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【ウイルス防災対策】災害後に避難所で3密を避ける方法についての考察

2020年5月24日

2020年はコロナウイルスが発生した年として長く記憶されることは確実ですが、現在(5月24日)でも緊急事態宣言が多くの都市で解除されたとはいえ、まだ予断は全く許せない状態です。

そんな折、ここ数週間の間に複数回の地震が発生し、不気味な予感を感じさせています。

梅雨の季節も近づいていますし、地震が頻発した地域の地盤の緩みも気になるところ。

さらに夏から秋にかけて台風の時期でもあるので、ここ数年の大型化を考えれば、今年も被害の大きさが予想されます。

暴風や豪雨をともなう台風対策まとめ

まだウイルス感染予防が必要な時期に大型地震や台風が立て続けにおきれば、被害に遭った地域での「3密」はどうなるのか?

予防と対策を自分なりの考えと過去に挙げた記事を参考に考察してみました。

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災害時の避難所では「3密」は防げないのか

ウイルス感染を抑えるために必要なのが「3密」であることは、すでに常識になっています。

3密とは「密閉」「密集」「密接」の3つのことを指します。

密閉⇒窓がなかったり、換気ができなかったりする場所のこと

密集⇒人がたくさん集まったり、少人数でも近い距離で集まること

密接⇒互いに手が届く距離で会話や発声、運動などをすること

これらを避けるために「換気をよくする」「飲食店や公共の場所で人との間に距離を空ける」「マスクをする」などが推奨されています(半ば義務ですね)

さらに帰宅後は「手洗い」をしっかりすることで、ウイルスが付着しやすい手を清潔に保ち、経口感染を防ぐ意味もあります。

これらの対策が災害直後の避難生活では非常に困難になるということ。

政府や行政機関の広報、メディアでも指摘されていますし、たとえ知らなくても、そうなるだろうことは簡単に想像はできます。

まず避難所では、多くが体育館や公民館で複数以上の避難されている人と生活を共にしなければいけません。

その際にテレビでもよく見るのが、体育館で雑魚寝のような状態でめいめいが休んでいる状態。

写真提供:神戸市

地域によっては段ボールでブースを設けて個室状態にしたりと整備が進んできていますが、まだ雑魚寝状態の場所も多いのではないでしょうか。

この状況が未だ大半だとすると「3密」は到底防げません。

なぜなら「密集」「密接」状態になっているのは当然ながら、「密閉」も治安上の問題や、季節や地域によっては避難所の扉や窓を閉めることができない場合も想定できるので(冬場や北国での被災)、換気も難しくなるからです。

さらに上下水道インフラが壊滅した場合は「水不足」「排泄物の処理ができない」事案が発生したり、物資の不足で「消毒液の確保」が難しくなり「手洗いができなくなる」ことなど、衛生面でのウイルス予防対策が非常に困難になることも予想されます。

体温計やマスク、その他の医薬品も不足する可能性も非常に高くなり、高齢者や子供、持病をもった人にとって厳しい環境が生まれ得ることなど、全てがウイルス予防対策とは裏腹の環境が出来上がってしまう可能性が高いでしょう。

これをどうすれば良いのでしょうか?

避難先を分散させること

避難先での「3密」を防ぐためには、環境の整備と振り分けが大事になってくると思います。

ざざっと分けて、万が一の災害では以下の避難方法が考えられます。

・公共の避難所

・自宅避難

・ホテルなどの宿泊施設

・知人や友人の家

・車中泊

まず最初の「公共避難所」の場合はどうしても「3密」になるので、まずはこれを改善すること。

施設を提供・管理する側が「3密」対策を行って、お互いの距離を空けるように設備を整えること、ブースで仕切ったり、避難してきた人の距離を空けるように整えること、決してすし詰め状態で人を収容しないことが求められます。

テントを持ち込めるようにするか、あらかじめ用意して設置しておくと、個室状態になって3密の多くは防げるのでぜひ対策に入れておいて欲しいところ。

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家が無事な場合は「自宅避難」で乗り切るのが最もベストな選択です。

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見知った場所ですし、備蓄があればそのまま普段通りに生活できるので、これに勝る避難生活はありません。

ホテルなどの宿泊施設が提供されていれば、個室であれば安全でしょう。

友人や知人、親戚の家の場合は基本的には安心ですが、誰かがウイルスに感染していないとも言い切れないので、親しいからといって気を緩ませずにお互いの距離はきちんと保つ配慮はしたいものです。

