防災と災害について考えるブログ

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【北海道地震】最大震度7と広域停電が発生!災害前後の心得を検証してみた!

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6日の午前3時8分、北海道南西部の肝振地方を震源とする、マグニチュード7クラスの地震が発生しました。

震源の深さは約40キロで、北海道全域で被害が出ているようです。

www.asahi.com

この地震による死者の数は9人、けが人は300人になるようで、295万戸が地震による影響で一時的な停電になっているとのこと。

西日本を襲った豪雨や台風に引き続く自然災害となり、北海道では初めての震度7の地震になるようです。

 

土砂崩れによる被害と道内全域の停電

 

私がこのニュースを知ったのは、同日の昼過ぎになってからでした。

それまで自宅での業務に追われていたこともあり、昼を越えてから一息つくためにテレビのニュースを賭けてみると「北海道で地震!」となっていたため、「えーっ!」と驚いたわけです。

 

from: The Straits Times

 

数か月前に大阪北部で地震があり、職場で揺れを経験し、7月には豪雨で西日本全域が水害、さらに数日前までは関西を台風21号が襲って、関西空港や私の住む地域に大きな被害をもたらしたところだったのに、今度は北海道で大型の地震とは・・

まさに自然災害のオンパレードという感じで、本当にこのニュースを知った時は天を仰ぎました。

実際に被害にあった地域の映像を見ると、山という山がすべて崩れていて、さらに夜の都市部が停電になる瞬間が映し出されるという衝撃的なシーンもあり、「これはひどいな・・」と思わず固唾を飲んでしまったくらいです。

 

from: ViralEar

 

政府によると厚真町などで9人が死亡した。同町では大規模な土砂崩れが発生して31人の安否が不明で、救出活動が続いている。

(中略)

大規模な土砂崩れや家屋の倒壊が各地で発生し、道外からの応援を含め、警察、消防、自衛隊などが約2万1千人、ヘリ51機で捜索救助活動にあたっている。土砂崩れがあった厚真町によると、町内では5人が死亡し、3人が心肺停止という。

北海道で震度7の地震、9人死亡 31人安否不明:朝日新聞デジタル

 

土砂崩れのあった地域では、計8人が死傷者となり、31人の安否不明者が出ているということ。

西日本豪雨の際も山際に住んでいた方が、土砂崩れによって被害に遭うことがありましたが、あのときにメディアで報道されていた対策法(2階に移動する、山側とは反対方向の部屋に移動するなど)を取る暇もないほど、今回の厚真町では激しい山崩れが襲ったのではないかと想像してしまいます。

一方の都市部では、道内全域に広がった広域停電の影響を受け、電力の不足に見舞われているといいます。

その原因と今後の影響について、日本経済新聞では以下のように報じられています。

 

北海道電力によると、停電は一時、道内全ての約295万戸に上り、1995年の阪神大震災の約260万戸を超える規模だった。電力会社のエリア全域での停電は初とみられる。

(中略)

全域停電の要因は、震源近くにある石炭火力発電所の苫東厚真発電所(厚真町)の緊急停止で、道全域の電力需給バランスが崩れたことにある。電力はエリアの需要と供給の量が常に一致しなければ、大規模停電や発電機などの設備が損傷する可能性があり、設備の安全性の確保を目的に、発電所が相次ぎ停止した。

(中略)

北電は7日には通常の電力需要のピークの約7割を供給できる見通しを示し、北電の真弓明彦社長は「全面復旧には1週間程度はかかる」と話した。

北海道地震、広域停電の被害拡大 インフラに打撃 (写真=共同) :日本経済新聞

 

これによる経済的損失はかなり大きいらしく、農業や畜産、製造業のほか、北海道の主要産業の一つである漁業にも大きな影響が出ているといいます。

 

北海道は漁業・養殖業の国内生産額のシェアは2割と最大。影響が大きいのは、漁港での製氷機や冷凍設備が使えず、水揚げした魚介類を冷やせないことがある。

北海道地震、広域停電の被害拡大 インフラに打撃 (写真=共同) :日本経済新聞

 

