阪神淡路大震災のときは、地元の多くの人は自衛隊の給水に鍋だったりバケツで並んでいました。
我が家もそうでしたが、持って帰る途中でこぼれたりして結構大変だったんですよね。
鍋やバケツだと移動するときに中の水がこぼれるんですよね。歩くだけで水が波打ちますし、途中ででこぼこの道を歩いたりすると、水の跳ね上がりが増えるんです。それで結構な水が飛んで行ってました。それを教訓に飲料水タンクを買い揃えています。https://t.co/CdTM9s0GNT#防災 #飲料水タンク
— 街の防災研究家 (@bousaitarou) April 15, 2022
この経験があったので、震災後はアウトドアショップなどを回ったり、ホームセンターで探し回って見つけた飲料用タンクを防災用に置いています。
プラスティック製なので経年劣化があるため、今まで何度か交換してきました。
今回はその一つを紹介したいと思います。
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飲料水用タンクの紹介
8リットルサイズなので、そんなに大きくありません。
片手で十分持てる感じですね。
ただこれは使用していない時なので、水を入れると、かなり膨らむことが予想されます。とはいえ、収納時にここまでコンパクトに畳めるのは、かなり魅力的ですね。
そして、なんといっても、安心の日本製。
メーカーは辻本プラスチック工業(株)という会社で、家庭用プラスチック製品を製造しているようです(2019年に自己破産申請したようです。なので以降は商品ラインナップはなくなります)
最近では安価の防災グッズやプラ製品のほとんどどが中国製なので、こうした日本製は嬉しいですね。安心して使える気がします。
開封したときですが、、プラスチック独特の「ムウッ」とした匂いが鼻を強くつきます。なので、今回の実演レビューを機会に水を注入して洗ってから、丸一日乾かすことにします。(飲むときにプラの匂いがついていると健康に良くないので)
では次の章で実際に水を入れるところを紹介しましょう。
飲料水用タンク実演
まずはキャップを開けたまま、水を入れます。
8リットルなので、そんなにないかなと思ってましたが、思いのほかタンクが膨らんできたので、見た目以上に入る感じです。
持ってみると、なかなか重いです。
これを持ったまま何キロも移動とかは、ちょっとしんどいですね。
では実際に水を飲むときはどうするのか?というと、キャップについている注ぎ口のレバーを「しまる→あける」にひねると、
こんな感じで水が出てきます。
なかなかいい感じです。
注ぎ口がしっかりしてるのが安心できますね。
まとめ
コンパクトながら、なかなか使い勝手がいい飲料用タンクでした。
8リットルと容量はそれほど多くはないですが、手で持てるサイズと重さからすると、これくらいがちょうど良いのではないでしょうか?
水の保存能力を考えると、夏場は無理でしょうが、秋冬だといけそうな感じですよ。
ただプラスチック容器ということを考えると(劣化状態の度合いによっては、プラスチック成分が水に溶けだす可能性も)、やはり場所から場所への移動用と考えてほうが良いと思いますね。
災害時やアウトドアの水の確保にぜひ!