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【台風21号】25年ぶりの暴風台風が列島を北上!防災対策と必要アイテムを検証!

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正午に徳島県南部に上陸した台風21号は、ついにその矛先を和歌山、兵庫、大阪、京都といった近畿勢にも向けることになりました。

もちろん近畿だけではなく、四国や中国地方もその勢力範囲内にあり、今なお凄まじい暴風と豪雨によって各地を蹴散らしながら進んでいるとのことです。

その勢力の強さレベルは、

 

中心気圧:955ヘクトパスカル

最大風速:45メートル

最大瞬間風速:60メートル

台風21号、25年ぶりに「非常に強い」勢力で日本に上陸のおそれ

 

とのことで、NHKニュースによれば「中心の南東側190キロ以内と北西側90キロ以内では、風速25メートル以上の暴風が吹いている」とのことのようです。

私の住む関西でもすさまじい突風が吹き荒れ、駅前の広場では落ち葉やゴミが円を描いて激しい勢いで回転するだけでなく、その中に折れた傘が混じって飛んで危険だったため、回転が止まった時に急いで傘を回収して、風の無い場所に移動させた一幕があったくらいです。(これが映画ならトラックが吹き飛んで私に向かっていたことでしょう)

そんな台風21号がリアルタイムで被害をもたらしつつある我が家や町の状況を中心に、防災上、必要だと感じた課題と対策について語っていきたいと思います。

 

25年ぶりの”最強レベル”な台風21号

 

イメージ写真です

 

今回の台風21号は、1993年の台風13号以来の勢力の強さを持つといわれています。

さらに似た台風としては、その前年の1991年の長崎県に上陸した台風19号で、上陸時の最大風速が50m/sだったことから、今回の台風21号に近いスピードを持っていたことになります。

91年当時、青森県内でのりんごの落下被害が甚大だったことから「りんご台風」と呼ばれたようで、最大瞬間風速は長崎で54.3m/s、広島で58.9m/s、青森では53.9m/sを観測するなど、典型的な風台風だったということ。

www.huffingtonpost.jp

上記のニュース記事によれば、

 

2つの台風に共通しているのは暴風による被害の大きさです。今回の台風21号は日本列島を通過する時のスピードが比較的速いことが予想され、やはり雨以上に風の影響が懸念されます。特に「危険半円」と呼ばれる進路の東側を中心に暴風に対する備えをしっかりと行う必要がありそうです

 

と言及されており、暴風への対策をしっかり行う必要があるようです。

そんな台風21号が直撃した、我が家のリアルな状況としては、

 

・マンションのベランダの窓が激しく震えたこと

・窓の隙間から雨が浸水したこと

・ベランダのバルコニーで排水溝から溢れ出した水が溜まり、ちょっとしたプール状態になっていたこと

・街の道路では傘や看板が空中を舞っていたり、転がってこちらに向かってきたこと

 

などが挙げられます。

台風による被害といえば、土砂災害や高潮、床下浸水などが挙げられますが、今回は私が体験した「ミニマム」な被害対策を取り上げさせてもらおうと思います。

一般的な台風や豪雨による被害対策については、以下の記事でまとめていますので、良ければご覧くださいね。

www.bousai1000.com

www.bousai1000.com

 

個人的に考えた「台風による豪雨・暴風対策」について

 

ここで取り上げる対策法の根本は、先ほど挙げた4点です。

 

・マンションのベランダの窓が激しく震えたこと

・窓の隙間から雨が浸水したこと

・ベランダのバルコニーで排水溝から溢れ出した水が溜まり、ちょっとしたプール状態になっていたこと

・街の道路では傘や看板が空中を舞っていたり、転がってこちらに向かってきたこと

 

それぞれの状況で対応した対策法と、もっとこうすれば良くなるのでは?と感じたポイントをまとめてみました。

 

暴風による窓割れ対策

 

私の住む家はマンションで、比較的に窓は強度をもっていると思います。

それでも建築時の年代を考えれば(阪神淡路大震災以前)、今回のような最強レベルの暴風雨を想定して設計されたものではないことは確かでしょう。

なので、いつ窓が割れるかもしれないという恐怖に耐えながら、外で暴れる風雨を眺めるのは正直気分の良いものではありません^^;

そんなときに不安を解消してくれるのが「ガラス飛散防止フィルム」。

 

窓に貼りつけることで、万が一、割れた時の飛散を防止するためのフィルムです。

透明なので視界を遮らず、普段から付けておいても問題ないかと思います。

これならたとえ暴風でガラスが割れてしまっても、全面的な風雨の侵入は防げるのではないでしょうか?

もちろん一旦割れてしまったガラスなので、完全な防風・防水は無理でしょうが、とりあえず完全な崩壊は防げて、その上に新聞紙や段ボールなどを貼りつけておけば、急場は凌げるのではないかと思います。

この素材については、以前にも取り上げたことがある素材なので、詳細はそちらでご覧頂ければと思います。

www.bousai1000.com

 

窓からの雨水の浸水対策

 

窓の隙間からの浸水を防ぐ方法です。

我が家では、台風当日に気が付けば水が浸水してきていたため、何の準備もしておらず、かなり焦りました。

一番最初に頭に浮かんだのが「サイフォンポンプ」です。

水を移し替える時に使う「ポンプ式」のタイプで、イメージでいえば、灯油などの入れ替えなどで良く使われるものです。 

ただこれは頭に浮かんだだけで、自宅になかったばかりか、慌てて外に買い出しに出かけて探しましたが、近所のどこにも販売されていなかったので断念しました。

なので結局取った方法は、窓の下枠の溝に溜まった浸水をまずは新聞紙やタオルで吸いとった後、ビニール袋の中にスポンジを入れて、それで溝と枠の隙間を埋めるというものです。

