毎年のように夏の暑さが厳しくなっています。
今年もすでに関東地方が例年にない酷暑ということ。
政府は東京電力の管轄内で「電力需要ひっ迫注意報」を発令しており、酷暑の影響が甚大であることを示しています。
厳しい状況は理解できますが、この暑さの中だとエアコンをつけないと逆に命の危険が及ぶというもの。
この酷暑の中で節電をすると命に関わることもありますので、エアコンは必須ですよ。そのほかの無駄な電気の節電の必要性なら分かりますがhttps://t.co/MVk7GnBnkt#節電 #酷暑
— 街の防災研究家 (@bousaitarou) June 26, 2022
なので店舗などの商業施設や公共施設の協力が必要ということになるでしょう。
もちろん個人宅のノーエアコンは危険です。
それでも万が一にも地域の電力がダウンして停電してしまったら・・
電気代の値上がりも気になるところ・・・
ということで、今回はできるだけ節電に協力しつつ、部屋の中を涼しく過ごすためのアイテム1点と、電気代を低く抑えるための工夫アイデア2点を紹介していこうと思います。
節電しながら部屋を涼しく過ごすアイテムとアイデア
シーリングファンライト
部屋の天井にあるシーリングライト用の設置口にはめ込むタイプです。
以前に取り上げた天井に電気のはめ込み口があり、そこにLED式のシーリングライトを設置できる環境であれば、このアイテムの仕様は可能です。
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LEDライトとファンが一緒になったタイプで、電源のスイッチ/オフでファンを動かせます。
自動回転するものもあり、用途に合わせて購入できます。
このファンは知人の部屋の玄関で初めてみて「おおおお!」と感動しました。
入った瞬間にやたらと涼しいなと思って上を見ると、ファンが回っていて、部屋の空気の循環もすごく良い感じでした。
玄関以外のリビングや洗面所にも設置していて、部屋の中全体の温度が2~3度下がったような感覚を受けます。
暑さがそれほどではない時は、このファンをつけるだけで扇風機を別に動かさなくても涼しいですし、冷房をつけたときは弱風で温度を高めに設定しても、ファンの空気循環で部屋全体の温度を下げることになります。
エアコンだけの冷風で部屋の温度を下げなくて良いので節電になりますし、天井から涼しい風が降ってくるのは想像以上に涼しい気分になれますよ。
これを体感してから「これはいいな!欲しいな!」と強く思い、早速注文することにしました。
以下にそのシーリングファンライトの公式動画と商品概要を紹介しておきますね。
ポイント
・部屋の体感温度が3℃変わる
・エアコンの電気代も節約
・睡眠の質の向上
・LEDライトは4000ルーメンの明るさで、8畳までの部屋を照らす
・前面カバーを簡単に取り外すことが出来るので、羽根や照明の手入れも楽
・風量16段階調節(ワンタッチ4段階)・正逆回転切替・オフタイマー(1、2、4、8時間)
ポータブル電源を使った節電対策
電気を事前にチャージしておき、いざというときにこれだけで電力を供給できるアイテムです。
ポータブル電源は本体と電源のコンセントを結んで電力チャージをするのが定番ですが、それでは節電の意味がありません。
ポータブル電源が電気の消費量を抑えるのに役立つ一手はズバリ「ソーラーパネル」です。
ポータブル電源とは別売りで販売しているソーラーパネルを使って、太陽光から直接電力をチャージする方法です。
これだと電気会社からの電力を一切使わないので、完全に節電になります。
使う電力の大きさはポータブルバッテリーの規格や性能に比してきます。
ですので、万が一の停電や節電要請に対応したいときは、できるだけラージサイズのものを揃えておくことをおすすめします。
ポータブル電源は多くのメーカーが販売していますが、個人的にはジャクリが種類も豊富で容量サイズも大きいのでおすすめです。
以下に商品の概要を紹介しておきますので、よければ参考にしてください。
ポイント
・価格:¥179,800 (税込)
・容量:426300mAh/1534.68Wh
・重量:16kg
・キャンプ、災害時に3~6日使用できる
