いざというときの備えのために

防災グッズと体験談ブログ

照明グッズ

水だけで光るLEDライト購入レビュー

2018年10月7日

防災グッズの「ライト」シリーズです。

これまで取り上げた防災用光源は2種類ありました。

「非常用ろうそく」と「ヘッドライト」です。

災害時には「非常用ろうそく」を!(25時間使用可能)

災害時の照明に便利!ペツルのヘッドライト購入レビュー!

ろうそくは25時間の連続点火が可能の非常用タイプで、同じものではありませんが、非常用ろうそくそのものは、実際に阪神淡路大震災の避難時には役立ちました。

【災害体験】20年前の阪神淡路大震災で体験したこと、感じた事

転倒しないように対策を取っていれば、優しい光で暗闇を照らしてくれるので非常に心強かったです。

一方のヘッドライトは、まだ災害には使ったことがありませんが、防災番組で取り上げられていたのを見て購入したものです。

野外での活動や、電気が落ちた屋内での行動に絶大な威力を発揮するとのこと。

通常の懐中電灯だと片手がふさがるので、頭に装着したタイプだと両手が使えるために非常に便利ですね。

そして今回。

何か便利な防災用グッズはないかとネット通販を検索していたところ、たまたま見つけて「面白そう!」と思い、即買いしたものです。

その名も「水だけLEDライト」。

説明やレビューを見ると、水につけるだけでライトが点灯して、電池や電源が必要ない防災用としてはぴったりなタイプなのだとか。

これは買わねばならないなと。

価格も800円ほどだったので、購入して実際に使用してみました。

ではその様子を写真付きでご覧いただきましょう。

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「水から灯るaquonアクオン」外観レビュー

このタイプのライトは全く初めてだったので、とにかく購入してからあとは説明書なりで使い方を見極めようと考えていました。

しかし、アマゾンの販売ショップから送られてきた大型封筒には、商品しか入っておらず、肝心のパンフ類は一切同封されず!

これは参ったな・・と思いながら、まあそれでも水に付けるだけで光るのだから、特に問題はないだろうと、そのままレビューを続行しました。(分からなければ、アマゾンの商品説明欄やレビューを見て解決できるかと)

キャップを取り外します。

ライト部分はこのような感じです。

ライトは底の部分を点ければ良いよう。

「水から灯るaquonアクオン」使用感レビュー

洗面器に溜めた水に浸けることにしました。

おお!

すぐに点灯しましたよ!

光ってます!

めちゃ光ってます!

魔法の裏側はどうなっているのだ?!

包装シールで良く見えません^^;

ただこのシールをはがすと何か良くない気がするので、これはそのままそっとしておくことにしました。

要はとにかく光ればよいのだ!

このように!

ほれ!

暗闇でもこんな感じ!

イイ感じの光り具合です。

これくらいの光源があれば、電気が通っていない災害時地では、かなり役立つと思います。

使わないときは部屋に置いて卓上ライトの替わりにもできますしね!

まとめ

予想以上に光のレベルが高かった「水から灯るaquonアクオン」。

ちょっと底の部分を水に浸けるだけで、これだけの光源があっさり手に入るというのは、熱源が限られている被災地ではかなり重宝されそうです。

連続186時間ということで、約7日間の点灯が可能ということになりますね。

もちろん何もしないと徐々に消えてしまうので、あくまでも「水を適時に浸けておけば」という前提です。

使い方をまとめておきましょう。

【水で光るLEDライト:商品の説明】

・アクオンを1cc程の水に浸すと、マグネシウム空気電池の化学反応ですぐに点灯し、その後は暗くなり始めたところで再度水に浸すことで、最低168時間前後点灯します。

・また、乾燥した状態では10年は状態が変わることなく長期保存が可能です。 小型軽量なので、防災用・アウトドア用など様々な用 途にお使いいただけます。

・最低連続約186時間動作可能(1日0.5cc程度の水分添加が必要)。目安として0.5ccの注水1回で1日~3日程度点灯します。

・湿度の高い環境では、意図せずに発電する可能性があります。高温多湿を避けて保管して下さい。

永久には使えません。注水量によって寿命が変わります。

・目安として1日1回の注水(約0.5cc)を行った場合、付属LEDの点灯時間が最大で10日程度です。

(アマゾンの商品説明より)

