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津波や豪雨で溺れないようにするための防災レスキューアイテム3選

2023年3月6日

巨大地震による津波や、台風や豪雨による浸水や冠水など、災害ごとに水にまつわる事故も増えています。

とくに30年以内に起こると言われている南海トラフ巨大地震では、沿岸部に大きな津波が押し寄せることも想定されています。

そのときにもし水辺近くにいて高台に逃げることができなかったら、もしくは地下街で浸水してきた水から逃れられなかったら・・・

昨日にもツイッターでそのことについて触れました。

それらを考えていると、頭に浮かんだのが3つの方法です。

・酸素ボンベ

・シュノーケル

・ライフジャケット

これらを常備していれば、万が一の際にも助かる確率は増えるのではないかと思ったわけです。

今回はそれに関する考察とアイテムを紹介していきますね。

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水に溺れないための緊急防災アイテム3選

ミニ酸素ボンベ

水中で呼吸できるミニ酸素ボンベ(ポータブルシリンダー)です。

通常のボンベは背中に背負う大きめのものですが、このタイプは手で持てるので、常備するにはかなり便利です。

ただ問題は二つあります。

一つは「口から離すと、タンクが離れてしまう」こと。

背中に固定したタイプではないので、口から離すとそのままタンクは外れて流されてしまいます。

手軽さを追求したものなので、仕方ないことですね。

もう一つは「ガスボンベの安全性」です。

ネットで販売されている安価な物の中には、安全基準の認証はされていないものもあり、爆発の危険もあります。

海外のものも多いので、日本国内の基準に立ってしないものや、安全基準自体を守っていないものもあると思います。

もしこのタイプのボンベの購入を考えている場合は、国内のダイビング・スキューバーショップで経験者や専門家に相談し、そのアドバイスのもとで、きちんとしたものを買うことをおすすめします。

そういう店であれば、ここで紹介したような小型のボンベが本当に役に立つのか教えてくれるでしょうし、より良い商品があればそちらを勧めてくれるかもしれません。

その際に背中に固定できるホルダーがあれば、より安全に使用することができると思います。

シュノーケル

ダイビングで定番の呼吸ツールです。

口にくわえて水面に伸びた吸気口から空気を吸うスタイルになります。

ですので、あくまで水面に近い場所という前提になりますが、その場合は最も手軽に使えます。

ボンベを必要としないので、重さもなく、シュノーケル自体も軽量なので、かばんなどに常備しやすいメリットがあります。

背よりも少し高い位置までの浸水には大いに役立つと思います。

ライフジャケット(救命胴衣)

水に浮くことができるジャケットです。

水難事故を防ぐために、海や川のレジャー、船を使った魚釣りなどで義務付けられています。

津波で流されてしまった時や、台風・豪雨で街が水で溢れてしまった時でも、ライフジャケットを着こんでいれば溺れずに済む確率が上がります。

もし地下街で浸水した時でも、天井まで水が達しないレベルの水流であれば、水に浮いて難を避けることが可能かと。

上半身に着こむベストタイプが一般的ですが、腰に巻くベルトタイプもあります。

ベルトタイプのほうがサイズも小さく軽量で、携帯に便利ですね。

【津波や浸水で役立つ】ライフジャケットおすすめ3選

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救命胴衣とセットで常備していると安心

今回紹介したアイテムは、あくまで「こういうのがあれば良いな」という想定でサーチしたものです。

なので、とくに酸素ボンベに関しては、本文でも述べたように専門ショップでの相談の上で購入を決めるようにしてください(今回のアイデアが有効かどうかも同時に)

本来は津波や豪雨による浸水に遭遇した場合は、すぐに高台に逃げることが重要です。

万が一、地下街にいた場合は、止水版や非常扉で水の侵入を止めるような設計になっていると思います。

水が迫らない間に隣接している高層ビルに避難するか、浸水していない地上に逃げるようにしましょう。

最低限、救命胴衣は役に立つと思うので、常備することを強くお勧めします。

来るべき水害に備え、皆さんもそれぞれでベストなプランを練ってみてくださいね。

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