると思いますので、今後もチェックして発見次第、またこの記事に追記していくつもりです。

 

まとめ

 

火事は単体で発生しても被害は大きなものになりますが、地震後の二次災害として起こることが非常に多く、実際に阪神淡路大震災の時も倒壊家屋の下敷きになった方が火災に巻き込まれ、大切な命を落としたケースもありました。

私自身、その当時で最も火災による被害が大きかった神戸市長田区の辺りを、震災後に少ししてから歩くことがあり、まるで空襲を受けた後のように辺り一面が真っ黒になっていたこと、家屋の多くが焼失して、まだなお炎が立ち上っている場所を「・・・」と言葉もなく見つめていたことを今でもはっきりと覚えています。

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こうした震災による二次災害はもちろんのこと、後の自宅マンションでの火災体験や、近隣での戸建ての家の火災現場を見たことにより、「いざというときに自力で脱出できる避難ツールを準備しておこう、そしてその記録を留めていこう」というのが、このブログ立ち上げの原点の一つとなっています。

今回はそうした災害体験「火災」による脱出を想定して「避難はしご」を取り上げてみました。

役に立たないことが一番ですが、万が一必要になった時に備えて、普段から常備しておくべき防災アイテムの一つだと思います。

私自身はもちろんのこと、今後の災害を考えて、ぜひとも意識の端にでも置いておかれることを願っています。

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