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水に濡れても火が付く「防水マッチ」を紹介

2017年8月12日

防水マッチとは文字通り、防水加工を施したマッチのことです。

災害時では熱源探しに苦労することが多く(インフラが破壊されているため)、阪神淡路の震災の時にはガスが完全に停止していたため、調理するときや、水を温めるときは、ガスコンロを使っていました。

今回はそんな防水マッチを紹介していきます。

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防水マッチのレビュー

災害時はライターやジッポなど、身の回りで使う熱源はたくさんあったのですが、いずれも便利なので「虎の子」という扱いで、大切に使っていました。

ただそういった熱源は、風の強い日や雨の日など、屋外で使用するには不適切で、すぐに着火することも難しいことが多かったです。

しかも便利なので、あまり頻繁に使ってオイルやガスを失うのが怖かったものですから、どうしても慎重にならざるを得ません。

そういうときに役立ったのが、こちら。

防水マッチです。

震災前に勤めていたアウトドアショップで「これ役立ちそうだなー」と思って買っておいたのが、実際の災害現場で結構本当に役立ちました。

勤めていたアウトドアショップでは基本的に海外の商品が多く、これもその一つでした。

これは数年前にそのショップを再訪したときに購入したもので、見つけたときに「おおー!懐かしー!」と感激の声をあげてしまったほどです。(十数年ぶりの再会でしたから)

昔買ったときは「英語だし、きっとアメリカ軍の公式採用マッチなんだろうな」と勝手に思ってましたが、そのときに裏を見ると「フィリピン製」と記してあったので、ちょっとがっくりきた覚えがありますね(笑)

中身のマッチ棒。

先ほどの裏面の説明によれば、マッチ棒だけではなく、箱そのものにも防水加工が施されており、外側のケース、内側のケースと、それぞれに防水可能なようです。

マッチ棒もヘッド部分に特殊な防水処理が施されているので、15分間水に浸けても、きちんと水を切りさえすれば着火ができる優れもの。

この防水マッチを実際に災害現場で使ったのは、主に室内の「ろうそく」に火をつけるとき、ガスコンロの着火をするとき、避難場所のガレージでたき火をするときでした。

当時は冬場だったので、夜間などは非常に寒く、何人かで集まって廃材を集めて火をくべていた記憶があります。

幸い避難中に雨が降ることはなく、そのまま県外に出ることができたので、本格的に防水マッチが活躍する機会はありませんでしたが・・(これも幸いだったと思います)

ただわずかながら、緊急時の現場でこうした非常用のマッチを使った感想は、「なければあったほうが断然良い」ということでしたね。

まとめ

実際に使う使わないは別にして、こういう非常時のグッズが手元にあるというのは、心理的に非常に大きいです。

考え方や行動に余裕ができるというか、使える選択肢が増える気持ちの幅になりますよね。

最もベーシックなファイアースターターとして、一家に数個は確保マストですね!。

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