いざという時の備えのために

防災と災害について考えるブログ

災害時に役立つ!おすすめ防災本11選【購入済&欲しい書籍】

2019年11月11日

予測される巨大地震や度重なる台風の被害の影響か、最近は書店やAmazon・楽天などのネット通販でも「防災対策本」が多く取り扱われるようになっています。

今回はそんな防災本で自分が持っているものや、これは買おうかなと考えているものを紹介していこうと思います。


防災本おすすめ

①「大地震に備える!!マンションの防災マニュアル」住宅新報社【購入済】

東日本大震災の教訓をもとに書かれた防災本です。

タイトルの通り、マンション住まいの人のための防災マニュアルになっていて、今住んでいる住居がまさにそうなので参考のために購入しました。

この本の大きな特徴は、居住者だけなく「管理組合(自治会)」としていかに非常時の対策をとるべきか?ということを、様々な過去の実例をもとに編まれていることです。

実際に震災で破損したマンションの壁面や建築物などの写真も豊富にあって、その横で書かれている対策内容に信ぴょう性を持たせてくれます。

マンションならではの「エレベーターが使えなかったり、壊れた時にどうすべきか」などの対策内容は、過去に火事で非常階段を使って緊急避難した自分にとっては特に参考になりましたね(階段避難車などの紹介もあり)

何よりも個人よりも管理組合視点にページの多くを割いているので、建物全体や居住者の避難誘導への動線などの視点が勉強になります。

全体的に真摯な内容で「売ろうかな」的な商業臭さを感じない点も高ポイント。

マンション住まいなら持っていて損はしない一冊です。

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②「女性のための防災BOOK」マガジンハウス【購入済】

女性目線で防災グッズの選定や防災法をまとめた本です。

書籍というよりも、雑誌の防災版という感じで、内容も写真やイラストを中心に分かりやすく優しいフォントを使って編まれているので非常に読みやすいです。

それでいて必要な内容がコンパクトに上手くまとめられていて、女性でなくても参考になる点が非常に多いです。

紹介される防災グッズも専門のものよりも、むしろ台所にあるような日常のものを上手く利用するようなものが多く「生活の知恵」を実感できます。

同じ女性目線タイプの防災雑誌では「クロワッサンの防災BOOK」が高齢者やペットのための防災術が含まれているので、こちらもおすすめです。

⇒クロワッサン特別編集 [最新版]女性目線で備える防災BOOK (マガジンハウスムック)

③なるほど知図帳「日本の自然災害 危機の対策」昭文社【購入済】

過去から近年に至る日本各地の自然災害を分析し、そのメカニズムや対策を述べた大判の雑誌タイプです。

特徴は豊富な写真地図、そして過去データにあります。

この本を見つけたのは書店で、そのときすでに刊行年が2014年と古くなっていたのですが(2018年に購入しました)、ページを開いて圧倒的なデータ量に強く惹かれてすぐにレジに持っていきました。

元々が地図帳なので、地震や洪水、火山噴火などの発生ポイントなどをリアルな3D地図が情報量のベースになっているのですが、それ以外にもきちんと地震・台風・津波・火山噴火などに対する対策にページを割いているところが、災害対策本としての矜持を守っていると思いました。

結構大きめで重さもあるので、防災用に参考にするというよりは、災害について詳しく調べ物をするときにおすすめです。

④「地震に強い家づくりの教科書」住まい文化研究会【購入済】

震災対策としての建築構造や、室内の家具の配置など、大から小に至る「建築的」な防災視点をまとめた防災雑誌です。

特に免震対策に重きを置いた内容になっているので、これから戸建てを建てようとする人にとって参考になる部分が多いかと思います。

他にも収納やイノベーションなど、地震対策としての家造りの基本的な情報を掲載。

決して専門書的な深さはありませんが、耐震構造とは何か?免震とはどういうことか?などの初歩的な内容を網羅するのであれな、かなり役立つ本ではないでしょうか。

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⑤「天災から日本史を読みなおす」磯田道史 著

テレビでもお馴染みの歴史学者である磯田道史氏の文庫本です。

タイトル通りに過去の日本の歴史で起きた地震や津波などの災害を、当時の人がいかに生き延びたか、または犠牲者を出してしまったかを、歴史文献を読み解きながら分かりやすく書いています。

もともと歴史が好きなので軽いエッセイ程度に購入したのですが、読んでみると予想以上に防災に役立つ記述があったりと、かなり内容の深い著作になっています。

もともとは新聞のコラムとして書かれたものを加筆修正して文庫にしたものなので、それぞれの章がひとまとめになっていて理解を早めるのに役立っていると思います。

磯田氏ご本人も東日本大震災で自宅で揺れを経験したようで、そこから本格的に災害史をまとめようと精力的に活動されている様子。

自然災害からは逃れられない位置にある日本列島だからこそ、その歴史から学ぶべき点は多いと実感させられた内容でした。

実体験メインの防災読み物としておすすめです。

⇒書籍についてのレビュー記事はこちら

⑥「災害時の英語」デビッド・セイン著【購入済】

英語教育本の人気作家による防災用英語本です。

本の内容はシンプルで、ページの左右に日本語・英語の訳文がそれぞれ掲載されています。

チャプターごとに必要とされる災害緊急用の日本語と英語が分かれていて、それぞれが分かりやすく区分けされていて読みやすい構成になっています。

英文自体は少し固い表現が多いと感じますが、慣れた人は自分流に必要なフレーズだけを抜き出して使えるので、あくまでベーシックな災害英語としての利用価値は高いと思いますね。

