活動アイテム
アウター
野外での活動は寒暖差の激しさを考えないといけません。
とくに山でのアウトドアは、朝昼は気温が高めでも、夜になると急激に冷えることも想定されます。
突然の雨も考えられます。
また蚊やムカデなどに噛まれたり、鋭利な葉や枝をもつ草木から身を守らなければいけません。
なので、夏場でも必ず長袖のウェアを用意するようにしたいもの。
雨や風を防げるものがベストですね。
アンダーウェア
発汗だったり、体温の調節が上手くいかずに、野外で体調を崩してしまうと大変です。
病院が近くにないことが多いので、倒れてしまうと搬送までに病状が重くなってしまうことも・・
同じことが災害時でも当てはまりますよね。
そんな時の予防策として、アウトドアやスポーツ用のアンダーウェアを身につけておくことをおすすめします。
アウトドア手袋
手探りで周りのものを掴んだり、作業のために手を守るグローブも必要です。
手は足と同様に全ての行動の基本になるので、道具の一つと思って大事に使いましょう。
ヘルメット
頭部を守るためのヘルメットがあると、突然の落石にも被害を少なくすることができますよ。
トレッキング用のものが頑丈でおすすめです。
ヘッドライト
夜間など視界が悪くなった時に、両手が使えるヘッドランプがあると、行動力に幅が出ますよね。
トレッキングシューズ
手と同じく大事な体の道具でもある「足」を守るための「靴」も非常に重要です。
岩場や砂利、山道を歩くことも多くなるので、頑丈・軽量・通気性の良いものがベストですね。
体力の少ないお子さんにとって、山道や長距離ウォーキングは難易度が高め。
災害時では足元が不安定です(瓦礫やガラス片など)。
もし歩ける状態なら、軽量で頑丈な子供用のトレッキング(ハイキング)シューズは、どちらの目的にも役に立つでしょう。
イギリス生まれのハイテックは「安くて軽くて丈夫」でおすすめですよ。
ウォーターシューズ
水場で遊んだり、移動する際に用意しておくと便利なシューズです。
通常の靴やサンダルだと滑って転んだりして、ケガをしてしまうリスクがあります。
また裸足のままだと岩や小石で足を切ったり、夏場の砂場を歩いて火傷してしまうことも考えられます。
水場専用のシューズは靴底のグリップ力が高いので転倒のリスクが少ないですし、水中での活動に適した動きの良さを得られます。
水害時の移動にもおすすめです。
救命胴衣
水場のアクティビティで水難事故のリスクを減らせるアイテムです。
浮くようになっているので、万が一に溺れそうになっても、これを携行していることで命を救ってくれます。
災害用では、水害時の避難や救助活動をあらかじめ想定している場合はベスト式を、突然の水害の場合はベルト式を用意しておくことでリスクの回避に向くと思います。
携行アイテム
リュックサック
収納グッズとして全ての基本になるのは「リュックサック」です。
必要なものを収納しながら、両手が使える便利さがあります。
アウトドアでも登山ともなれば、最低でも25リットル、山小屋での泊りともなれば30リットルは必要ですよね。
防災用であれば、そこまでの容量は必要ないと思いますが、30リットルあるとかなりの備蓄品が持ち運べるので、体力的に可能であればOKかなと思います。
抱っこ紐・ベビーキャリア
山登りをする際に小さなお子さんを連れていく場合は、途中で歩けなくなる可能性があります。
基本的にはその時点で下山するか、休憩を入れるのが良いのですが、どちらにしても安全なポイントまで背負ってあげるか、抱っこして移動してあげる必要があります。
その場合は「抱っこ紐」か「ベビーキャリア」の使用が望まれます。
抱っこ紐であれば、モンベルの「ポケッタブルベビーキャリア」に定評があります。
登山用であれば、専門家の評価も高いアメリカブランド「オスプレー」のベビーキャリアが安心です。
防寒シート
リュックの中身は、アウトドアと防災の共通で必要かなと思う「最低限のもの」を収納すると良いと思います。
防寒シートは寒さを防ぐための寝具の一種です。
冬場の車中泊でも推奨されるアイテムです。
