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防災と災害について考えるブログ

【新潟・山形地震】震度6強と津波速報に驚愕!個人レベルでの安全確保対策を考察してみました

2019年6月19日

昨夜の18日午後10時22分ごろ、山形県沖を震源とするマグニチュード6.7の地震が発生しました。

スマホが何度もアラーム音を出すので「なんだ?」と思いながら見てみると、新潟で震度6の地震が発生という知らせが出ていて「えっ!」と。

慌ててテレビをつけてNHKニュースを見てみると、まさにちょうど速報が出ているところでした。

そこから2時間ほどニュースを見ながらツイートで速報の様子などをつぶやき続けましたが、最も恐ろしかったのは「津波」の注意報で、すぐに東日本大震災の時のことが脳裏に浮かんでしまいました。

結局、津波の高さも1メートルほどで、被害もニュースを見ている限りでは目立たなかったようなのでホッと胸をなでおろしましたが・・

その後のニュースで、新潟県村上市で震度6強、山形県鶴岡市で震度6弱の激しい揺れが観測されたということ、地震の揺れは新潟県や山形県だけでなく、東北・関東全域に広く分布しているということで、その規模の大きさに驚いてしまいました。

気象庁会見 新潟県震度6強 今後も地震に警戒を

今朝になって地震の詳細が各メディアで発表されましたが、最大震度の大きさにも関わらず、予想していた被害状況が比較的にも軽微だったことで安心しました(もちろん被害に遭われている方はおられるので、軽い言葉は禁物ですが)

新潟県村上市で震度6強の揺れを観測した地震は19日、山形、新潟両県で延べ9232戸に上った停電が全戸で復旧した。総務省消防庁によると、けが人は山形、新潟、宮城、石川各県で計26人に上り、800人以上が避難。発令されていた避難指示は全て解除された。

新潟・山形地震、26人けが=停電復旧、800人超避難

ただ避難所に行かれている方が少なからずおられるので、暑くなるこれからの季節、損壊した家屋などできる限りの早い復興が望まれます。

今回はそんな昨夜の地震で気づかされたことや、地震・防災情報をチェックする中で認識したことなど、改めてまとめていきたいと思います。


地震から身体的被害を最小限に抑えるために個人でできること

地震が発生した時、まずは頭部を保護することが大切だと思います。

状況判断や視界の確保など、頭部にある体機能は生存のために究極的に重要です。

多くの地震対策情報では、屋内であれば、机の下や遮蔽物の下などに体を丸めて頭部を保護して隠れる、というのが正しい避難方法だとされています。

ただその場合、天井や壁、遮蔽物そのものが落ちてきた場合は意味を成しません。

これは個人的な意見なのですが、周りに建物や構造物が全くない運動場、グランド、広場などに避難することが実は最も安全なのではないかと思います。

少なくとも最初の地震の揺れから頭部を守りきれた後は、そういった広い場所に逃げるのが安全・確実ではないかとも。

もちろん屋内から避難の過程で、建造物の中を通り抜けなければならなくなることも考えられるため、そうした時に逆に続けてきた余震によって構造物の落下の危険性が上がってしまうことも予想されるので、一概に容易なことはいえません。

あくまでですが「周りに構造物や遮蔽物が全くない場所に、すぐにアクセスできる屋内で被災した場合」において「広場など周りに構造物がない、見晴らしの良い場所への避難」が最も安全なのではないかと個人的には想定しています(学校、会社など)

そうして地震直後の揺れと、続けてきる余震から身を守ることができた後は、ヘルメットを着用して移動することでさらに危険性を減らすことができます。

ヘルメット着用の有無によって安全性に大きな違いが出るのは、工事現場の作業員の方を見ても一目瞭然です。

万が一の落下物があった際に頭部を守ってくれる存在。

災害時の屋内外でも同様の役割を演じてくれるでしょう。

【防災グッズ】谷沢製作所のヘルメットを購入!抜群のフィット感と深めの被り心地がよかった!

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そうした前提で「頭部を保護」できた場合は、次にくるのは手足の安全です。

大規模な地震が起きた場合は、家具や建物のガラス、壁、それに伴う釘や金具などが至る所に散乱していると考えられます。

そうした場所で行動する場合、ふとしたときに手足をケガしてしまう可能性があります。

医薬品が不足していたり、病院など医療機関が機能しなくなる震災直後の状況では、軽いケガが悪化して重症に至ることだけは避けなければいけません。

そんな状況下で必要になるのが「手袋」と「靴」です。

手を保護する「手袋」は軍手でも良いでしょうし、作業用の手袋(皮手袋)などもより望ましいです。

足を保護する「靴」は通常のゴム製のスニーカーよりも、道路などに散乱した建材具やガラスの踏み抜きを考慮すると、作業用・安全靴タイプのほうが確実です。

もしくは底敷きに踏み抜き防止タイプを用意していれば、スニーカーなどでも被災場所の歩行は安全に行えるかと思います。

昨夜の新潟・山形地震のニュースでも、激しい揺れで屋内に散らばった酒瓶のガラス片や、そこに溜まった赤い液体(恐らくワインだと思いますが、ひょっとしたら血だったのかもしれません)を見て「これは普通の靴だと踏み抜いてしまうかも」と感じたので、やはり底部分をしっかりケアできるタイプのものを用意する必要があるかと思います。

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地震で倒壊した建物からの救助法と必要な道具を紹介【実体験あり】