・スマートフォン、ホットプレートやファンヒーター、ポータブルクーラー、炊飯器、ドライヤー、電気ケトル、電動ドライバー、電子レンジ、コーヒーメーカーなど消費電力が1800W以内の電化製品の使用が可能
・スマートフォン(18W)約74回、ノートパソコン(30W)約16回の充電が可能
・5Wライトなら約105時間、車載冷蔵庫は約90時間の使用が可能
・AC100Vコンセントを3口、DC出力はUSB-A端子を2口、PD 60W出力のUSB-C端子を1口、シガーソケットを1口を搭載
・Quick Charge3.0を搭載しているため、対応するスマートフォン、タブレット、ノートパソコンを急速に充電可能
・ACアダプターによるコンセント、自動車のシガーソケット、別売りのソーラーパネルを組み合わせることで、いつでもどこでも自由に充電可能
・コンセント充電する場合は約7.5時間でフル充電が可能
・自動車のシガーソケットする場合は約13時間でフル充電が可能
・別売りのソーラーパネルと組み合わせることで、約11~22時間でフル充電が可能
・AC充電器を2つ使用して充電ができるツインターボシステムを搭載しているため、フル充電が最短4時間で実現
これ以外にもカセットボンベ式のポータブル電源や、発電機も節電には役立ちます。
以下にまとめていますので、こちらもぜひ参考になさってください。
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停電や電気代の節約に!ポータブル電源・発電機おすすめ5選
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LEDランタンを使った節電対策
キャンプなどの野外生活で使用される照明器具です。
LEDライトなので光量の長さと、電力が長持ちするのが特徴です。
室内の節電対策としては、とくに夜の部屋の照明器具としてお役たち感があります。
このランタンを節電対策の一つとしておすすめする理由は、
・乾電池タイプは電源を必要としない
・充電タイプもポータブル電源から電源を確保できる
・キャンプに使われるので耐久性や持続性が高く、光量も大きい
の3つになります。
あくまで照明を通じての節電対策に限られますが、部屋の電気を使わない分、ほんの少しですが、室内温度を低く抑えることも可能です。
あとは少し部屋が暗めになることで睡眠の導入にも役立ちますし、暗がりだと気分的に涼しくなれるのもメリット。
前の2つに比べれば暑さ・節電対策としてはミニマムですが、少しでも消費量を抑えるという意味では、個人的にはおすすめしたいアイテムです。
では以下におすすめの商品を紹介しておきますね。
ポイント
・アメリカのアウトドアブランド「コールマン」のLEDランタン
・コンパクトサイズの吊り下げ式ライト
・底面がマグネットになっているため、金属製のポールなどにも取り付けられる
・7×5cmのミニサイズ
・リチウムイオン電池を内蔵
・Highモードなら約10時間、Lowモードは約40連時間の連続点灯が可能
・非常時にはモバイルバッテリーとしても利用が可能
・USB充電式/リチウムイオン電池 (内蔵・交換不可)
・国内の有名アウトドアメーカー「モンベル」のLEDランタン
・単3形電池4本を使用するハイパワーモデル
・ムダの無いコンパクトなデザインを追求することで、軽量化を達成
・明るくあたたかみのある光が特長の温白色LEDを使用
・可動式シェードを組み合わせることで、むらなく周囲を照らすことが可能
・底部にはテント内などで吊り下げて使用できるフック付き
・単3形乾電池×4本(充電池使用可能)
まとめ
酷暑は体力の低下だけでなく、地域の電気供給も低下させてしまいます。
不幸にもブラックアウト(大停電)が起きてしまうと、全ての電気が止まってしまいます。
酷暑はもちろん、酷寒の時期では、まさに「命取り」。
今回取り上げた情報とアイテムは、夏の厚さだけでなく、冬の寒さにも対応できるものになっています。
万が一の際に役立ててもらうと幸いです。
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