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千葉県で震度4の地震発生!東方沖のスロースリップ現象が原因か?

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6月26日午後7時46分に千葉県南部で震度4の地震が発生したようです。

headlines.yahoo.co.jp

さらに27日の午前4時16分から午後2時の間に、震度3から1の地震も続いているとのこと。

気象庁|地震情報

千葉県は今月14日にも断続的に地震が相次いでおり(最大震度2:計5回)、それらと併せた今回の地震は同県の東方沖で発生した「スロースリップ現象」による影響だといわれています。

 

スロースリップと巨大地震

 

冒頭のヤフーニュースによれば、

 

千葉県沖では今月「スロースリップ」現象が続いています。千葉県東方沖では、海側のフィリピン海プレートが陸側のプレートの下に沈み込んでいますが、プレートの境界がゆっくりずれ動く現象をスロースリップといいます。スロースリップが起こると周辺で地震活動が活発になると言われています。今後の地震活動に引き続き注意してください。

 

と報じていて、海溝プレートが陸側のプレートの下にゆっくりと沈み込んでいく現象のことを「スロースリップ」というようですね。

 

from: thelivingmoon.com

 

この現象が起きることで生じる地震は特徴があり、

 

・地震動の継続時間が非常に長い

・地震動の周期が比較的に長い

スロースリップ - Wikipedia

 

ということのよう。

地震の期間が長いということで、それが今月14日に起きた同県内の地震と今回の流れに当てはまると思われます。(14日~27日)

すでに14日に起きた同県内の地震の際に、政府の地震調査会は周辺の地震活動が活発になる恐れがあると注意を促していたようで、

 

過去にスロースリップが起きた際に地震があった範囲に含まれている。より揺れの大きな地震が起きる可能性もあるので、今後の地震活動に十分注意してほしい

千葉県内で地震が相次ぐ。スロースリップ現象で注意呼びかけ

 

今回はまさにその予測が当たってしまったということになります。

さらに同調査会は6月26日に、今後30年以内に震度6弱以上の地震の発生確率を推計した「全国地震動予測地図」を公開しており、その第一位となったのが千葉県となっています。

全国地震動予測地図2018年版 | 地震本部

このニュースを報じたハフポストによるデータによれば、 

 

千葉県→85%

横浜市→82%

水戸市→81%

根室市→78%

高知市→75%

震度6弱以上の地震予測、日本地図に当てはめると…⇒千葉市85%、横浜市82%

 

となっており、意外に関東以北が多いことに驚かされました。

これは「千島海溝沿いで発生するプレート間巨大地震および超巨大地震(17世紀型)を新たに評価し、今後M8.8以上の巨大地震の恐れがあると見直された(同サイトより)」とのことのよう。

これを見て南海トラフ沖巨大地震とは、また別の脅威が存在することに恐怖を感じました。

まさに日本は地震に囲まれた島国、それもすぐそこにその脅威が迫ってきているという真実感が、上記のデータからまざまざと読み取れるような気がします。

もちろん南海トラフの影響を受ける静岡県や大阪、名古屋なども高い確率で巨大地震に遭遇するとされており(大阪市→56%、静岡市→70%、名古屋市→46%)、高知市を筆頭とした四国の各都市も高い水準の地震の発生率になっています。(徳島市→73%、高松市→63%、松山市→46%)

ここに首都直下型地震の可能性も加わるということで、まさに余談を許さない状況が、今後の日本列島を待ち受けているということになるのでしょう。

 

まとめ

 

政府の地震調査会が発表した「千葉県の地震活動の特徴」によれば、

 

相模湾から房総半島南東沖にかけてのプレート境界付近で発生する地震、関東地方東方沖合のプレート境界付近で発生する地震と、陸域の様々な深さの場所で発生する地震です。

千葉県の地震活動の特徴 | 地震本部

 

としており、今後県内で被害をもたらす可能性のある地震としては、陸の地下で発生する断層型(鴨川低地断層帯)、海溝型(相模トラフ沿い)の可能性があるということで、今回の千葉県の地震は同県東方沖での海溝が原因の一つになったものといえそうです。

 

 

さらに千葉県は「首都直下地震緊急対策区域」に指定されているだけでなく、県内の沿岸部18市町村と3市町がそれぞれ「南海トラフ地震防災対策推進区域」「南海トラフ地震津波避難対策特別強化区域」に指定されていて、最も危険度が高い大型地震二つに被る地域になり、今月14日から続く断続的な地震は、何かしらを暗示しているように思えます。

とはいえ、危険なのは日本全国どこでもそう。

先週発生した大阪北部地震も巨大地震の前触れともいえますし、太平洋側沿岸部、日本海側も数年前の鳥取地震、九州も熊本地震がそれぞれあり、どこにいっても予断は許されない状況であることには違いありません。

大切なのは、いつかは必ず地震は来るものだということを認識し、それに向けて準備を整えておくことでしょう。

防災用品や備蓄用の食料や水の買い出し・点検はもちろんのこと、地元の自治体が主催する防災訓練に参加することや、住んでいる地域の防災マップにある避難地域を自分の足で実地に回ってみてみるなど、一般人にできることは数多くあると思います。

私の友人の一人は和歌山県の海沿いに住んでいますが、自宅のクローゼットには防災袋はもちろん、ライフジャケットと脱出用のカヌーまでいざというときのために用意しているとか!

沿岸部に住んでいるので、津波のことを考えれば、ライフジャケット(救命胴衣)は分かりますが、カヌーが果たして震災や津波のときにどこまで役に立つのか、かなり不明といいますか(苦笑)、とはいえ、その意識の高さは素晴らしいものがあると思います。

その心意気は「油断せず、常に臨戦態勢で不測の事態に備えておくこと」でしょう。

私自身も、ローリングストックを中心とした、個人で可能な日常の延長線上の防災準備を欠かさないように心がけていきたいと思っています。

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