本のサイズも細身でコンパクト。

いざというときに外国人の対応に困ったときに持ち運びがしやすいサイズは、まさに非常用に特化した災害語学本だと思います。

⇒「災害時の英語」レビューはこちら

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⑦「自衛隊防災BOOK」マガジンハウス【未購入・欲しい本】

サバイバルのプロである自衛隊監修の防災対策本です。

いざという時の人命救助や水・食料の確保などを写真付きで優しく解説してくれています。

内容も防災の知識がまったくない人にも分かりやすいように、写真付きで防災対策法が丁寧に書かれています。

続編も出版されていますが、防災情報に慣れた人ならばそちらのほうが玄人好みでおすすめですね。

持っていて損はしない防災本の一つとして、ぜひ購入したいと思います。

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⑧「警視庁災害対策課ツイッター 防災ヒント110」日本経済新聞出版社【未購入・欲しい本】

ツイッター上でアップされた防災術を一冊の本にまとめた書籍です。

「警視庁警備部災害対策課」のアカウントは私もフォローしていて、定期的に上げられる防災情報は日々チェックしています。

先ほどの自衛隊の防災本が「生活面の防災術」から「人命救助」まで幅広く取り上げられているのに対し、警視庁の防災本は「日常の防災術」を中心に情報がまとめられています。

ツイッターでも「おっ、これは使える」という内容が多くて、その都度「いいね」をしたりリツイートをしてたのですが、こうやって一冊の本にまとまっているとサッと見返せるので便利なので、これは買いかと。

書店で見かけてパラパラと手に取って読んでみると、その気持ちはさらに高まりました。

普段使いの防災術としておすすめの書籍です。

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⑨「東京防災」東京都

東京都が発行した防災用ハンドブックです。

東急ハンズの防災コーナーに置いてあったので購入しました。

価格の安さに(500円ほど)関わらず、かなり充実した内容で、東京に住んでいない自分にとっても参考になる情報量の豊富さには驚かされました。

災害が発生したときのシュミレーションや、対応マニュアルを始め、漫画や防災に関する知識(衛生、連絡法、生活再建など)が幅広く掲載されていて、東京都民であれば役立つマップも豊富。

サイズもハンディなので、これ一つあれば急場をしのげることも可能かと思います。

アマゾンの書籍レビューでは、普段の何もない時にパラパラとめくり読みするだけでも役立つとのコメントもあるので、会社や学校、家事の空き時間に流し読みするだけでも良いと思います。

このレベルの冊子をぜひとも全国各地の都道府県でそれぞれ発行してほしいですね。

➉「サバイバル・バイブル」柘植久慶著【購入済】

元フランス外人部隊出身という経歴を持つ柘植氏の著書です。

作家になるのが夢だったという氏は、慶應義塾大学在学中に冒険を求めて外人部隊に入隊。

帰国後は商社のビジネスマンとして活動した後、その後はミリタリー関連の著作や冒険小説などを中心に作品を多く発表しています。

軍隊仕込みのサバイバル術や防災法をまとめた本もいくつか刊行していて、これがその一つ。

出版当時は「まあ日本では起こらないだろうな」と軽く読み流していたのですが、最近はきな臭い国際情勢もあってか、書籍に書かれたことが色々と現実味を帯びてきている部分がありそうです。

フィールドワークに重きを置く姿勢は防災本の実務的な内容にも表れており、阪神淡路大震災では被災した神戸を取材中の氏に遭遇してお話をさせてもらったこともありました(⇒災害時に役立つパラシュートコードの紹介と柘植久慶氏との遭遇話

約10年後に出版された改訂版の文庫本「21世紀サバイバル・バイブル」は内容に大幅な加筆とコンパクト化でさらに読みやすく、持ち運びしやすいサイズになっているのでおすすめです。

⇒21世紀サバイバル・バイブル (集英社文庫)

⑪「民間防衛~スイス政府編」原書房【未購入・欲しい本】

スイス政府が刊行した家庭用防災ハンドブックの日本語版です。

20年ほど前に初めて日本で和訳本が紹介されて話題を呼んで以来、長く支持を受けている防災本の一つです。

スイスは平和なイメージがありますが、実は国民皆兵(徴兵制)の歴史が長く(800年代~)、今でも国民の義務として兵役を担うシステムが続いています。

非常時の組織づくり(避難所の管理や自警団への応用)や救護・消火活動など、一般的な防災対策法としても使える部分がかなりあり。

災害時に起きやすいデマなどにも「心理面の国土防衛」としての心得が書かれており、時代を越えて使える知識が満載です。

自然災害への活用はもちろん、世界情勢が不透明になりつつある現代社会においても、広く知っておいて損はない、おすすめの防災本ですね。

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まとめ

これまで買ってきたものと、欲しい防災本のリストを挙げてみました。

内容も自然災害への対処法から、外国人との非常時のコミュニケーション法など、けっこう幅の広い防災本の紹介になっていると思います。

今後もどんどん良い本があれば紹介していきますし、レビュー記事もその都度書いていくつもりです。

増えていけば、今回の記事に追加していきますので、またよければご覧ください。

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