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ドローン飛行に必要な国家資格について【第三級陸上特殊無線技士】

2020年9月8日

前回は「防災に役立つドローンと飛行するための決まり事」をお伝えしました。

・ドローンは防災に役立つ

・ドローンを飛ばすには決まりごとがある

・技適マークがないドローンは国内では飛ばせない

今回はここに「使用する無線電波の周波数によって「国家資格」が必要」という情報が加わります。

飛行に必要な資格について深堀りしていきたいと思います。

飛ばすのに国家資格が必要な産業用ドローン

一般的に遊びで使われるドローンは「トイドローン」「ホビードローン」と呼ばれています。

これらは操縦の際に使われる電波の周波数が「2.4GHz帯」が主流で、電波法では免許や申請の必要がない「微弱電波」として扱われています。

それ以上のレベルになる「ビジネス用ドローン」「レース用のドローン」になると、操縦に使われる周波数のレベルが上がるので、それぞれに応じた無線免許が必要になります。

現在のところ、産業用ドローンの周波数は「5.7GHzとなっており、これには「第三級陸上特殊無線技士」という無線免許が必要です。

さらにレース用のFPVドローンで使用するFPVゴーグルの無線周波数は「5.8GHz」に設定されているので、こちらは「アマチュア無線技士」の4級以上が必要になります。

ドローン等に用いられる無線設備について―総務省

高度なドローンの運用を行うのであれば、少なくとも第三級陸上特殊無線技士以上の資格は必要だということになります。

レースはするつもりがないので、自分的には「第三級陸上特殊無線技士」かなと。

需要が増えるドローン業界の今後を考えると、今のうちに取っておいて損はない資格ですね。

「第三級陸上特殊無線技士」について

それではここから資格の詳細について説明していきます。

主に仕事に使われる産業用ドローンの操縦に必要な「第三級陸上特殊無線技士」についてです。

総務省が定める国家資格の一つになります。

陸上特殊無線技士の一つに入り、レベルは「第一級」「第二級」「第三級」のうちに3番目になります。

試験項目は「無線工学」「法規」から成り、多岐選択方式の試験になります。

資格取得には「国家試験」「養成課程」の2種類があります。

まずは国家試験についてです。

国家試験の概要

【特殊無線技士国家試験】

試験月:6月、10月、2月

試験場所:東京・札幌・仙台・長野・金沢・名古屋・大阪・広島・松山・熊本及び那覇

申請方法:日本無線協会に試験申請書の提出、またはインターネットからの申請

試験料:第三級陸上特殊無線技士は5,163円

試験申請用紙:協会で販売しているので、郵送で入手(インターネット申請の場合は必要ない)

試験日は毎年変わるので、実施される月だけを抜粋しました(一年で3回実施)

受験資格は、第三級陸上特殊無線技士に関しては、特にないようです。

詳しい試験要綱の内容は、以下の日本無線協会のホームページをチェックしてみてください。

公益財団法人 日本無線協会

試験要綱のPDF

養成課程の概要

養成課程とは、いわゆる「講習」のようなものです。

「公募型」と「受託型」に分かれています。

>>「公募」養成課程

一般向け/個人で受講可能

・講座を修了することで、国家資格と同等の資格を得ることができる

・第三級陸上特殊無線技士の受講料:22,650円、免許申請手数料が1,750円

・受講日:4月から翌年3月まで毎月実施

・受講時間:6時間(補講・追試の場合は別途の日あり

>>「受託」養成課程

・法人及びその他団体からの依頼を受けて実施

・講座を修了することで、国家資格と同等の資格を得ることができる

・受講日:受講月の2か月以上前に申請

・第三級陸上特殊無線技士の受講料:32,9400円~46,4400円(受講者が40名以内の場合)

・受講時間:6時間

どちらも受講時間は一日以内で済みそうです。

受講後は「第三級陸上特殊無線技士」が取得できるということですね。

より詳しい内容は協会ホームページでご確認ください。

まとめ

以上がドローンの飛行に必要な国家資格についてです。

ドローンを仕事で使う場合は、この資格は必須になりそうですね。

次回はドローンの操縦技術や知識を学べる「スクール情報」を紹介していきます。

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