水に浸けずに乾燥した状態で保存すれば「10年」は保存可能であること、水を一度浸けることで、最低の連続点灯時間が約168時間(7日間)ということ、定期的に水を浸けると最大で10日間もつということ。

これはなかなかすごいことですね。

7日以上の連続点灯(水を浸けるだけで)をほかの非常用ライト類で行うとすれば、結構な数の電池が必要になるでしょう。

いいものを見つけました^^

・・・ん?

・・・待てよ?

非常時にはともかくとして、今、この記事レビュー用に点けたライトはどうやって消せばよいのだ?

さっきから、ずっと点きっぱなしなんですが^^;

慌ててライトの包装シールの文字を読んでみても、そのあたりの記載は見当たらず、アマゾン商品説明を読んでも、それらしいことを書いている記述は見つかりません。

仕方がないので、ググってみることに。

すると、

「一度点けたら、消すことができない」

という説明を見つけることができました。

「ええ~・・」

という感じです^^;

確かに「マグネシウムの空気電池の化学反応」というのが点灯の原理なので、スイッチ等のオンオフ機能がないのは分かります。

ということは、自然に化学反応が落ち着くのを待つしかないということでしょうか?

すでに写真撮影を済ませてから、少し休んで夕ご飯を食べて、このレビュー記事を書いている時点で3時間以上経過していますが、いまだに煌々とライトは付いたままですから・・

ちょっと火事とかが怖いな・・

そう感じたので、鍋に移していざというときの発火に備えることにしました。

おお!

こうやってみると、何だかちょっとしたお洒落なキャンドルライトのようではないですか^^

ということで、これで一晩様子を観ましょう。

明日の朝に点灯したままでも、鍋の蓋をしておけば、最悪の事態は防げますしね。

化学反応で点灯するタイプなので、発火⇒火事の心配はないと思うのですが、万が一に備えるのは防災マニアの心得というものなのでして(笑)

もしこれを読んでいる方で、このタイプのライトを購入を考える場合は、私のレビューを参考にして、できれば非常時まで使用されないほうが賢明かと思いますね。

ライトそのものはかなり使い勝手が良いので、補助用の光源アイテムとしては良いと思いますよ^^

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追記:その後の経過(3日目~7日目)

【3日目】

ライトが点灯したまま3日目が経過しました。

一日明けた後も煌々と光っていて「これはすごいな」と驚き、2日目にも変わらず点いているのを見て「いつまで光り続けるのか・・」と少々不安になり、ついに3日目を迎えた今日。(2018年10月10日)

さすがにもう光ってないだろうと思い、鍋の中を見てみたところ・・・

光ってました。

わずかながら「ポッ」という感じで。

「すごいな!何もせずに光を保ち続けるなんて!」

半ば呆れながら、キャップを開けてみると、

光ってます

さすがに煌々とまではいかないものの、それなりに光源は保ち続けているという感じですね。

商品の説明では、連続点灯が168時間(約7日間)とあったので(それも水の補給無しで)、このまま進めばあと4日間は点灯し続けるのでしょうね。

災害時では最低ラインのインフラ復旧までに3日間はかかると想定すれば、このライトの3日間連続点灯は、電気が点かないとされる間の補助光源として、かなり心強い味方になると思います。

とりあえず最大スペックの7日目までは、そのままにしておきましょうか。

【7日目】

ほとんど消えかかっていましたが、ちゃんと点灯はしていました。

確かに水を一度もつけずに1週間点灯し続けるというのは本当でした。

ただ光の程度がかなり弱くなっているので、暗闇で手元を少し照らすぐらいの力しか残っていません。

そう考えると、何もせずに放置しておいた場合は、3日ぐらいがライトとしての役割を果たす限界なのかもしれませんね。

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ということで、水だけで光るライトは、かなり使えるということが分かりました。

これはかなりおススメですよ!

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