いざという時の備えのために

防災と災害について考えるブログ

河川の氾濫から家や身を守るためには?個人でできるシンプルな対策について

梅雨前線の影響で西日本を中心に大雨が続いています。

熊本県南部地域で発生した川の氾濫では、周辺地域が大きな被害を受けており、住民の避難や救出活動が続けられているということ。

熊本県南部豪雨で22人死亡 心肺停止17人、不明11人 1000世帯が孤立-西日本新聞

西日本豪雨の際もそうでしたが、河川の氾濫は街一つを水没させてしまう怖さをもっています。

今回はそんな危険をもたらす「河川の氾濫」についての情報と考察をまとめてみたいと思います。

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豪雨による河川の氾濫はバックウォーター現象が原因?

2018年の西日本豪雨、2019年の台風19号ともに、台風と梅雨前線が日本各地にもたらした被害の大きは甚大なものがありました。

岡山県の高梁川が氾濫して水で埋まってしまった町もあり、テレビでその光景を観て「これが日本か・・」と言葉を失ったほどでした。

さらに氾濫では比較的に無事かなと思われた高層マンションも被害を受けたことなど(台風19号の多摩川周辺)、河川付近に住む恐ろしさを感じさせてくれます。

そして今回の熊本県の球磨川の氾濫。

周辺地域1060ヘクタールが浸水し、多くの人や建物の被害が出たということ。

こうした一連の河川氾濫の原因の一つが「バックウォーター現象」だと言われています。

>>【西日本豪雨】甚大被害の原因、「バックウオーター現象」か…専門家指摘-西日本新聞

>>多摩川が氾濫 バックウォーター現象とは?-日テレNEWS24

>>広域豪雨、一気に川に 集中地点で被害拡大か 球磨川氾濫に専門家-ヤフーニュース

バックウォーター現象とは以下になります。

【バックウォーター現象】

・河川の合流地点で本流が増水することで支流の水がせき止められ、溢れた水が氾濫してしまう

・行き場を失った支流の水が堤防を越え、堤防が決壊するなどの浸水被害をもたらす

・川が合流する地点だと、全国どこでも発生する可能性あり

対策としては、

「川の中に堤防を作って、本流と支流の流れを仕切り、合流点を下流に移動させたり、本流の川幅を広げて水を流下させる能力を増やすこと」

が挙げられます。

とはいえ、こうした対策は国や行政が実施する部分なので、我々個人の対策としてはよりシンプルに

・川の近くに住まない

・住む場合は川よりも高台の場所を選ぶ

ことが最も確実な対策法になるのだと思います。

川の氾濫による停電に備えて自家発電装置も揃えておく

今回の球磨川の氾濫で被害にあった老人ホームでは「エレベーターがなかった」ことが、避難に時間がかかった原因の一つだと言われています。

高齢者施設、過去にも水害で犠牲 災害弱者の避難に課題-中日新聞

自力歩行できない高齢者の場合、浸水からの避難で上の階に避難する際に「エレベーターがあるかないか」は、文字通り命に関わる問題です。

その意味でこの施設の危機意識が問われる部分かなと思うのですが、仮にエレベーターがあったとしても、自家発電装置が備わってなければ意味がないという考え方も以下の事案で出てきます。

浸水で高層タワーマンションに大きな被害!必要な対策と防災グッズを考察【台風19号】

多摩川の氾濫で被害を受けた高層マンションの例ですが、浸水で停電に陥ったことで、住民の生活が大変なことになったということ。

停電でエレベーターが使えなくなったので、通勤や買い物で階段を使わなければならず、高い階に住んでいる人ほど上り下りが大変そうでした。

私もマンション住まいなので分かりますが、10階以上のフロアだと正直いって上り下りは大変です。

しかもたいていは非常階段を使うので、窓もない閉塞的な階段を上り下りするのは精神的にも苦痛。

これが20階だとか30階ともなると、もはや別の家に引っ越したほうが絶対に楽なレベルですね。

以下の記事に停電時に高層マンションで生活せざるを得なくなったときの対策やグッズをまとめていますが、こうなったときは本当に大変です。

浸水で高層タワーマンションに大きな被害!必要な対策と防災グッズを考察【台風19号】

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一方で戸建ての家だと、エレベーターの心配はありませんが、代わりに生活に必要な電気が必要になってきます。

そう考えると、今後の水害対策としては、事業所や高層マンションでは「自家発電装置」の設置は必須で、個人の家でも可能であれば「小型タイプ」は揃えておいた方が安全でしょう。

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生活電源であればポータブルバッテリーでも十分な電力は得られるので、発電機よりは手軽に揃えられると思います。

停電時の電気供給に役立つ「防災用ポータブルバッテリー」3選

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まとめ

梅雨や台風の雨量が増えている中、これまでのような対策では河川や住民の安全が守れなくなる時代に突入しています。

水害対策の多くはインフラ部分になるので、一般人が関われることは少なくなってきますが、少なくとも、

川の近くに住まないこと、高台に住むこと

などは個人でも可能な最低限の対策だと思っています。

川近くに住んでいる人は、

ハザードマップで避難ルートを確認しておくこと、電源の確保はしておくこと

を意識して、防災バッグなども常備しておきたいもの。

【防災グッズ】いざという時の「持ち出しアイテム」まとめ

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ご自分の住まわれる地域の情報をチェックし、いざという時のために備えを欠かさないようにしておきましょう。

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