防災と災害について考えるブログ

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NHK 超絶凄ワザ!防災スペシャルで取り上げられた防災グッズを紹介!


毎週各界の凄腕の職人や技術者を呼んで、それぞれの技を競う対決型番組「凄ワザ!」。

www.nhk.or.jp

土曜日の午後8時15分からスタートいうことで、その前番組のブラタモリの流れで見ることができるので、この時間帯は自分的にはまさに「黄金の2時間」といえますね。

今回はそんな凄ワザな内容の中で、特に「これは使えそうだ」感じた防災用品を紹介したいと思います。

*2018年2月26日の放送分でレギュラー番組として終了しました。以後は特別番組で放送が行われるようです。

 

番組の概要

 

今週の凄ワザはこれまでに放送された防災関連の対決をまとめてみたもので、「おお、こんなものもあったのか」とか「そうそう、あのとき本当にそう思ったんだよな」とか、かつて経験した自分の震災体験に照らし合わせながら、食い入るように見入ってました。

紹介されていた防災グッズそれぞれに、技術者の思いや熱意が込められていて、ああ、こういうのが欲しかったんだよなあと。

コンセプトというのは具体的に述べられてませんでしたが、自分的には「軽くて持ち運びに便利」というのがそれにあたると思います。

特に足元の安全は災害地では非常に重要で、ガラスの破片や瓦礫など、足を傷付けてしまう素材に溢れています。

震災時は、たまたま外出していたときに罹災したので、服やもちろんのこと、靴もしっかりしたエンジニアブーツを着用していていて、瓦礫に溢れた街の歩道や道路をすいすいと移動できた記憶があります。

震災地となった東北の街でインタビューしてみると、皆さんおっしゃっていたのが、やはり「足元の危険」。

先ほど述べたように、瓦礫やガラス片から足を守るために防災シューズの必要性が出てきます。

そのため番組では通常の安全靴よりも、さらに頑丈で軽い素材で作られシューズ制作と発表していました。

 

防災用シューズ

番組で行われた実験では、安全基準でなんと基準値の2倍に達するほどの強度に達しています。

さらに千原ジュニアが実際に履いて履き心地を確かめましたが、履いて歩いてすぐに「かるー!」と目を見開いて驚いてました。

他にも耐踏み抜き対策として、釘を踏んだ時の強度を実験していましたが、これも安全基準の6倍という結果を出して、番組出演者一同を「うおーっ!」と驚愕させていましたね。

こちらの靴を制作したのは山形県のメーカーだったと思いますが、強度以外にも滑らない靴底の技術を使って、東北の冬の季節を安全に過ごせるような製品「最強ふだん履きシューズ」として奮闘中ということだそうです。

安全靴だと丈夫ですが、重いのが欠点で、女性や足腰の弱い年配の方だと、長時間の歩行には適していないかもしれません。

なので、こういう軽くて安全な靴は現場では重宝されると思いますね。

まだ実用化の段階とのことなので、現段階で一般の市場に出回っているかどうかは分かりませんが、ネット上には上記のメーカーさんの靴と性能が似たものがあるようなので、よければ参考までにご覧ください。

 

折り畳み式シューズ

番組内容からは少し外れますが、ネット上では「折り畳み式の靴」というのが防災用として評判が高いようで、調べてみたところ、なかなか利便性が良さそうなので取り上げてみました。

種類もいくつかあり、主にサイクリングやアウトドア用に使っている人が多いようですね。

折り畳み式なので、長期の使用や耐久性には難があるかもしれませんが、携帯できてかさばらないというのは、荷物をできるだけ少なくしたい防災時や災害避難時には、非常に向いていると思います。

靴底の薄さが心配であれば、釘の踏み抜きや、ガラス破片からの防護を想定した「インソール」をあらかじめ底に敷いておくことで対応可能ではないでしょうか?