キャンプでは山小屋やテントで寝る際に役立つかと思います。
ウェットティッシュ
ウェットティッシュは、食器を拭いたり、体を拭いたりするときに役立ちます。
山のアウトドアでは水道が通っていない場所で滞在することになるので、水を使わずに汚れを取れるシートの存在は貴重です。
災害時でも同じですね。
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携帯トイレ
携帯トイレも野外活動の必需品です。
山や海などでトイレがないことはよくありますし、自然を汚さないためのエチケットとして必須ですよね。
被災地での放尿や排便の放置に関しては、不衛生による疫病の蔓延の一因になりえますので、こちらもやはり携行しておくのがベストです。
軍手
軍手は力仕事や調理の際の手の保護に良いですね。
ラジオ
ラジオはいざという時の情報取得手段に役立ちます。
アウトドアや災害ではスマホが使えない状況(電波が通じない)がほとんどでしょうから、乾電池やソーラー電源でうごくラジオがあると大変便利です。
食料・水
移動や作業でお腹がすいたり、体力の消耗を感じた時に口に入れたいのが「食べもの」。
本格的なクッキングは野営地(災害時なら避難場所・自宅)で行うとして、移動時の栄養補給は軽量でそのまま食べられるものが良いです。
ドライフルーツや氷砂糖、チョコレートやカロリーメイトなどがあれば、保存性も高くて素早く栄養&カロリーを補給できますよ。
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食事系のものがあれば、なお良しですね。
ペットボトルを用意する場合は、500mlのボトルが軽量で収納もしやすいです。
その場合は、常飲用と非常用の2種類があると安心です。
水筒を用意していく場合は、軽量で保温の効くものが良いですね。
日本製ならタイガー魔法瓶から良いものが多く出ていますし、アウトドアブランドでも適正なものが入手できます。
ミニウィスキーボトル
ミニウィスキーボトルは、冬場で体を温めたい時や、消毒用に携行しておくと良いかなと思います。
アルコール濃度が高いので、どちらの用途にも役立つかと思いますね。
眠れない時の睡眠導入剤にも便利ですよ(もちろん未成年は不可ですよ)
ゴミ袋
ゴミ袋はゴミを山や海、川で捨てないで持ち帰るためのマナーアイテムです。
防水袋としての役割も果たせますし、収納するバッグがないときは保管用にも代用できます。
災害時でも同じ用途が考えられますね。
救急キット
万が一にもケガをしてしまったときに、応急処置できるキットをもっておくと心の余裕が全然違います。
一通りのものが揃ったセットをリュックに入れておくと、安心して移動や避難ができますしね。
ホイッスル
ホイッスルはアウトドアでは誰かに助けを呼ぶときや、動物からの攻撃を予防するための威嚇用の役割があります。
災害時では前者の「助けを呼ぶ」目的で携行すると良いでしょう。
本・電子書籍
アウトドアや防災の本を一冊か2冊、リュックに入れておくと、いざというときの知恵やアイデアに役立ちます。
スマホやタブレットを持ち歩ける余裕があるなら(電力の確保もあわせて)、電子書籍でも良いと思います。
食べて良い野草の種類、野営地の設営のノウハウ、遭難した時の脱出法、キャンプ食のアイデアなどなど、アウトドア活動で役立つ知識を得ることができますよ。
被災時でも防災に関する知識を得られる良さがあります。
もちろんそれ以外の娯楽としての読書(マンガや小説)で夜のキャンプや避難所での時間つぶしに使ったり、リラクゼーションにも役立つのでおすすめです。
野営アイテム
テント
野外に泊まる時に必要なハウスアイテムが「テント」です。
雨や風を防いだり、睡眠を十分にとって体力を保持するために必須になります。
複数人数が寝泊まりできるものから、単独用のものまで状況に応じて用意しておくと良いですね。
寝袋
キャンプでテント内や、災害後の避難先で寝る際に布団代わりにできるのが「寝袋」です。
