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災害時に困らないために!高齢者のための防災グッズ

2020年8月4日

非常時のための「高齢者向け」持ち出し用グッズ・避難アイテムの紹介です。

地震や火災、台風などの避難時、お年寄りは若い人と比べて、素早く対応することが難しいです。

とくに寝起きの対応は難しく、体も頭もなかなかすぐに動いてくれません。

10数年前に同居していた祖母も、住んでいたマンションに火災が発生して避難しないといけないとき、なかなか動けずに手間取ったりなど、同居人がいても移動に手間取ることがありました。

【火災体験談】自宅マンションが火事になった時の話

そんな過去の実体験と防災本で納得した内容を合わせて、万が一のときに高齢者に役立つ防災グッズや避難法、アイテム紹介していきたいと思います。

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高齢者向け防災グッズ・避難アイテム

起きてすぐに逃げ出せる「持ち出し用」アイテム

高齢者の避難で一番大変なのが、寝起きのとき。

咄嗟の動きがなかなかできないので、時間だけが経ってしまいがちです。

ましてや一人暮らしだと、状況も飲み込めず、体も動かずに「パニック」に陥ってしまう可能性が高いです(若い人でもそうなります)

せめて必要なものだけを持って逃げることができれば・・・

そんなアイテムがこちらです。

・大きめのハンカチかタオル

・携帯電話(スマホ)

財布などの貴重品

・家の合い鍵

老眼鏡

・1週間分の薬

・おくすり手帳

・入れ歯

入れ歯洗浄剤

寝る前に枕元に大きめのハンカチかタオルの上に置いておき、いざというときに「さっ」と掴んで逃げることです。

大事なポイントは「毎日必ず使う必需品」ということ。

バッグや袋に入れないのは、寝る前に自分の目で確認するためです。

これを毎晩の習慣にしておきます。

何もなければそのまま元の場所に戻せばよいだけですね。

避難用「服」セット

参考にした防災本の中で一番感心した内容です。

書籍では避難用の服のセットを「一次避難コーデ」と名付けています。

具体的な服の種類は、

薄手のレインコート(フード付き)、シャツ、ニット、上着、パンツ」

できるだけポケットの多いタイプにします。

そうすることで避難用の防災アイテムを詰め込めることができるからです。

それができたら「これらの服を一式にしてハンガーにかけておく」こと。

これをクローゼットなどにかけておけば、いざという時に着替えてそのまま避難することができます。

これならばリュックやバッグは必要ないですし、必要なアイテムは服のポケットに入れてあるので便利です。

服に入れるアイテムはこちら。

・タオル

・靴下

・下着

・ティッシュ

甘いもの(キャンディ、チョコ)

絆創膏

・小銭

・健康保険証

さらに最初に挙げた「寝る前に枕元に置いておいた持ち出し品」を加えれば、ほぼ完ぺきな避難用の持ち出し装備になります。

高齢者は外出時に何かを忘れて出かけがちなので、この方式はすごく良いアイデアだと思います。

そのときのリュックはこちらで参考までに。

有名ブランドの防災・アウトドア用リュックおすすめ

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避難時の持ち出しグッズ

高齢者は若い人に比べて健康に問題を抱えがちです。

とくに長年の持病を持っている人は、自分用の薬が避難グッズに必携。

避難先で飲料水が確保しずらかったり、高齢者特有の「飲み込みが悪い」ことを想定して、以下のものを用意しておくと良いです。

・服薬ゼリー

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・粉末スポーツドリンク

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・栄養補助剤ゼリー

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どれも小さなサイズなので、荷物にはならないはずです。

あとは排泄のためのアイテムもあると便利です。

・尿取りパッド

・簡易トイレセット

これらも避難服のポケットやバッグに入れておくことで、いざという時の排泄処理に大きな効果を発揮すると思います。

簡易トイレは少しサイズが大きめなので、中身の「尿固め用の凝固ゼリー」を別にして携帯していけばよいかもしれません。

災害用トイレに関しては以下の記事に詳しく紹介していますので、よければ参考にしてください。

非常用トイレおすすめ3選とトイレの作り方

続きを見る

高齢者を助けるための介助用アイテム

次は高齢者を助けるために自宅や職場に備えておくべき「介助アイテム」です。

「背負いストラップ」で病人や高齢者を背負って搬送することができます。

このグッズの良いところは、

・大人一人で要介護者を避難所まで迅速に搬送できる

・両手の自由が利く

・慌てる緊急時でも装着しやすいようにストラップを色付けしている

・搬送している人の太ももがかけられるストラップがついているので、搬送中の足ぶれや地面との接触を軽減できる

ところ。

女性でも簡単に運べるということで、「一家に一台」的なアイテムだと感じます。

私自身もかつて火災時の避難の際に、マンションの非常階段を祖母を背負って降りた経験があります。

祖母は太り気味だったことと、怖いのでずり落ちそうになったりで、普通に背負って降りるのはかなり苦行だったことを覚えています。

【火災体験談】自宅マンションが火事になった時の話

続きを見る

当時これで背負っていたなら、ずいぶんと楽だっただろうなあと。

運ぶ方もそうですが、運ばれる方も背負われる怖さや不安定感を軽減できますしね。

ということで、かなりお勧めな一品です。

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まとめ

地震や台風の規模が年々大きくなってきている昨今、体力的に避難行動が厳しくなる高齢者向けの防災グッズの必要性は、これまでになく高まっていると思います。

今回紹介したアイテムや知識を活用して、ぜひとも高齢者の避難を安全・スムーズに行ってもらえればと思います。

また気になることや、新しい情報があれば、この記事に追記していきますね。

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