これが意外と役に立って、その後はぴたりと雨水が浸水してくることはなくなりました。

スポンジはお中元で頂いた果物の緩衝材に入っていたものを利用し、スポンジが足りない部分はタオルを代わりに入れて埋めていました。

 

 

スポンジやタオルは伸縮性があるので隙間を埋めやすく、それをビニールに入れることで防水の役目を果たすという。

これを考案した時は「俺は天才か!」と自画自賛しましたよ(笑)

まあ考えてみれば、誰でも思いつくことですがね^^;

あくまで一例ですが、マンションなどの大きな窓からの浸水には、かなり有効な手段だと思いますので、今後の台風・暴風雨の備えにぜひ試されてはいかがかと思います。(次回はサイフォンポンプでの吸引を試すつもりです)

 

ベランダの冠水対策

 

マンションではベランダの冠水になりますが、一軒家などでは、玄関や庭に溜まった水をどう吐き出すか、もしくは侵入してくる水を防ぐか、ということにつながると思います。

先ほどの部屋の中の窓枠からの浸水程度であれば、取り上げた簡単な方法で防ぐことも可能ですが、屋外での冠水や浸水だと、もっと本格的な防水対策が必要になってくるでしょう。

我が家の場合では、排水溝からあふれ出した水が原因だったため、とりあえず私が外に出てバケツで水を汲みだして、別の無事な排水溝まで持っていく方法を取っていました。

人力で行えない量や、それが難しい場合は、排水ポンプのようなものがあると便利でしょう。

ほかにも「土嚢」という方法もあります。

前回の西日本豪雨でも、岡山や広島の民家では土嚢を利用して冠水を防いだニュースを見たことがあり、これもシンプルながら、効果的な方法だと思います。

土嚢作りを含んだ自衛隊の防災方法に関する情報が、以下のサイトで簡単にまとめられていますので、興味のある方は一度チェックしてみてください。(*タイトルは自衛官募集とありますが、ページのメインは防災情報になっています)

www.mod.go.jp

 

暴風で飛んで向かってくる傘や看板などから身を守る対策

 

今朝、排水ポンプを探しに、外に出た時に遭遇した「空を舞う折れ傘」を見て感じたことです。

誰かが破れて折れた傘を捨てたものだと思いますが、それが強い風で落ち葉やゴミに混じって回転しながら空中を舞っているのを見かけました。

さらにそれが私のほうに近づいてきて、傘の折れた金属部分が(尖っていた)顔にめがけて飛んできたため「危ない!」と思い、とっさに近くにあった円柱に隠れて難を逃れることができました。

もしあれが傘に気づかずに、そのまま尖った部分が頭や体に刺さっていたら、きっと大怪我になっていたことでしょう。

万が一、体の不自由な方や高齢者、小さな子供に向かっていれば、怪我のレベルは命すら奪うものになるかもしれません。

これを防ぐ方法は、もしそういった危険なものが暴風で飛んでいるのを目にしたならば、すぐにそこから離れること。

もし傘などをもっていたら、それで体(特に頭部)を守るようにして広げながら移動するのも一つの手だと思います。

小さなお子さんが暴風雨の状況で外に出ること自体はないと思いますが、どうしても移動せざるを得ないときは、せめてヘルメットなどを被るようにしたほうが良いかもしれません。

できれば防護ゴーグルなどあれば、目の保護のためにかけてあげるのも良いでしょう。

もちろん基本的には、そういった危ない物が飛んでいるのを見たら、まずはその場所から離れることですがね。

余裕があれば、風がやんだ時に、危なそうなもの(折れた傘や看板物など)を、風がこないような場所にまで移動させてあげるのも、地域の防災対策の一つになるのではないかと思います。

くれぐれも暴風雨で自分の傘が折れた時は、そのへんにポイっと捨てないようにしてくださいね。

 

まとめ

 

台風21号の情報と、自宅や自宅周りで感じた個人的な防災対策を紹介させてもらいました。

今回の台風は非常に速度が速いということで、今日の夜には本州を通過すると言われています。

その分、風や雨の威力は凄まじく、各地で大きな被害をもたらしていると思われます。

我が家でも午前から昼にかけて激しい暴風雨が窓を激しく叩き続け、「そのうち割れてしまうんじゃないか?」という恐怖に襲われていました。

幸い、これを書いている夕方(4時)には、雨風がかなり落ち着いており、ほっと一息ついています。

台風の目の中にあることが考えられるため、まだまだ予断は許しませんが・・

www.sankei.com

上記の記事は台風が上陸前のJR大阪駅の状況になっていますが、通過した後も、JRなどは線路の保守などで半日から一日は運行しないことが考えられるので、明日も引き続き通勤や通学には大きな影響を及ぼしそうです。

幸い私は自宅作業と外での仕事が半々のため、今日は自宅での仕事で難を逃れることができましたが、一般に会社でお勤めの方は、本当に大変な一日になったと思います。

今晩にかけてニュースで各地の被害状況が報道されることと思いますが、できるだけ少ない被害状況であることを願っています。

www.bousai1000.com

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