半壊もしくは全壊で自宅に住めない場合は「車中避難」も検討したほうが良いかもしれません。

誰もいない自宅に空き巣が入る心配もあるので、自宅のそばや敷地内で車中やテント生活を続ける人もいます。

その場合は通常サイズ以下の乗用車や狭いテントは「3密」になるので気を付けること、長期間の車中泊は健康に害をもたらすので、以下の対策は必須です。

災害時に起こる「エコノミークラス症候群」の予防法

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キャンピングカーのような大型の車だと、自宅の生活と変わらない生活スタイルを維持できるので、余裕がある人は事前に購入しておくのも良いと思います。

>>地震や停電時に役立つキャンピングカー情報・車中泊で注意すべき点

水や衛生用品の不足をどう補うか?

大型災害で電気や水道が止まってしまうと、飲み水の確保はもちろん、手洗い用の水もたちまち不足することになります。

たとえ公共や民間の宿泊施設が提供する避難所であっても、収容する人数によってはこうした物資の不足問題が必ず出てくると思います。

いわんや、自宅避難や車中避難においては特にです。

水は命の保全のみならず、手洗いなどウイルス対策予防に必須の物資なので、絶対に確保しておきたいところ。

そんなときに命綱になるのが「備蓄」と「工夫」です。

「備蓄」はできるだけ長期保存用のタイプを揃えておくことをおすすめします。

>>長期保存が可能な備蓄用飲料水9選を紹介

もし通常のミネラルウォーターで消費期限を多少過ぎてしまっているものに関しては、手洗い用に使うと便利です。

大幅に期限を過ぎていたり、不安であれば、加熱したりろ過して使うことをおすすめします。

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>>防災・アウトドア用の浄水器でおすすめのものは?店舗で選んだ3ブランドを紹介

【加熱用】

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>>【イワタニ・プリムス】シングルバーナーを紹介!手軽に着火できてアウトドアにも防災にも便利!

備蓄分の水だけでなく、雨水や川の水を再利用する場合も「ろ過&加熱」することで、手洗いや洗濯に使うことができます。

水を使わずに体を清潔に保つのであれば「体拭きティッシュ」「口腔ケアティッシュ」「ウェット手袋」が便利でエコでおすすめです。

>>災害時でお風呂が使えないときに便利!「からだふきタオル」レビュー!

>>災害時の口腔衛生ケアにおすすめ「歯磨きティッシュ」購入レビュー!

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>>災害時に水を使わずに髪の毛を洗える「ウェット手袋」レビュー!

コロナウイルスは口からの経路で感染すると言われているため、特に口元に触れやすい「手を清潔」に保つことが大切です。

ウェットティッシュも常備しておき、水不足のときに手洗いや食事の前に「おてふき」に活用していきましょう。

持ち出し用のウイルス対策グッズを

上に挙げた衛生用グッズだけでなく「マスク」「常備薬」「体温計」「ハンドソープ」「エプロン」「ゴミ袋」「トイレグッズ」なども、ウイルス対策用として防災用のリュックに詰めて入れておくことをおすすめします。

>>災害時に役立つ「携帯トイレ」をまとめて紹介

リュックが他のグッズですでに一杯だという場合は、サブのミニバッグに入れるか、ウェストポーチに収納できるようにコンパクト化しておくと便利です。

これ以外であると便利なのが「使い捨ての薄手ゴム手袋」で、避難所などで大勢の人が触れるドアノブなどからの感染を防ぐことができるのでおすすめですね。

>>防災やアウトドアの調理・感染予防に役立つ!ニトリルゴムのフィット手袋レビュー

まとめ

以上がウイルス感染予防中に大型の災害がきてしまったら、どう対応すれば良いのか?を私なりの考察と対策を交えて語らせてもらいました。

今のところは幸いに大型災害は実際に起きていませんが、今後はどうなるのか分かりません。

誰も先を読めないので、やはり日頃から備蓄や知識を蓄えて有事に備えておくべきだと思います。

その意味で今回の記事が皆さまの参考になれば幸いかなと思っています。

「備えあれば憂いなし」の精神で、お互いにこれからも防災の心得を失わずに日々を過ごしていきましょう。

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