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【地震対策】自宅の家具配置と転倒防止の方法まとめ

2021年2月14日

昨晩、福島県沖が震源地の震度6強と揺れが福島・宮城を中心に関東全域で発生しました。

揺れの規模は非常に大きく、東日本全体から西日本(中国地方まで)到達しています(震度1から2)

我が家も少しばかり揺れまして、ちょうど緊急速報をスマホで知った直後だったので「これか!」とかなり焦ってしまいました。

震源地となった福島の映像を見ていると、かなり激しい揺れが建物内で見えており、私自身は阪神淡路大震災を、現地の方は東日本大震災のことが頭によぎったのではないでしょうか。

実際に揺れの原因は東日本大震災の余震と言われており、10年経過した現在でも大地震の余波というのはいまだ健在なのだと知って、大自然と脅威と自然災害の恐ろしさをまざまざと思い知られた気分になりました。

このような揺れが起こるということは今後も予断は許さないということであり、ますます地震への備えを固くしなければならないという思いを強くしています。

今回はそんなきたるべき大地震への防備として、自宅内の家具の配置について過去記事を含めた情報対策まとめを書いていきたいと思います。

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大地震による負傷者の多くは家具の転倒によるもの

これまで起きた多くの大地震による負傷者の3割~5割は「家具の転倒」が原因であると言われています。

東日本大震災を踏まえた ・今後の被害想定の主な課題 ・海溝型地震に伴う広域災害への対応/内閣府防災担当PDF

その中でも最も多いのが「家具の転倒」で、次が「本人の転倒」「ガラスや鋭利なもの」の順に負傷の理由が挙げられます。

私が経験した阪神淡路大震災では、これらのうち「家具の転倒」「ガラス・鋭利なもの」の2種類が、実際に脱出の際の凶器になりました。

【地震体験】22年前の阪神淡路大震災で体験したこと、感じた事

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家が昔の木造平屋で平行四辺形の形に倒壊したのですが、幸運なことに、壁側に設置してあった大型の家具ダンスが倒壊してきた天井を支える形で斜めに倒れて、その隙間から家族は脱出できたといいます。

このとき私は外出していたので自宅にはいなかったのですが、後で脱出の際の「食器棚から落下して散らばったガラスや陶器の破片」や「天井部分が落下してきて出口が塞がれた正面玄関口」のことを家族に聞いて「うわぁ・・」と言葉を失った覚えがあります。

しかも当時私が寝ていた場所に学習机が倒れてきていて、しかもその机の角が畳に深々と突き刺さっていたということをきいて「ひえ~」と恐怖で背筋が寒くなりました(頭の部分に刺さっていたらしいです)

ほかにもタンスの上に置いていたゲーム用の小型テレビが飛んできたことや、トイレの扉が開きにくくなっていて、もう少しで閉じ込められそうになった父親の話とか、もし自分が現場にいたらきっと足がすくんでいただろうなという出来事が一気に起こっています。