個人的にも非常に欲しい防災用品の一つですので、ぜひ購入してレビューしてみたいと思っています。

【追記】

購入しました。下記に体験レポートのリンクを貼っておきます。

www.bousai1000.com

 

防災ヘルメット

ホームセンターに行っても見ることのできる防災用ヘルメットですが、通常のタイプは持ち運びに不便という欠点がありました。

番組で紹介されていた小学校では(おそらく東北の小学校かと)、災害時に頭部を守るためにヘルメットを教室の後ろにあるランドセルを置くロッカーに収納していました。

ただ大きさがあるので、先ほども言った持ち運びと収納に不便だという意見があり、できればランドセルに入るようなヘルメットの開発を行うことになり、番組に参加したメーカーが製作することになりました。

2つのメーカーが作成して実験の対決を行いましたが、僅差ながら勝利したものが、ダンボール製のヘルメットです。

完全にダンボールで作られたものですが、強度はかなりあって、災害時にも十分耐えられるようにデザインされていました。

ただ見た目が悪く、千原ジュニアにも「見た目はすこぶる悪い」と突っ込まれてましたね(笑)

防空頭巾のダンボール版のような感じですが、それでも当初のデザインよりも断然に恰好よくなっています。

シリカ被膜の加工を施して炎や水に耐性を持たせているので、軽くて熱や水に強く衝撃にも耐性がある上に、軽くて持ち運びが便利な素晴らしいヘルメット。

子供たちにも好評で、最後は枕にして寝てもらってました。(避難所用の枕としての機能も兼ね備えているようです)

こちらの製品は商品化しており、インターネット販売のみで取り扱いがあるようです。

【追記】

アウトリーチの防災用帽子を購入しました(下記に体験レポートのリンクを貼っておきます)

www.bousai1000.com

 

防災用靴下

これは完全にうろ覚えなのですが、今日の凄ワザでは防災用シューズと防災用ヘルメットのほかに「防災用靴下」というのも、軽く取り上げられていたような気もしますので、取り上げさせてもらいます。

移動しているときに雨が急に降ってきて、靴下が濡れてくると、非常に不愉快な気分になりますよね?

特に災害時では靴を履いたまま休むことも多くなるので、靴下が濡れていると疲れがとりにくいだけでなく、靴ズレや水虫など足の病気にもつながりかねないので、水を防ぐ靴下の存在は非常に大きくなります。 

こんな時に防水加工を施した靴下があれば、足の保護にはもってこい。

アマゾンでも取り扱っており、レビューでも好評のようですので、シューズ、ヘルメットと合わせて防災3種の神器として行動用に揃えようかなと思います。

ほかにも靴下の中か足裏に直接ベビーパウダーをつけておくと、長時間の行動でも不思議と疲れにくくなり、かつ足の蒸れを防ぐことができるので非常に便利です。

juntarouletter.hateblo.jp

 

災害現場で役に立つ防災用品

 

ここで少しばかり番組外の防災用品の紹介をば。

水や食料は大前提として、次に必要になるのは携帯用トイレではないでしょうか。

健康の大きな部分を担う排泄を無視して、避難生活を考えないわけにはいけません。

www.bousai1000.com

複数のメーカーが出しているので、環境に合ったタイプを選ぶと良いと思います。

くわえて阪神・淡路大震災の時に必要だなと思ったのが、ジャッキでした。

倒壊した家屋の中に埋まっている人を助ける時に、ご近所さんの一人が車から持ち出してきたジャッキで空間を開け、そこから挟まっていた人を引き上げていました。

普通なら消防隊員に任せるべき危険な作業ですが、震災直後のことでインフラ機能も壊滅状態だったため、救助が到着する前に自分たちでできることをしなければならなかったのです。

このとき私は屋外でロープをもって待機しているだけでしたが、後ほど救助の内容を聞き、「ああ、ジャッキとか救助用の道具も必要なんだな」としみじみ感じた覚えがあります。

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ロープ、災害救助用手袋など、救助するだけでなく、ガラス片や廃材が転がっている災害現場で移動したり、作業するときにあると便利だなと実感しています。

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もし二次災害で火災が発生した場合に備えて「避難用はしご」も揃えておきたいところ。

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ほかにも「災害時に、これだけは持ち出しておきたい!」というグッズをまとめて紹介していますので、良ければ参考にしてくださいね。

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まとめ

 

今回の番組では、防災靴と段ボールヘルメットが目玉アイテムという印象を受けました。

災害現場での釘やガラス片の踏み抜きを防ぐ中敷き、軽量で強度を持だけでなく、段ボール素材の優しい弾力性が魅力の同ヘルメットは、防災のあらゆるシーンで活躍すると思います。

災害後に個人で優先されるべきことは、とにかく生き残ること。

そのためには身を守るツールの存在は必須です。

ぜひとも続編を期待したいと思います^^