とにかく「頭部の保護」と「手足の安全」

この2つが地震発生時からその直後の生活で大切になってくると感じます。

津波から身の安全を確保するために個人でできること

地震と違って津波は時間との勝負です。

迫りくる水の氾濫・洪水・濁流はあらゆる安全保護策を無に帰するほどの破壊力と衝撃力を持っているといえます。

一度津波に巻き込まれてしまえば、多くの場合は助かる見込みは限りなく少なくなるでしょう。

なので津波に関しては、とにかく「高台に逃げること」に尽きます。

少し前に読んだ磯田道史さんの「天災から日本史を読みなおす」でも、過去の歴史で起きた津波で助かった例、助からなかった例を当時の文献で読み解いていき、結果「高台に逃げた」人が命を長らえたという検証にいたっています。

【津波・地震】歴史と天災、ドローンが果たす災害救助の可能性について

繰り返しになりますが、とにかく「高台に逃げる」こと。

この場合は丘や小高い場所にある公園、もしくは山が考えられますが、もちろんビルやマンションでもOKです。

そのためには事前に津波が近づいてくる情報を知る必要がありますが、スマホが発達した現代ではアラームや速報が入ると思いますので、それを見て早期に判断して高台にダッシュ!というのが正しい流れかと思いますね。

ただ体の不自由な方やケガをしている人、高齢者など、すぐに避難できる状況にない方も多くいると思います。

そうした場合は、近くに丘や高台などがなければ、近所にある高層ビルやマンション、公共機関の建物などを普段からチェックしておき、いざというときにそうした場所に避難できるように計画しておくことも大切です(地域社会での協議・根回し等)

また全国の自治体で防災ハザードマップが各家庭に無料で配られていると思いますので、自宅や勤務場所、学校が津波の危険地域に入らないか、津波が来た時に避難できる場所がないかをチェックしておくと良いです。

津波は海岸部だけでなく河川にも合流することもありますので、河川の近くにいる方も同じく「高台に逃げる」ことを最優先にして避難されることをおすすめします。

【NHKスペシャル】河川津波の恐ろしさと避難対策について

防災ツイートで得た情報

今回の震災情報でツイートを書き込んだりチェックしていたことを述べましたが、その中で最もよくリツイートしていたのが「NHK生活・防災」と「特務機関NERV」です。

特にNHK防災のほうは、NHK防災系サイトと連動して被災時に必要な具体的な情報をアップしてくれていたので、かなり参考になりました。

中でも防災グッズの「家庭用」や「外出用」ツイートなどは、このブログでも類似の記事を過去に取り上げていたこともあって、それらの内容を補足する意味でも役立ったと思います。

災害時に選択したい「在宅避難」と「室内テント」

【防災グッズまとめ】いざという時の災害用「持ち出しアイテム」をジャンル別に紹介!

そんな自分的に「これは記録に取っておこう」とリツイートさせてもらった内容を、以下に紹介させてもらいます。

【防災グッズ・家庭用】

いざという時、すぐに避難できるように非常持ち出し袋

現金、口腔ケア用ウェットティッシュ、ロープ、通帳印鑑、カード、ヘッドライト、乾電池、携帯ラジオ、ポリ袋、皮手袋、歩きやすい運動クツ、LEDランタン、水(一日2リットル×7日分×家族分)、非常食(4~5日分)リュックサック、救急セット、カセットコンロ、カセットボンベ、ヘルメット、簡易トイレ

元ツイート

 

【防災グッズ・外出時用】

すぐに避難できるような非常持ち出し袋

大判ハンカチ、非常食(チョコ、シリアルバー)ポリ袋、充電器、エマージェンシーシート、ブランケット、ホイッスル、帰宅支援マップ、水(500ml1本程度)、常備薬、口腔ケア用ウェットティッシュ、乾電池、携帯トイレ(1パック3枚、ヘッドライト、携帯ラジオ、

元ツイート

 

【停電によるロウソク火災に注意】

・「ロウソク火災」は、大きな地震のあとの余震でロウソクの火が周囲に燃え移ることで起きることが多い

・東日本大震災ではおよそ30件確認され、死者も出たほか、去年9月、北海道で震度7の揺れを観測した地震でも確認されている

・「ロウソク火災」を防ぐには、できればLEDなど熱の出ない明かりを使うことが望ましく、ロウソクを使わざるをえない場合も、その場を離れるときや寝るときには火を消しておくことが大事

元ツイート

 

【電気による火災に注意】

・電気ストーブやトースター、観賞魚用のヒーターなどの電源を切ること

・コンセントを抜く、ブレーカーを落とすなどして、確実に、電気が供給されないようにすること

元ツイート

以上になります。

他にも多くの有益な防災系ツイートはありましたが、自分的には上記のものが最も心に残りました。

同じ感覚を持つ方がおられたら、ぜひ参考にされたらと思います。

まとめ

突然の速報に驚いた今回の新潟・山形地震。

現地の方々の被害は少なからずあったとはいえ、津波も恐れていた第2波、第3波が到来することもなく、余震も今のところは大きいものは来ていないようなので、ホッとしています。

ただ新潟は2007年の中越沖地震からの再来ということですので、本当に大変なことですが、今後も警戒を怠らないようにすることしかないと思います。

ここ数年、東日本大震災熊本地震、鳥取県中部地震、大阪北部地震北海道地震など、大型の地震が続いています。

私自身は阪神淡路大震災を経験しており、そこから考えると、たとえ距離は離れているとはいえ、日本各地でそうした大地震を目にしてきたということになります。

それに加えて今後は南海トラフ沖や首都直下型、東海沖など、大都市を直撃する地震の可能性が指摘されており、そうした大都市の周辺に住む自分のような一般市民にも、嫌応なく地震への対応を迫られている厳しい現実があります。

今回の地震で改めて気づいたのが、日本は災害の国だということ。

今後も「自分だけは大丈夫」という甘い考えを持つことなく、迫りくる災害への備えを個人レベルで行っていくつもりです。

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