このときから今に至るまでずっと感じているのが「家具の配置は大事だ」ということです。

震度と室内の状況

揺れのレベルによって室内の状況や対処すべき内容は異なります。

一般的には「震度4」からが部屋の家具が倒れたりする「危険レベル」となります。

震度と室内状況をまとめてみますと、

震度4:棚の食器類が音を立てる。置物などが倒れることもある。ほとんどの人が揺れを感じる。

震度5弱~弱:棚の食器や本棚の本が落ち始める。固定していない家具が移動することもあり。多くの人が恐怖を感じる。何かにつかまっていないと歩けなくなる。

震度6弱~強:固定していない家具のほとんどが移動したり倒れる。立つのはほぼ不可能な状態。

震度7:固定していない家具が移動または飛ぶ。立つことはできず、揺れに合わせて飛んでしまうことも。

という感じになります。

震度6の映像をみると非常に大きな揺れで、多くの家具類や設置物が大きく揺れて飛んでいたりしていましたし、立ったり歩いたりするのは難しくなっていました。

さらに横揺れだったり、縦揺れの「方向性」が加わって来るので、家具が倒れたり飛んでくる方向が読めなくなる危険も出てきます。

なので、大地震に備えた家具類の配置は「置く場所を選ぶ」「固定する」の2つが非常に大切になってくるのですね。

転倒防止のための家具の配置方法【4選】

大地震が起きたときに室内で家具の転倒による怪我や、屋外に脱出する際の邪魔にならないような場所に配置する必要があります。

その方法はシンプルで「4つ」に絞ることができます。

以下にまとめてみます。

①避難経路に置かない

各部屋の出入り口付近や玄関、窓のそばには大きな家具は置かないようにすることが大事です。

もしそうした場所に置いていて転倒してしまうと、避難する経路を塞いでしまうので、離れた場所に置くか、固定してしまいましょう。

②廊下に置かない

これも同じです。廊下は玄関や各部屋に至る通路になるので、家具が倒れてくると逃げ道が塞がってしまいます。

③寝室に置かない

寝ている時に揺れが来て頭や体に倒れてくると怪我をしてしまいます。もし置く場合は固定するか、寝る場所に倒れてこない位置に配置しましょう。

④いつも座っている場所に大型家具を置かない

居間のソファなど、普段座る場所の近くに大型家具を置いていると、地震で倒れてきたときに怪我をしてしまいます。配置場所を変えるか固定する、または背の低い家具に代えるようにしましょう。

では次に家具・家電製品を固定する方法を見ていきましょう。

家具を固定する方法

地震の揺れで家具が倒れてこないように固定する方法です。

その方法は6つです。

L字金具、ポール、ベルト、ストッパー、マット、開き戸防止器具

ですね。

この中で最も強度が高いのがL字金具でしょう。

面と面を釘で固定するので、抜けたり剥がれることがありません。持ち家だったり、壁に穴をあけるのが許可されている賃貸建物であれば、ぜひともこれで予防したいところです。

次のポールタイプは天井と家具の上部に差し込んで「突っ張らせる」ことで家具の移動や転倒を防ぐ働きがあります。ポールの中央が伸び縮みできるので、流れを合わせてはめ込むことも可能。

これだと釘やシールで固定する必要がないですので、L字金具の次におすすめな手段ですね。

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次のベルトタイプは、固定面をシールや釘で壁などに固定しつつ、そこから伸びたベルトストッパーで家具や家電機器を固定するタイプです。冷蔵庫やテレビ、棚などに使えますね。

ただこれはベルトが緩んでしまうことで家具が移動してしまったり、固定面が家具の転倒の衝撃で抜けてしまう危険もあるので、両面を固定できるL字金具よりも強度は低いと言えます。

次がストッパータイプで、△状になった具材を家具の下に差し込むことで、傾斜で前に倒れてこないようにするタイプです。これだと釘などで固定する必要がないので簡単に差し込むだけで済みます。

ただこれも抜けやすかったり、強度の揺れで飛んでしまうこともあるので、あくまで補助程度に考えていた方がよさそうです。

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マットタイプですが、これは家電製品の底に敷いて動きにくくする機能があります。ジェルタイプなので粘性が高いです。

とはいえ、接地面に汚れやほこりがついていたり、入り込むと接着力が弱まってしまいます。また背の高い家具や家電には向かないので、あくまでレンジなどの低めのものに使用した方が良いと思います。

最後は開き戸を開かないようにするストッパーです。赤ちゃんが食器棚などを開けないようにするためのツールとしても有名ですが、防災にも応用できます。

転倒防止というよりも、扉が開くことで起こる二次災害を防ぐためのツールですね。

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以上が家具の転倒防止を防ぐ防災ツールです。

以下にそれぞれの情報をまとめた記事を書いていますので、よければこちらも参考にしてください。

【地震対策】家具の転倒防止を防ぐグッズまとめ

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まとめ

大まかな対策としては、

①配置を優先する

②家具を固定する

③L字金具を優先する

④ベルトやポールやマット、ストッパーなどで二重のロックをする

を心がければよいかなと思います。

とくに冷蔵庫などの重量物はL字金具とベルトを併用して防止すると、より効果は高まるのではないでしょうか。

このほかにも食器棚や本だなのガラスが割れて中身が出てきたり、ガラス片で怪我をしないように飛散防止フィルムや梱包シートを設置するのも良いと思いますね。

それについても過去記事でまとめているので、こちらもよければ参考にしてみてください。



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