袋の中に入って寝れるので、意外に体温でぬくぬくで気持ち良いですよ。
マット
マットは硬い地面の上に敷くことで、快適に過ごせたり、地面からの寒さも防ぐことができます。
テント内で寝袋で寝る際には、クッション代わりになるのでおすすめです(床に直接寝てると、背中が痛くなるので)
タープ
タープはキャンプ生地で作られた防水カバーです。
荷物や食材を雨露から守るためにあると便利です。
大型のものがあれば、それだけ大勢の荷物を守ることができます。
ベッド
アウトドア用のベッドです。
床からの違和感を難なくクリアしてくれます。
冬場はとくに地面からの寒さが体力を奪うので、あると相当に助かりますよ。
野営地だと虫の侵入も防げますしね。
避難所でも冬の体育館などでは、同じ効果が期待できますね。
ランタン
ランタンはテント内を明るく照らしてくれる照明アイテムです。
災害時では停電で電気が通じなくなった自宅などで、照明として役立ちます。
電源・チャージャー
ポータブル電源やソーラーチャージャーは、野営地での電源確保に必須です。
電気が通じないアウトドア環境では、事前に電気を確保してくれたり、太陽光で集電できるアイテムは非常に便利。
同じことが停電が発生する災害時でも当てはまります。
最近はカセット式の発電機も出ているので、そちらも候補の一つになりますね。
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ポータブル冷蔵庫
電源が確保できれば、かなり便利な保冷アイテムになります。
食料や飲料を冷やしてくれるので、食生活が充実するのはもちろん、薬の保存にも役立ちますよね。
車に積んで持っていき、野営地で電気を引いて使うことで、テント内でも自由に冷たい飲みものを手に取ることができますよ。
クーラーボックス
保冷剤で食材や飲料を保存できるアイテムです。
電源を必要としないので、アウトドアではもちろん、災害時の電気が不安定な環境でも即戦力になります。
持ち運びに便利なのが大きなポイントですよね。
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シャベル
シャベルは野営地や避難所まわりの環境を整えるのに大きな力を発揮します。
穴を掘ったり、ものを運んだり、ゴミを分別したりと、生活に必要な力作業のサポートに、いざというときに野生動物と戦う時にも防備用として使えるかもしれません(災害時に犯罪者から自分や大切な人を守るための自衛用にも)
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調理アイテム
カセットコンロ
カセットボンベ一つで火を確保できる「優れもの」アイテムです。
煮る・炊く・焼くなど、様々なクッキングで役立ちます。
燃料も軽量なボンベなので、予備を持ち運びしやすい利点上があります(取り扱いには注意ですが)
おすすめはイワタニのアウトドア向けに携帯できる「タフまる」ですね。
ミニコンロ
固形燃料で火が起こせるコンロも便利です。
ミニサイズなのでリュックに入れて持ち運びもできますしね。
ドイツ製の信頼の製品ですよ。
クッキングツール
「焼く・茹でる・炊く」に必要なクッキングツールも必須ですよね。
一通りのものが揃っているセットが便利。
災害やアウトドアに役立つ調理器具とカセットコンロ・ストーブ【7選】
ウォータータンク
クッキングの基本である水の確保も重要ですよね。
キャンプ場などで水道が出ていたり、被災地で給水が始まったなら、水を運べるウォータータンクがあると便利です。
水をそのまま持って移動できますし、キャップがついているので「こぼす」心配がありませんから。
日本製のキャプテンスタッグなら安心ですよね。
折り畳めるタイプもgood。
災害時に水の確保を!飲料水用タンクレビュー【ウォータータンク】
浄水器
水がどうしても確保できない場合は、川や雨からの集水の可能性も考えておきましょう。
浄水器があると、最低限のゴミや細菌などの浄化ができます。
そのうえでコンロなどで煮沸殺菌をすると良いですね。