経済的な損失は庶民の生活にも直接関わってくることなので、一日も早い復興を願うのみですが、一方で地震による被害で自宅を失った方や、避難所への移動を余儀なくされた方々も多くいるようですね。

 

住民が避難する動きも広がり、道庁によると6日夜時点で、厚真町や札幌市、苫小牧市など61市町村に569カ所の避難所が設けられ、5777人が身を寄せている。

北海道で震度7の地震、9人死亡 31人安否不明:朝日新聞デジタル

 

5777人といえば、かなりの数になります。

大阪北部地震や西日本豪雨のときも同様の状況がありましたが、まさかその数か月後に、それ以上の規模で災害が発生するとは・・・

 

震災前にしておくこと、震災後にとるべき行動

 

かつて経験した阪神淡路大震災での避難生活と、大阪での地震西日本の豪雨台風21号でのことを踏まえて「震災前後の心得」的なものを考えてみました。

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地震が起きる前の普段の生活の中でしておくべきことは、食料や水を含む「防災用品」の備蓄と、退避場所までのルートの確認だと思います。

事前に避難所までの道筋を知っておけば、混乱した災害時にも容易にたどり着くことができます。

加えて自宅や職場の周囲の環境(どういう建物が立っているか、道路や路地の流れはどうなっているかなど)を普段から把握するようにしておくと、いざというときにスムーズに退避できますので、普段から怪しくない程度に、自宅周りや職場周りを散歩がてらにチェックされることをおすすめします。

防災用品の備蓄は「据え置き用」「移動用」の2種類に分けて用意するようにしたほうが良いと思います。

据え置き用は、飲料水でいうと2ℓタイプであったり、食材や防災用品でも大きめのものや重さのあるものを自宅に備蓄する用途に、移動用は、食料や水を小分けしたものや、コンパクトな防災用品などを、リュックに詰めるという感じで、普段から少しずつ準備しておきましょう。

備蓄量の目安は、据え置き分が1週間程度、移動用のリュックにいれるものが3日程度

救援が到着するまでの推定期間を想定していますが、あくまで目安です。

可能な範囲で備蓄するようにしたいものです。

また自宅が崩壊して避難所で生活せざるを得なくなった場合、車中避難やスぺ―スの取れない避難所では、体が動かせないために血流が滞って血栓ができ、命を落とす恐れもある「エコノミー症候群」にかかりやすくなります。

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エコノミー症候群を防ぐには、こまめな水分補給と体操が鍵です。

高齢者の方は単独では難しいと思いますので、ご家族のサポートのもとで行われると良いと思います。

また避難所ではプライバシーが確保できない場合もあるため、可能であればテントを使うことをおすすめします。

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自宅が比較的に無事でも、電気が通っていない場合は暖房設備が使えないため、冬場などは体調を崩す原因となります。

その場合でも部屋の中にテントを張っていれば、寒気を多少なりとも防ぐこともできますので、こちらもテント使用はおすすめです。

一方で被災地は無法地帯に近い状態になるため、力の弱い女性や子供が犯罪者に狙われやすくなります。

避難所での性犯罪も頻発しているとのことで、特に夜間は必ず男性と一緒に行動することが大切です。

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女性と子供は、必ず複数人数で行動すること。

子供の場合は、大人と行動すること、または大人の目の届くところで生活するようにしたほうがよいでしょう。

被災地では皆が力を合わせ、協力して生活していくことが大切です。 

 

まとめ

 

熊本地震、鳥取地震、大阪北部地震から続く、ここ数年来の大きな震災となった、今回の北海道地震。

私の住む関西でも西日本豪雨、台風21号が襲来し、日本列島が自然災害に襲われた一年となっているように思います。

台風や地震の規模も例年より大型になっていて、地球環境の変化が懸念されるところです。

震災地となった北海道の一日も早い復興を願うとともに、これから起こり得るだろう「南海トラフ沖地震」「首都直下型地震」への対策を、今回の災害を学びとして国や自治体レベルで対応することはもちろん、個人レベルでも可能な限りのことを心がけていきたいと思っています。

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